10月15日(日) 雨のち晴
降り続いた雨が止んだ夕方、徒歩20分余りのスーパーに買い物に出かけた。
黄緑野菜などを買い込んでドアを出たところで、「あら、ま。 北川市長!」。 北川裕之・名張市長が、バスケットに入れたティッシュペーパーを配っておられる。
日曜なのにスーツ姿で、「ご公務でしょうか?」「あぁ、『白い杖の日』の啓蒙ですよ」とおっしゃって、ティッシュペーパーをくださった。
こんな場面に出くわすと、俄然さくら♪の血が騒ぐ。
買い物をカートに載せて隅っこに押しやり、携帯カメラを構えたら、「あらら、お久しぶりですぅ、ads-TVの中尾記者に伊和新聞の千草記者‼」
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『国際白杖(はくじょう=白い杖)の日』は、1970(昭和45)年 に、世界盲人連盟(現:世界盲人連合/World Blind Union)により、「視覚障害への認識・関心を高めること」などを目的に制定された。
約170ヵ国の盲人団体が加盟しており、日本からは日本盲人福祉委員会が設立当初から加盟している。
同会では、視覚障害とはどのような障害なのか?
視覚障害の人たちはどんなことに困っているのか?
世界をバリアフリーにするためにどんなことができるのか?
…など、自立と積極的な社会参加で視覚障害者の生活の向上を目指している。
視覚障害者が持つ白い杖の意味や役割を多くの人に知ってもらい、安全に歩行、生活できるようになるとともに、視覚障害者に対しての理解をより深めてもらう目的を善しとし、記念日は2022(令和4)年に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
「10月15日は、国際白杖の日」と覚えておこう。
否、毎日が「白杖の日」であると心得て、目の不自由な方々のお役に立つように生きてみよう。
さくら♪は、主に駅のコンコースでだけれど、後ろから近づき「お手伝いしましょうか?」とお声掛けをしてから、杖を持っておられないほうの肘の下に、自分の手を添える。
この春も、新幹線の東京駅で、ころころスーツケースを左手にし、右手で目の不自由な青年の肘を支えながら、「白い杖が通りますよぉ」と歩行者さんに知らせ、「右に曲がりますぅ」と青年に伝えたりして喜ばれた。
お役に立てて、嬉しかった♪
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