薄曇り。
本日の画像。
私の棲息する二階屋の自室のまどから、北側の雑木林の冬枯れの枝で、日向ぼっこをする土鳩(もしかすると、キジバトかも・・・?)。
去年の夏の終わりに、失職して以来、ほとんど一日中、自宅の自室にいて、北側の窓から、外を眺めていることが多いこの頃。
横臥していたら、強風の中、陽の当たる枝の上で、ゆるゆるしている鳥の姿。
地味な鳥で、周りの冬枯れした雑木林の中で、目立たぬように羽を休めているかのよう。
冬枯れの枝に止まる鳥は、周囲の色に溶け込むような・・・保護色というのだろうか・・・己の身を守るために、あんなに地味なのだろうか?
ずっと、見ていても、動く気配がないので、写真でも撮ってみようかと思い立ち、隣室のバッグの中から、コンパクトカメラを取りだす。
窓ガラスにレンズをつけるようにして、このカメラ最大の望遠で、シャッターを押した。
地味な鳥ではあるけれど、真ん丸いとび色の目が、可愛くて。
このコンパクトカメラには、連写の機能もあるのだけれど、操作が、難しくて、未だに、使いこなせていない。
もたもたしていたら、鳥は、さっさと飛び去ってしまった。
いやはや・・・やはり、私は、グズであるよなぁ・・・。
そんなことを思いながら、階下へお茶をいれにいったついでに、10か月ぶりに、体重計にのってみたら、ホンの少し体重が増えていて、42㎏になっていた。
日頃、全く動いていないし、日々のほとんどを、横臥している病人のような生活だから、もっと体重が増加しているかも・・・と思っていただけに、少し以外だった。
・・・そんなことも意に介さず、冬の日差しのぬくもりのなか、鳥は、幸せそうだ。
幸せかどうか・・・そんなことは、鳥には、どうでもいいことで、ひととき、羽を休める暖かな場所が、あれば、いいのかもしれないな・・・などと思ってみたりする。