良く晴れて乾いた晴天。
午前と午後、居室裏の雑木林の中のアカゲラを観察。
かなり近くの木迄、寄って来てくれたので、写真を撮影したけれど、如何せん、旧式のiPhoneカメラでは、その姿を捉えることが、出来ませんでした。
双眼鏡で、覗いてみると、脚の付け根の緋色の羽毛の美しいアカゲラで、まんまるい目の可愛い顔迄、確認できました。
午後、街中へ。
市内南西部の道の駅で、柑橘(レモン)と焼き菓子を購入。
帰路、近所のドラッグストアへ寄ったら、道を挟んだ駐車場に、パトカーが止まっていて、おまわりさんと婦警さんが、なにやら、作業中。
その場所は、かつて家人が、自転車で、コケて、パトカーで、家迄、送り届けて貰ったことのある場所で、2時間前に、家人は、このドラッグストアから、さほど、離れてはおらぬ美容院迄、トコトコ歩いて出向いたのです。
美容院の帰りに、ドラッグストアに寄った可能性はかなり高いので、もしかして・・・また?と思い、急ぎ帰宅。
家人は、帰宅しておらず。
美容院にかかる時間は、1時間程度で、出かけてから既に2時間半経過中。
自宅玄関から道路に出るまでの20mの林道をトコトコ歩いていた家人は、もしかして、もう戻ってくることはないのかも知れず。
そんな心配が、アタマをよぎりました。
一応、入院の準備などもしておかねばならないし、最悪、お葬式かも?
なんで、いつもあのひとは、私を心配させるのだろう・・・と、心配が、暴走し、怒りがこみ上げ・・・。
私の心配事の80%くらいは、家人のことかもしれぬな・・・。
取敢えず、心配しても仕方が無いのだけれど・・・。二階ベランダから、林道を眺め、まず、何をしたらいいのか、考えました。
美容院に電話して、何時に終わったのかを聞いて、そのあと寄り道をするとしたら、ドラッグストアか、通り道の知人宅か・・・?
・・・なんてことを考えていると遠くで、救急車のサイレン。
ああ、もうダメだ。事故に遭ったのは確実だ。
私は、杞の国のひとなのです。
いつか空が堕ちてくる・・・と始終心配している杞の国のひとの遺伝子を色濃く受け継ぐ心配性。
起こりもしないコトを想定し、アレコレと心配の暴走が、始まる!
あああ!一体、あのひとは、何処にいるんだ!こんなことなら、GPSのスマートフォンでも買い与え、持たせればヨカッタのか(そうすれば、今度は、紛失の心配があるけど)?
などなど、杞憂の暴走は、際限もなく・・・。
そして、30分後、あの林道を、トコトコ歩いて戻ってくる家人姿を、発見するに至りました。
・・・私のあの心配の暴走は、一体何だったのでしょうか・・・???