以前から気にかかっていたユーティリティ (単なる物置ですぅ) の改装工事が始まった。
厳しい寒さの中、太田建装さんが錆びかけてきた裏庭の物置小屋の波板トタンを剥がし、乳白色のポリカーボネート製の波板トタンに替えていく。
はじめて大阪都心の新聞社にフルタイムで勤めることになった四半世紀もの昔に、当時流行ったユーティリティ (家事室) なるものを、裏庭に作った。
外側から見れば、家の側壁にすがりつくような趣きのトタン張りの物置小屋だったが、木の建材で内張りをし、当時飼っていた3匹のペルシャ猫のために、2か所にドアと大きな窓を付け、そのいずれもに網戸を特注して、猫たちの夏の暑さ対策とした。
私は単に、夜になっても洗濯物を干しておける利便のために欲しかっただけなのに、夫は、猫たちのために猫にはもったいないような小屋を作ったのだった。
※あ、亡夫が直接作ったわけではなく、大工さんの中野さんが、トン、トン、トンと。
かくして6畳間ほどの広さのユーティリティは、全自動洗濯機が我が家にやって来た頃から、猫小屋、物置小屋に変貌し、夏にはたまにムカデの出現に出くわし驚き慌てる仕儀にも相成った。
とにもかくにも、もう、改装の時期を過ぎてしまっている。
コツコツとお金を溜めて、やっと今日の工事に至った次第なのだ。
「このトタンは、金槌で叩いても割れません。 ほら、このとおり!」
もう、永久に張替えの必要はありません、と大田さんは胸を張る。
おっ、と、とと…。
あはは~。 たまには張り替えて、人心一新を。
2月18日(月)
カキ~ンと凍てつく昼下がり。
やはらかな陽光を受けて、雲母の切片のような小雪が舞い落ちる。
きら、きら、きらり。 きら、きらり。
…おぉ、これは!
なんとありがたい、天からのくだされもの♪
前夜から「季刊・金つなぎ」の取材依頼、原稿依頼に追われ、また松阪の亡姉の損保解約のための印鑑証明だの、郵便局の雑事などが重なり、午後1時からの踊りのお稽古に、3時のおやつから参加する始末で。 皆さま、お行儀が悪くて、ごめんなさいね。m(_ _)m
太田さんの仕事も、今日中には終わらず、明日から1週間出づっぱりの私は、「お茶の用意も出来ないけれど、よろしくね。 ごめんなさいね」
今日は一日、あちらこちらで、ぺこ、ぺこ、ぺこり。 m(_ _;)m
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