台風15号の置き土産・熱暑の一日。
そして、秋の空。うろこ雲がいっぱい。夕刻より激しい雷鳴と雨。
暑さもそろそろ終局・・・。
昨日(9日)は、早朝から、相方と隣市シネマ・コンプレックスへ、『引っ越し大名!』を鑑賞に。
まだ台風の余波の残る月曜日の朝・・・なのに、映画館には、結構、ヒトがおりました。
映画『引っ越し大名!』荷造り開始!
引きこもりから、一転、引っ越し奉行に任ぜられ、引きこもり中に蓄えた知恵と仲間達の協力で、星野源演じる片桐春之助とその親友・鷹村源右衛門(高橋一生)が、難題を次々にクリア。
『超高速参勤交代』の延長上の作品のようです。?
引っ込み思案で、要領が悪い春之助は、書庫番というまさにうってつけの役職で、日々を穏やかに無難に過ごしているさなか、いきなり、引っ越し奉行に任ぜられ、費用も時間も人も足りない尽くしの中、前任の引越し奉行の息女・お蘭(高畑充希)の指南を受けて、日に日に成長していく姿をコミカルに描いていきます。
昔とは、違って、最近の俳優という職業も様変わりしたなぁ・・・などと思いながら見ておりました。
美男でも、美丈夫でもない・・・フツーの青年・・・見渡せば、街中で、簡単に見つけられそうな・・・ふわふわした、あまりやる気のない、ガツガツしていない、自然体?というか・・・おおよそ、俳優業で、主役級には、いなかったタイプのひとが、脚光を浴びるというか・・・今回は、星野源ですが、この方は、ミュージシャンが本業?でしたかね?
窪田正孝とか・・・濱田岳なんかも、そんなタイプかな?と思います。
ミス・キャストではないし、それなりに上手く演じてはいるものの、鷹村源右衛門役の高橋一生は、ちょっと違うんじゃないか・・・???どうみても武勇伝というよりは、知性派・・・ここでいう引っ越し奉行の方が向いているのかも・・・???それを敢えて、真逆の役を演じる・・・演じられるというところを見せつけたのか・・・しかし、どうみても優男。豪槍をブン回すキャラじゃないような・・・でも、全然、悪くない・・・というか・・・。
鷹村源右衛門役は、寺脇康文とか・・・そんなイメージの役者さんの方が、ピッタリなんですけどね。
監督の名前をみて、なんとなく納得。犬童一心監督でしたか・・・ああ、それで、BL?っつうか、衆道っていうか・・・それが、原因の国替えってのも・・・。
映画のハネた正午には、青空と台風本体からはぐれたような雲↓