さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

🎵 「あなたみたいな難しいお姑さんに合わせて、 啓ちゃん、良く出来たお嫁さんやね」と言われて24年!

2020年03月11日 23時40分06秒 | さくら的非日常の日々
3月11日(水) 曇のち晴

夜来の雨が少し残り、やがて曇り空から晴れ間に移って、夜には昨夜見損なった満月が、少し真円を欠いてはいるけれど、中天に鮮やかに大きな紅色円を描いた・

あぁ、Luna Rossa♪
紅い月よ。

フランス製のシャンソンだと理解していたら、なんと、ルナ・ロッサって、イタリア語で「紅い月」。
イタリア製のシャンソンですって。
 
シャンソン歌手、宇藤カザンさんに、情感豊かな下記の訳詞がある。
一部抜粋させていただき、夜の空に向かって歌う。

26年前、私を置いて空の彼方に飛び去った、あなたに向かって、

寝静まった街に風がそよぎ
私は想い出に身を委ねる
褐色の夜にあなたのことを話してくれる
私のたった一人の友、それは月

それが出来るのはあなただけ
赤い月よ
今宵もあの人が心変わりせず
いつまでも私を想ってくれているか
私は知りたいの

赤い月よ、あの人はいまでもひたむきな気持ちなのかしら?



午後9時前に、お誕生日のプレゼントを持って長男宅に行く。
今日は、ママのお誕生日なので、大阪で買ってあった大人可愛いチュニック丈、五分袖のスモックスタイルを届ける。
「ママ、レイヤードにして着れば、よく似合うよ♪」

今日でン歳。
なんと、私が多重がんを病み【余命半年】を受け入れ、過酷な抗がん闘病で常識の範囲を通り越した嘔吐に苛まれ、ベッドに顔を埋めて呻いていた頃。
「あの頃が、今のママの歳なのよ」

「どうぞ、毎年のがん検診を、必ず、必ず受けてね!」

帰り道もまた、月に向かって歌いながら帰る。

赤い月よ、あの人はいまでもひたむきな気持ちなのかしら?


                               

夕ご飯は、鶏むね肉と野菜のソテー。
味付けは、オイスターソース、ハーブソルト、黒酢。

一人で楽しく♪
ほんとだよ!


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