♪ 金銀綴れ綾錦、 昔を今に為すさくらかな！

１２月７日 (月)

冷え込み厳しく師走の気配も色濃く、吹く風もいと寒し。

ほかほかカイロを背中とお腹に貼り付け、京都経由で滋賀・大津に向かう。
今日は、酒販コンサルのＫＬＣ本社に伺う。
毎月１回の木村周二代表との編集会議、ミーティングが午後２時から予定されている。

名張駅を出て暫く…、赤目あたりの山々が紅葉の季節を終え、黄落の時を迎えている。
美しかった名張の山々がはや枯れ初め、冬支度を急ぐ。
生来美しくもないさくらだけれど、はや人生の黄落の時を迎えている…と、今年こそは心底思い知った。

ほんとうにこの一年は、【よくもまぁ、これほど度々失敗を重ねたことよ】と我ながら呆れている。
失敗の度に、なぜか天帝の䑓(うてな)に抱き取られるように、ことがうまく進んでいく。

だからと言って、決して慢心しているわけではないことを自らに問い直し、反省し、またまた新たな失敗を重ねてしまう。
生前の夫に、「反省するだけなら、猿でもするよ」とよく笑われていたっけ。
慌てもん、勝手もん、思いこみ屋、うっかり屋。
そのあたりが、原因なのだろうと大方の察しもついてはいるのだけれど、懲りない。
ほんとうに懲りない！

そんな２００９年もあと少しで終わる。
もはや、掉尾を飾る、何て事は叶わぬ夢だけれど、「黄落」を」受け入れ、最後の一葉まで、悔いなく散らす！

そんな楽しいことを考えているうちに、あっという間に滋賀・堅田に到着～！