さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪ 「 先生、 お久しぶりですぅ 」、 熟女 (老女) 3人は、 いそいそと調理にかかる

2016年02月25日 20時36分09秒 | さくら的非日常の日々
2月25日(木)晴

晴れた青空に、流れる白い雲。季節は、確実に春に向かっているというのに、風の寒さ、冷たさと言ったらナイの。

ったく。
『早春賦』の歌のとおりだね。

午前8時の急行で松阪に行き、明後日に迫った亡夫の二十三回忌法要の所用に備えて、銀行で預金をおろす。
「御仏の供養の入用を、ケチケチしてはなりません」と、長男夫婦に伝えてある。

「そのために、ばぁばは自分は贅沢をせずに暮らします」とも。

でも、何時のことであったか、「わたしのお葬式には、ピンクのお花を100万円分飾って、皆さまに貰っていただいて、ね」と頼んだら、長男夫婦が「そんなぁ!」、「ウチの祖母のお葬式のときに…」など言って、わたしの希望に沿ってくれそうも無い。

そのことを次男に愚痴ったら、「…なら、お葬式の希望をすべて書いておいて。 そのとおりにするから」と確約してくれた。

未だに、1行も書き残せては居ないけれど。

                      ◆

学友にして病友の紀久ちゃんと、典ちゃんに合流。
紀久ちゃんの車で、津市の楽々窯に急ぐ。

午前10時過ぎに到着。
「まずは、コーヒーブレイクを。 明石の姉から届いたたこせんべいがおいしいですよ」、「この櫻饅頭はいかが」

陶芸よりは、口福に手が伸びる。
…これ、これ!

         

紀久ちゃんが、北海道旅行のお土産にと、ほたての佃煮を持参され、炊き立てのご飯に混ぜてかやくご飯の出来上がり!

         

正夫義兄さんからは、猪肉の味噌鍋!
ほかにたまねぎ、人参、ごぼうにキャベツ…
上州・下仁田の太い葱!


         

猪肉のハム、鳥羽・茂七屋製さんまのあらめ巻き、典ちゃん手作りの椎茸の旨煮♪
いずれも、美味・満足。

         

小学3年生の来夢くんが、「タカクスのおじさんみたいになりたい」と、自転車でやって来た。
課外授業で、鉛筆を10秒でけずったらい、陶器を焼いたりされる姿に憧れ、毎日のように通ってこられるのだそうだ。

器用に五月人形のかぶとを仕上げ、門限が午後5時だから、と風のように消えていかれた。

         


午後6時。
いつものように、伊勢中川駅前の肴茶屋「永楽座」に落ち着く。
お仲間の美代ちゃんが逝かれて、本当に寂しくなった。

「皆さんのお好きそうな突き出しにしました~」
ふろふき大根の肉味噌かけ、筑前煮、ひじきの煮付け、茹でエビ。

ん~、満足♪

お2人はゆず茶、さくらは黒霧島のお湯割りで、故人に献杯!
美代ちゃんのお好きだったとろろ芋のステーキも、もちろん。

         

シメは、天巻き。
大きな海老の天ぷらを巻物に仕立て、ごぼうの味噌漬けと紫蘇のゆかりが、絶妙の味のコントラストを醸す。

尻尾の見事さも、ひとしお!
「海老殻には、キチンキトサンがいっぱい。 紀久ちゃん、典ちゃん、ぜひどうぞ♪」、
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