6月9日(火) 曇
昨年の春先に買ったマンデビラのローズ・ジャイアントが冬越し出来ずに蔓から枯れ始め、直径5㍉ほどの主木も枯れ果ててしまった。
鉢は地しばりやドクダミの自生するがままにまかせてあり、やむなく買った今年の新苗を植えるべく、鉢を覆っていたどくだみたちを抜いたら、なんと!
根っこから、か細い新芽が出ているっ!
司馬遼太郎先生の『播磨灘物語』に、主人公・黒田如水官兵衛が、荒木村重の有岡城(伊丹城)のじめじめと暗く冷たい洞窟に囚われ、身体が日毎に衰え自ら誇っていたはずの知恵のはかなさをも痛感するに至るくだりが活写されている。
そんな状況の中で、官兵衛は洞窟の上から僅かに伸びてきた藤の花房に、自らのいのちを託し生きる希望をつなぐのだけれど、当時子育て中だった私は、なぜかいたく感動したのだった。
日に日に伸びてくる瑞々しい緑色の藤の花房と同じく、この小さなか細い新芽も、私の【生きる希望】である。
明日から毎日、養生してやって美しい花を咲かせよう!
咲くかしら?
咲かせたいね!
先月の22日に頂戴した、美しくも妖艶なアマリリスは、月を跨いで半月以上も誇らかに咲き続けてくれる。
2輪開いて我が家に来たこの娘は、すぐに4輪になり、最盛期には9輪もの花々が、美々しさを競ってせめぎ合っていた。
今は4輪を残すのみだけれど、それがまた、本当に華麗に美しいの。
夜の玄関先だから、フラッシュライトで色が弾けてしまっているけれど、ね。
昨年の春先に買ったマンデビラのローズ・ジャイアントが冬越し出来ずに蔓から枯れ始め、直径5㍉ほどの主木も枯れ果ててしまった。
鉢は地しばりやドクダミの自生するがままにまかせてあり、やむなく買った今年の新苗を植えるべく、鉢を覆っていたどくだみたちを抜いたら、なんと!
根っこから、か細い新芽が出ているっ!
司馬遼太郎先生の『播磨灘物語』に、主人公・黒田如水官兵衛が、荒木村重の有岡城(伊丹城)のじめじめと暗く冷たい洞窟に囚われ、身体が日毎に衰え自ら誇っていたはずの知恵のはかなさをも痛感するに至るくだりが活写されている。
そんな状況の中で、官兵衛は洞窟の上から僅かに伸びてきた藤の花房に、自らのいのちを託し生きる希望をつなぐのだけれど、当時子育て中だった私は、なぜかいたく感動したのだった。
日に日に伸びてくる瑞々しい緑色の藤の花房と同じく、この小さなか細い新芽も、私の【生きる希望】である。
明日から毎日、養生してやって美しい花を咲かせよう!
咲くかしら?
咲かせたいね!
先月の22日に頂戴した、美しくも妖艶なアマリリスは、月を跨いで半月以上も誇らかに咲き続けてくれる。
2輪開いて我が家に来たこの娘は、すぐに4輪になり、最盛期には9輪もの花々が、美々しさを競ってせめぎ合っていた。
今は4輪を残すのみだけれど、それがまた、本当に華麗に美しいの。
夜の玄関先だから、フラッシュライトで色が弾けてしまっているけれど、ね。
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