みぞれまじりの雨が、降ったり止んだり、一時陽が差すも・・・最高気温4度。冷蔵庫の中のような冷気。
寒い・・・。
薄暗い朝。
そとは、積雪。白い世界。
何処へも行かない。
何処かへ行く予定がない。
何処かへ行かなくていい。
終日を、家で過ごす。
午前中、うとうと・・・と眠り続けて。
夢をみた。
私は、夢の中で、いつも怒り続けている。
私が被った損害を責める、責める、責める。
全然、赦せていないんだね。
母の分とを併せても。
絶対、絶対、赦せないと・・・固く握りしめた手のひらの中は、憎しみが一杯。
手のひらを開いて、早く、ラクにおなりよ。
うとうと初めてまだ1時間なのに、長い長い夢。
執念深い蛇がいて、私の心の中に住みついているんだね。
小さくて、細くて、か弱くて、つぶらな黒い目をした綺麗な蛇だったのに、私の心の怒りと憎しみを食べて、随分と太ってしまったんだね。
ごめんね・・・。
でも、なかなか刺激的な味なのではないかい?
怒りと憎しみの味は。
わたしの怒りと憎しみの源泉は、もう見ないですんでいるんだから。
だから、もう赦しておやり。
開放して、解放して、手放して。
目が覚めて、手が強張る。
神経と免疫のイカれた・・・リウマチかな。
悪くない細胞に、総攻撃をかけられて、自滅する源泉は、怒りと憎しみ・・・???
かわいそうだね。
痛いんだね。
刺激的な味は、過ぎると破壊を招くんだね。
怒りと憎しみが消えないなら・・・せめて、静かに眠らせてやろう。
もう、無理に起きなくてもいいからね・・・。
少しだけでも眠りなよ。
寒い寒い氷雨降る日。
怒りと憎しみを思い出す・・・。