3月11日(月) 晴
夕方、踊りのお稽古着のままアップル歯科に行った。
1時間後、ついでのお買い物を済ませ、ころころバッグを引いて帰宅し、うっかり門灯を点けないまま出かけたせいで足元の暗い玄関の石段を、駒下駄で踏み外して転倒し、おでこと鼻柱をしたたかに打った。
鏡で見たら、額に擦り傷、鼻の頭と鼻柱にも擦り傷が出来ている。
以前、バイク事故に遭った時に、近くの秋山整形外科のDrに、「最近の外傷手当ては、消毒した後にラップを張って外気を遮断して治します」と教わり、「えっ、食用のラップですか?」「そうです!」とやり取りをした。
なので、ちりちりピリピリ痛む顔全体をアルコール綿で消毒し、鏡に映ったわが顔を眺めたら、おでこと鼻の頭のほかに、低い鼻柱にも擦り傷があって、思わず笑ってしまった。
「どんな器用な転び方で、こんなところに傷が出来るの?」
自分にツッコミを入れたのは、石段の鉄平石に凸凹があるとはいえ、高低差が1㌢ほども低い鼻柱の傷は、どう考えてもおかしい。
自分で自分の怪我をひとしきり楽しんでから、大袈裟にラッピングして、金つなぎのグループLINEに「お笑いください♪」と流した。
皆さまから、お見舞いのメールが相次ぎ、義妹の美代ちゃんからは、すぐに電話がかかり「もう~、心配させないでよね!」と叱られもしたけれど、この有り得ない傷の付きように、「笑うしか無いよね」
ところがその後、病友のゴトウ氏が同じグループLINEに、「お大事にして下さいませ。頭を打ったのなら脳神経内科の診察も受けておいた方が良い気がします。昨年私も事故で頭を打ち、全く大丈夫と思っていたのに、3か月後に硬膜下出血と頸動脈狭窄症が見つかり両方の治療を受けることになったのでした。幸い硬膜下出血は自然治癒し、頸動脈狭窄症のみ入院治療しました。ご回復を祈っています 」と、律義な性格そのままに忠告してくださった。
さっきまでこのたびの不思議な傷の付きようを笑っていたのに、硬膜下出血の事例を知って、「あるかも?」と心配になった。
先般の友人の転倒による大腿骨骨折と言い、このたびの私の顔面擦り傷と言い、高齢になるにつれ誰にも起こり得るアクシデントである。
これ、さくら♪!
自らの失敗を笑いのめして、重い病状を抱えておられる皆さまに少しでも氣分をラクにしていただこう・・・なんて、余計なお世話!
老後の人生は、文字通り【脚下照顧】を忘れず、出かける時は必ず門灯を点けていく。
アップル歯科の待合室には大きなディスプレイが設置され、歯に関する多様な情報が流れている。
『メタボリックドミノ』。
メタボリックシンドロームとドミノの合成語で、生活習慣の乱れが、次々に歯科に関するマイナスのドミノを形成する、とアラームを鳴らしているのだ。
メタボリックシンドロームの和訳は、「内臓脂肪症候群」。 内臓脂肪型肥満に加えて高血糖(糖尿病)、高血圧、脂質異常(高脂血症)のうちいずれか2つ以上を併せ持った状態のことを言うそうだ。
肥満ではないけれど、糖尿病と高脂血症、加えて最近は高血圧(165~67)も出来してきた。
まさしく、メタボ・ドミノのど真ん中を生きている。
ほとんどの現代病の原因となる「生活習慣」と真摯に向き合い、正し、明るく前向きに、志高く生きてゆこう!
うん!
おはようございます
なんたる事をでしょう!
僕も人に言えない怪我もありますが
注意してお暮らし下さいませ。
心身ともに頑健(?)なさくらさんのことですから日にちの経過とともにあっという間に回復される事と思いますが、花咲のラップが少し邪魔で見えにくくなることもあるかと思います。
なお一層のご注意を・・・