5月最終日は、日曜日。
今年の5月は、あまり雨が降らなかったような記憶があるけれど、台風なども接近したようで、なにやら、急に夏めいて来た気がする。
去る者は、日々に疎し・・・というか、仕事から離れて、何をするでもなく、ただ日々を流されている身にとっては、月日の立つのは、早い事、早い事。
眠りこけているうちに、あっという間の日々が過ぎて、この間は、あんなに寒かったのに、もう夏もまじかとは・・・。
眠りこける・・・と言えば、どうにも、疲労をリセットする・・・ということが、上手くできないでいたから、仕事を持っていた時には、随分と辛い思いをした。
翌日が、眠くて辛いのに、明け方まで眠れず、2時間か3時間・・・トロトロと眠ったかと思えば、起きて仕事に行かねばならないのは、かなりの拷問であった。
眠入るのに5分も掛らず、3時間か4時間眠れば、もう充分・・・というショートスリーパーが羨ましい気がする。
何だって出来そうだ。
それに比べて、入眠するのに、2時間、3時間・・・ヘタすれば、一晩中、眠りにつくことが出来ず、ちっとも眠った感じがしないし、眠ったと思ったら、なにやら、不安な感情に揺り起こされ、目が覚めてしまう日々である。
それでも、最近は、3時間くらいは、眠りが続くようになってきたのは、幸い・・・なのかどうか。
相変わらず、夢は、物凄い。
先日などは、自分の身体から、得も言われぬ芳香が立ち上り、これまさに、天国の香りなり・・・みたいに、よい香りのする夢をみた。
夢に、嗅覚がある・・・というのは、あまり経験がなくて、もしかすると初めてかもしれない。
阿弥陀や観音・・・天女や迦陵頻伽などが、現れると、よい香りがするのではないだろうか・・・?
↑こういうものが本当に存在するのかどうかは、わからないことだけれど・・・。
いまの処、現実を忘れる手段は、眠る事しかないようだし、読書などしても、なにやら続かぬし、また仕事に行くとなれば、それはそれで、厄介だ。
・・・第一、雇ってくれるところなど見つかりそうもないから、それはそれで、困っている。
八方ふさがり、四面楚歌とは、こういうことをいうのだろうか・・・?
せめて、夢の中だけでも、阿弥陀や観音の慈悲にすがりたいものである。