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映画『シン・ウルトラマン』

2022-05-17 23:24:25 | 演劇・映画

どんよりなくもりぞら。

青空・・・何処へ・・・。

 

朝から県央へ。

夕刻より、相方と映画『シン・ウルトラマン』を鑑賞。

 

 

かつて・・・。

(これは記憶が曖昧なのですが・・・)ウルトラマンは、日曜日の午後7時くらいに、テレビで、オンエアされていました。

その時間帯、拙宅では、夕食の時間だったので、テレビをみながら、食事をしていたので、ウルトラマンは、別にどうでもいい・・・といった感じで、怪獣がどうの・・・特撮がどうの・・・ということには、全く興味なくて、むしろドラマ・水戸黄門の午後8時45分になると登場する印籠さながら、地上での滞在時間が、3分間で、のこりの30秒くらいで、スペシウム光線を放ち、怪獣を退治するウルトラマンをみて、

『なぜ、最初からスペシウム光線を発動しないのか?』

だとか、

『ウルトラマンは、強そうにみえない。顔がのっぺりしすぎていて、なんだか間が抜けている』

みたいな感想しかありませんでしたね。

 

・・・で・・・その『ウルトラマン』。

かの『新世紀エヴァンゲリオン』の庵野秀明監督が、リニューアルするっていうじゃありませんか・・・。

庵野秀明の『シン』シリーズ第三弾。

 

・・・で・・・その『ウルトラマン』。

コレって、たぶん、1回だけじゃ分からないのかもしれない・・・。

いやいや、1回どころか、何度見てもよくわからない『エヴァンゲリオン』。

字幕を追うだけで精一杯の『シン・ゴジラ』

完結編と言われた『シン・エヴァンゲリオン』

 

それにつけても・・・『シン・ゴジラ』は、まあ、置いておくとして・・・。

庵野秀明監督は、たぶん、『エヴァンゲリオン』から、乖離したいのではないか・・・などと思いながらみていました。

素材が『ウルトラマン』であろうとも、やはり、見え隠れする『エヴァンゲリオン』の影・・・というか・・・ウルトラマンという世界観の中に、好むと好まざると関係なく現れる庵野秀明の『エヴァンゲリオン』の造形。

 

シン・ウルトラマン役の斎藤工の無機質な演技。

はっちゃけた?長澤まさみ。

 

庵野秀明監督と関係あるのか、無いのかはわからないけれど、今年2月公開の実写『デビルマン』以来の駄作との誉?高い『大怪獣のあとしまつ』・・・

となんだか、妙にリンクしているあたり・・・。

ああ。やはり、怪獣は、ウルトラマンに、助けてもらわないとダメなのね・・・的な・・・。

 

なかなかに、奥が深い・・・というか・・・。

 

庵野秀明監督の『シン』シリーズ第4弾は、仮面ライダーだそうで・・・。