底なし沼のような眠り・・・

寒風は吹きすさび、晴れ間に、妖しい黒い雪雲。
外気温４℃は、冷気が肺に痛い・・・。

そんな土曜日だけれども、実は、昨日から、床についている。

昨日の朝、ふと会計も一段落したし、疲れもピークだし・・・と思ったら、出勤するのがイヤになった。

金曜日の朝から、まるで、底なし沼に引きづりこまれるように、眠った・・・眠った・・・。

どうしてこんなに眠れるのだろう・・・と思うくらいに良く眠った。

それなのに、身体を起してみると、これも同じような形容詞で申し訳ないのだけれど、底なし沼のようなだるさに掴まれて、ふたたび、ズルズルと身体を横にしてしまう。

要するに、おきているのが辛い状況だ。

どうして、こんなに疲れてしまっているのだろう・・・。

仕事の量からすれば、減っているのは間違いないし、大した労力でもないだろうに・・・と自分に問うてみるものの・・・。

去年から続く、先の見えない不安だろうか？

だったら、そんなもの、どこかへ捨ててしまえ！

考えて、状況が良くなるのだったら、もうとっくの昔に光は、見えているだろう。

他人を羨んで、自分の不運を嘆いてみても、なにも始まらないというのに・・・。

眠れ・・・眠れ・・・眠っている間は、全てを忘れる・・・。

仕事も、ヒトも、今までの過去も、これからの未来も・・・なにもない眠りへ・・・。

底なし沼に沈み込め・・・。

眠りの底なし沼は、今一番、安心のできるところだ・・・。
時を止めることだってできる・・・眠っている間なら・・・。

何も考えず、今夜も、底なし沼に沈み込め・・・。