雨のちくもり。
予想最高気温12度ということだったけれど、10度に届かず・・・。
本日は、午前中、映画『ダウントン・アビー』を鑑賞。
テレビドラマの映画化だそうで、かなり複雑な人間関係が、アタマの中で、把握出来ず・・・。
同じような顔、タイプの俳優が、同じような役をやっているので、見分けるのが難しく・・・。
それでも、英国貴族の雰囲気は、たっぷり。
ティータイムの陶磁器、20世紀初頭の衣装、宝飾品、調度品・・・随分とおカネのかかった映画で、ソレだけ見ても面白いかも?
イギリスのジョージ5世とメアリー王妃が、ダウントン・アビーへの来訪が決定。
様々な問題が、巻き起こる・・・。
まあ、ソレだけって言えばソレだけなんだろうなぁ・・・。
英国映画は、古くは、『モーリス』、『眺めのいい部屋』、『アナザー・カントリー』などを思い出し、その同じような時代背景、あの雰囲気・・・を、踏襲したような『ダウントン・アビー』。
貴族社会を描く映画は、このセピア色を帯びたような映像が必要なのは、あまり変わっていないようで、登場人物相関図が、混乱しても、俳優の顔の区別がつかなくても・・・ソレは、ソレでいいのであろう・・・(と思う)。
イタリアのルキノ・ヴィスコンティの描く貴族映画と違うのは、英国という(一応)島国と、イタリア(或いはフランス、北欧)といった大陸(コンチネンタル)風の違いなのか、そうではないのかは・・・定かではないけれど、明らかに、英国貴族は、違っているように思う・・・その一因は、やはり、ホモセクシャルを描くことなのかもしれない・・・つい最近(っていつ頃だ?少なくとも、20世紀中盤頃迄か?)頃迄は、帆もセクシャルは、英国では、重罪だったから、その辺の歪が、かのヨーロッパ大陸とは、ちょっと違う?のかもしれないし・・・?
まあ、そんなこんなで、幾分、分かりにくさ(というか、理解力の足りなさ)のある映画だったけれど(ドラマを見ていれば違うのだろうケド・・・)、音楽は、よかったし、映像も綺麗だったし・・・。