一昨日から昨日の深夜にかけて、積雪20cmを超える大雪となりました。
日中でも気温は10℃に届かず。
まだ道路に雪の残る中、相方と隣市のシネマコンプレックス迄、ライブビューイング:劇団☆新感線『髑髏城の七人・上弦の月』を鑑賞に。
昨日の朝は、道路がガチガチのアイス・バーン状態で、深夜から救急車のサイレンが、ひっきりなしでした。
相方も会社から連絡があって、本日は、休業ということで、お昼過ぎ・・・そろそろ国道の雪も融けてきた頃に自宅を出ました。
劇団☆新感線の舞台中継を映画館の大スクリーンで、見られるというので、手許不如意な現在、演劇は見たいが、先立つものが、心細い・・・都心迄、出向くには、電車賃、食事代といろいろと出費がかさみますし、なによりチケット料金が、高額なので・・・。
この『髑髏城の七人』は、初演から7年毎に上演されてきておりました。
今回で、何度目の上演になるのでしょうか?
IHI STAE AROUND TOKYO というハイテクな舞台設備もさることながら、基本的なストーリーは変わっていないものの、新しい作品へのリメイクが、魅力です。
従来では、同劇団の古田新太さんの当たり役でしたが、市川染五郎さんだったり・・・旬の役者さんの起用で、次々と新しい捨之介が誕生しております。
さすがに、生の舞台感には、及びませんが、舞台劇は、座席の位置が、鑑賞に大きく影響するものですが、ライブビューイングだと、一番の良席で、しかも俳優のアップ、衣装のディテールもよく見えるし、もちろん、オペラグラスも必要ないし・・・(何より、自宅から車で行けてしまう・・・という気楽さがあります)。
今回は、花鳥風月のシリーズの中から、『月/上弦』
福士蒼汰さん、三浦翔平さん、早乙女太一さんのヴィジュアル系の俳優さんたちが、回る?劇場で、臨場感あふれる新しい『髑髏城』を見せてくれました。
なかでも、天魔王役の早乙女太一さんの殺陣はお見事。
水を使った演出は、いのうえひでのりさんのお得意とするところでしょうか?
新橋演舞場の『朧の森に棲む鬼』で、血の雨を降らせた舞台を踏襲しているのでしょう。
休憩時間20分を挟んで、4時間の上演(上映)。
4時間みていても飽きさせることのない演出は、さすがでした。
18時開演だったので、終演は、22時。
まさに西に沈みゆく凍りついたような上弦の三日月と並走しながら、帰宅。
雪の残っている地道路は、アイス・バーン状態。
国道では、救急車とすれ違いました。
今朝は、マイナス8度の予報です。