8月14日(日) 曇時々強い雨
毎年1年間に5回、家族で鳥羽と松阪にあるご先祖さまの墓参を欠かさない。
母親を余命半年の多重がんで看護しているさなかに、たった4日の入院であっけなく父親を見送ることになった、二人の息子の言葉にできないほどの無念と悲哀。
折しも抗がん闘病中で、逝く夫をなすすべもなく見送らざるを得なかった妻・私の口惜しさ、情けなさ。
それらが、贖罪の気持ちとなって、墓参となる。
もう、27年も前のことなのだけれど、母子3人の癒えない傷の癒しが、墓参であるように思う。
亡夫の初代、二代のご先祖は、鳥羽の西念寺さんの山墓の一番高くにあって、眼下に鳥羽の街並みが見える。
長男が、ラーメンが食べたい、というので名代のお店に行く。
冷やし担々麺と餃子を4個。
…って、81歳のランチかなぁ?
松阪に戻り、清光寺さんで亡夫の墓参中に、姪の由美子さんと長女のこずえさんと夫君の豊田氏が来てくださった。
煙草好きであった「おじちゃん」に、豊田氏がメンソールに火を点けて供えてくださった。
ありがとうございます。
恒例の墓念仏の時間は午後5時からなので、余裕の出来た時間に、小学校の親友で早逝された生子ちゃんと、高校時代からの親友・典ちゃんのお墓に回り、ひとり静かに般若心経を捧げた。
お盆の今日、この世に戻られたお二人は、どんな話をされるかしら?
お二人とも、きりきりしゃんの女丈夫でいらしたから、さぞかし今の私に溢れる元気をくださるに違いないと思うけれど。
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