2月2日(土)
早朝から水野造園さんが庭仕事に入ってくれたので、社長と下草刈りなどしてくれるおばさんの姿を見慣れないみるくは、家の中で 「すわ、不審者来る!」 とばかりに、目で追い、走り回って威嚇し、ほんと、忙しいこと!
築山の松作りから始めて、手際よく庭木が剪定され、その都度木々の喜びがズンズン伝わってくる。
命の洗濯…。
「奥さん、大将の水琴窟、美くしゅうしたよ。 ホラ、ええ音してるわ!」
夫がこの家を新築したおりに、「どうしても作りたい!」 と言い出した水琴窟。
水野社長は京都や松阪を訪ね、旧家に現存する水琴窟を見て回り、庭に直径1.5㍍ほどの穴を掘り、伊賀焼きの大甕を伏せて底に穴を穿ち、筧から水道水をチョロチョロ流す水琴窟の仕組みを作ってくださった。
今から35年前、たしか、65万円の経費を費やした。
”住宅ローンの支払いも始まるというのに、このひと、いったいナニを考えているの?”
私の心中は複雑であったが、夫の夢がひとつ叶って、満足でもあった。
私は、夫の喜ぶ顔を見るのが、好きであった。
彼を見送って、はや14年。 夫の喜ぶ姿をいろいろ思い返して楽しい早春である。
庭の雑草の下に、おや、もう蕗の董! 春は、すぐそこに…♪
前栽の松も、さっぱりと作られていきましたぁ。
天国のお父さん、見てますか?
朝から、病友の訃報が2件届いた。
なぜか、冬に逝く人が多く、また、休日に去っていかれることも多い。
冬の厳しい気候が生体の免疫力を低下させ、また、遺族の都合に合わせて生命維持の医療に幕が下ろされるからであろうか?
逝く先に、翩翻とひるがえる金つなぎのピンクの会旗!
逝友が身に纏って、駆け寄ってきてくれる、その姿はピンクのはっぴ!
がんと闘う私たちの 【戦闘服】!!!
逝くひとよ。
あの世は、この世の、続き世にして、先に逝かれた先輩方が、あなたをどんなにか手厚く迎えてくださることでしょう!
私は、自分が逝く日のことを考えると、楽しくてうれしくて、つい、歌いだしてしまうのです。
目を瞑れば、ピンクの会旗とピンクのはっぴの仲間が、はっきり見えるから。
次の世が、安らかで苦しみのない世である! と、信じられるから。
夜は、みるくを連れてパパ宅で焼肉パーティ♪
T先生から、思いがけず和田金のお肉を頂戴したので、一家5人が、「おいし~い!」、「やわらか~い!」、「ん~、ジューシー」
「ほんっと、幸せやねぇ」 と言い合う我が家族は、食にメがない至って単純な面々なのであります。
あの世は、この世の、続き世にして、先に逝かれた先輩方が、あなたをどんなにか手厚く迎えてくださることでしょう!
お初におじゃまします。
母を亡くして、以前からこのサイトをのぞかせてもらって、「きっと良くなる、必ず良くなる」と言い合って闘病してきましたが、母が亡くなったいま、この日のブログを読み、泣いてしまいました。号泣してしまいました。
母があの世で、手厚く迎えられていると知って、心がやすまりました。
はじめまして。
このサイトが母上さまとあなたの、少しはお役に立てたようで、嬉しいですぅ。
ほんとうに、「あの世は、この世の、続き世」なんですよ。
私は、固く堅く、信じています。
この世を生きるのも、あの世に生きるのも、思いはひとつ。 誰もが、幸せで穏やかに生きられますように!
母上さまは、いま、あの世で、金つなぎの逝友に囲まれて、あなたのお噂をしながら、痛みや苦しみのない日々を楽しく生きておられます。
難有り、有難し!