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夫の生前、誕生日のお祝いに贈ったキーウィの鉢植えに、実が2つ付いているのをいたく喜んだ彼は、翌年には鉢から庭に植え替え、雌雄異株と知って雄木を買ってきて植えた。
なのに翌年から、実をつけることはなくなり、いたずらに葉を茂らせるばかり。
翌々年も、それから5年後も、夫が亡くなっても、キウィは実らなかった。
業を煮やし、「もう~! お父さんもいてはらへんし、実らないのなら切ってしまうよ!」と大きな声で言い聞かせたら、その年なんと、1個だけ、実をつけた。
その次の年は60個!
以来、雌雄のキーウィは、春になると互いに抱き合うように新芽を伸ばし、たくさんの花をつけるようになった。
5月。 夫の誕生日には、白い花が黄色くなり、やがてオレンジ色に変わってはらはらと散っていく。
美しい!
キーウィの花♪
亡夫の花!!
明日の誕生日を前に、深夜、帰宅途中のパパとママが寄ってくれた。
明日から留守にするので、1日早い誕生日のお祝いを言いに来てくれたのだ。
パパは独身の時から、当時住まっていた堺市から2時間近く車を飛ばして、仏前に花束を供え香を手向けてくれた。
夫婦が順に、静かに手を合わせて祈り、それから居間でお茶をしている最中、パパが再び立って行き、仏間でお鈴を鳴らしている。
「なんで、2回もお参りしてくれたの?」
「だって、もう、29日だよ。 ほんとうの、父ちゃんの誕生日!」
おっとっと~。
私って、結構気の回らない鈍感婆ちゃんなのでありました。(恥)
「やっぱり、早くにあっけなく逝くのが一番やね! こんなに慕ってもえらえるんだもの」
あはは、さくら、心にもないことを言ったりして。
「息子さんふたりとも、親孝行で良い息子さんですねぇ」と、日ごろ皆さま方に言っていただくことが多い。
「ありがとうございます。 息子もですけれど、なんたって、ママとかぁさんが賢いんですよ!」
これは、心から思って、そう言ってるんですぅ!!!
なのに翌年から、実をつけることはなくなり、いたずらに葉を茂らせるばかり。
翌々年も、それから5年後も、夫が亡くなっても、キウィは実らなかった。
業を煮やし、「もう~! お父さんもいてはらへんし、実らないのなら切ってしまうよ!」と大きな声で言い聞かせたら、その年なんと、1個だけ、実をつけた。
その次の年は60個!
以来、雌雄のキーウィは、春になると互いに抱き合うように新芽を伸ばし、たくさんの花をつけるようになった。
5月。 夫の誕生日には、白い花が黄色くなり、やがてオレンジ色に変わってはらはらと散っていく。
美しい!
キーウィの花♪
亡夫の花!!
明日の誕生日を前に、深夜、帰宅途中のパパとママが寄ってくれた。
明日から留守にするので、1日早い誕生日のお祝いを言いに来てくれたのだ。
パパは独身の時から、当時住まっていた堺市から2時間近く車を飛ばして、仏前に花束を供え香を手向けてくれた。
夫婦が順に、静かに手を合わせて祈り、それから居間でお茶をしている最中、パパが再び立って行き、仏間でお鈴を鳴らしている。
「なんで、2回もお参りしてくれたの?」
「だって、もう、29日だよ。 ほんとうの、父ちゃんの誕生日!」
おっとっと~。
私って、結構気の回らない鈍感婆ちゃんなのでありました。(恥)
「やっぱり、早くにあっけなく逝くのが一番やね! こんなに慕ってもえらえるんだもの」
あはは、さくら、心にもないことを言ったりして。
「息子さんふたりとも、親孝行で良い息子さんですねぇ」と、日ごろ皆さま方に言っていただくことが多い。
「ありがとうございます。 息子もですけれど、なんたって、ママとかぁさんが賢いんですよ!」
これは、心から思って、そう言ってるんですぅ!!!
記念樹のキーウィなんですね
初めてみました、キーウィの花。
実もおいしいのに
花もこんなにきれいなんですね
それにしても
キーウィの木も気合(おどし
実らせてしまうところは
さすが、さくら様
ご主人様とさくらさんの情愛の深さ、いつも羨ましく読ませてもらっています。
こんばんは。
お返事をしようと思いましたら、あらら、もう、こんな時間。
明日は、ぎんしろうの空手の試合で、午前6時起きなんですって。
ごめんなさいね。 もう、寝ますぅ。
明日の夜に、改めます。
メビちゃま♪ お久しぶりですぅ。
あの時、もう半ばヤケになっていました。
だって、築山と前栽の松の木は2本とも枯れかけて、ご近所の方や友人たちから、「縁起が悪いから、肥やしをやったら」、「水不測では?」、「牛の血を根元にやるのが、効くらしいよ」など、色々アドバイスをいただき、それらのどれも、しんどくておっくうで、試してみる気にもならず、当時の私はすべてを捨てたい心境でした。
なので、松の木にも言ったんです。
「お父さんに逝かれた未亡人だからって、バカにするんじゃないっ! 枯れるなら、さっさと枯れなさい!! 薪にして燃やしてやるから!!!」
2本ともに、幹を両手で押すようにして大きな声で言いました。
翌日は、「一人暮らしだからって、ヒトをバカにするんじゃない! さっさと枯れなさい!」
3日目も4日目も、同じことを言ってきかせました。
重いがんを病み、夫に逝かれ、情けなくて悔しくてせつなくて、それでもまだ私に、過酷な人生を天は与え賜うや?!
怒りの矛先は枯れかけの松と実らないキーウィに向かったのでした。
なぜか、松はやがて青々と茂り、キーウィも実をつけるようになりました。
念ずれば花開く!(少し違うかも?)
人も木も、同じ自然界に生かされている存在。 共通の言語で語り合えるのでしょうね!(大分違うような?)
★るりこさん♪ こんにちは。
キーウィノ花は、直径3~4㌢ほどの白い花です。
やがて花びらは黄色くなり、最後はオレンジ色になって、はらはらと散ります。
今キーウィは、はや直径1㌢あまりの実に変わっています。
でも、摘果の名のもとに、いずれ、小さい不良果を取ってしまいます。
そんな心痛む季節もあり~の、実る喜びもあり~の、亡夫と語り合ったりし~いの、いずれにしろさくらには、大切な木なのですぅ。