♪早朝、銀座から青山を抜け赤坂ご用地へ

　　　　　　　　　　　　　　４月１８日(水)

朝日を浴びて、今日は赤坂ご用地の清掃奉仕だ。　

いたましくも、心病ませたまうと聞く日継の御子の媛の、安らかな日々を願いつつ、ひたすら清める。

ナニをしたかって？
説明を聞き、記念写真を撮って、それから道路や植え込みの草を引き、落ち葉を掃き清め、集めたゴミをゴミ捨て場に運ぶ、繰り返し…

その間、東宮御所に伺い、玄関横の接見所にて、皇太子殿下の　「ご会釈」　を頂く。
今日の参加４団体の計１７０人ほどが整列し、団長が皇太子さまと言葉を交わす得難い機会だ。
村林団長の声が震え、涙ぐみつつ会話する様子が他の団員の涙を誘う。

「三重は、地震が大変でしたね」、「はい。　ドン、ド～ンときました」
終って、「神の眼をしておられたわ！」と団長さんは興奮気味だ。

セピアのジャケットにオフホワイトのパンツ姿で、我々に対し１メートルほどの前に立たれ、ひたと相手の目を見てにこやかに話される日嗣の皇子は、清しく朗らで、凛々しく優しく…

一方で、数々の週刊誌報道などが伝える虚実皮膜の間の情報を思い返しては、「おいたわしいわ、ね」と、ひそひそ話し合う参加者たち。
さはさりながら、約５分の儀式に、皆、満足したのでありました。

だって、日本人だもの。