9月24日(火) 晴秋の日の ヴィオロンのためいきの 身にしみて ひたぶるにうらがなしポール・ヴェルレーヌの「落葉」、上田敏の訳詩で習ったのは、高校2年生の現代国語の時間であったか。早熟な文学少女であった私は、詩の向こうに垣間見える人生の憂鬱には、ほとんど頓着の無い、満たされた高校生活を送っていた。孫のゆきみやぎんしろうが、高2と高1で、この詩を知り、この詩の意味するところを汲んでいるかどうか。人生の深淵を除いたことがあるかどうか。ばば様をこの詩を教えてくださった高校教師に、初恋の思いを託していたのだよ。そう、あなた達と同じ年頃に… . . . 本文を読む
老女の闘病日記・日に新た日に日に新たなり
人はなぜ、病むのか?人はなぜ生きるのか?なぜ、死ぬのか?