7月30日(金) 晴
昨日に続き、今日も大阪に出る。
三重県から奈良県を通って大阪へ。
現役のころは、三都物語と洒落ていたけれど、後期高齢の年金暮らしの身の上では、交通費往復3000円超がシャレにもならない。
NETで見つけた貸し会議室で皆が出会うのに手間取り、第二大阪警察病院の山本看護師さん、リハビリ科の技師さんのご指導で、パワーポイントの画像で学び、オンラインウォーキングの実地指導を受ける。
顎を引き腹筋を意識して足をけり出すように真っすぐ伸ばして歩く。
慣れないこともあって、右手右足が同時に出たり、歩き方が可愛くて「はい、いいですよぉ。 その調子・・・」と言いながら、見学しておられるらしい関係者の皆さまの笑い声が重なる。
嘲笑の笑いではなく、共感の笑いなので、勇気をいただき、また励む。
金つなぎは、皆、好奇心とやる気は満々なのですぅ。
じんわり汗ばむほどの運動量で、ウォーキング、スクワット、椅子からの立ったり座ったり。
一人で取り組むのは継続しにくいけれど、こんなふうに仲間とチェックしあってリハビリ専門の技師さんにチェックしていただき、アドバイスをもらえるのは、ほんとうにありがたい。
Wi-Fi完備でプロジェクタ―も無料の好条件。清潔場部屋に滅菌ウェットティッシュが完備してあるのも、時節柄。
1時間、たっぷり体に言い聞かせた今日のストレッチ。
主担当の山本桂子看護師さんからは、「ありがとうございました。何度も繰り返していくうちに、良い学びに私たちもなっています。定期的に行っていけばよいと思います!」とのコメントを頂戴し、金つなぎからも深甚のお礼を申し上げた。
がん予後の養生は、まさしく高齢化と向き合うことである。
器官のフレイル、全身のロコモティブシンドロームなどに立ち向かい、負けないための小さな第一歩が、「ウォーキング、スクワット、椅子からの立ち座り」であることを学び、患者会として日々の取り組みにしていきたい、と思いを新たにした。
仲間の絆と継続の力を信じて!
ランチは、名代美々卯のにぎわい膳(2240円)。
京料理のようなしつらえに、わんこそばスタイルのお蕎麦が3段。
お代わり自由なので、お代わり・・・。
してしまいましたぁ。
中で秀逸だったのは、ほおずきに見立てたヤマモモの蜜煮。
蕎麦湯を濃く淹れなおしていただき、今日の美々卯は、美味・非日常!
『予後を大切にする』という事の基本や大切さを指導する方もされる方もお互いに学んだという一日だったようですね。
本当に身近なことから始められる事を知り、無理なく継続することができれば・・・と思い、実践できれば心身共に更に健康になれるような気がします。
みんなを引っ張り、まとめるリーダーさくらさんは
その役目を厭わず自ら率先できることにまたまた敬服・・・ですよ。