白鵬が引退する。同じモンゴル出身の新横綱の照ノ富士が秋場所で優勝したので、良い機会と思ったのだろう。勝ち進む白鵬に、やっかみの声も大きかった。「勝てばいいというのは相撲じゃーない」と先輩は白鵬を非難していた。
あんな大きな身体でぶつかり合うのだから、ケガをしない方が不思議だ。必死になって勝ち続ければ、文句が出るのも仕方ないかも知れない。何しろ、強い者が好きなのに、判官びいきがあるように、弱い者に味方する心情が日本人には流れている。
自民党政権が続いているのも、自民党内で保守的な勢力と革新的な勢力が時々交代するから、政権が野党に渡ることなく国民を満足させているのだろう。コロナ禍とは関係ない気がするが、気に食わない人や行為をやたらと非難する傾向がある。
小室圭さんがアメリカから帰国した。それだけのことなのに、「テレビで報道するから」とカミさんは待ち構えている。何がそんなに関心があるのか、私には理解できない。小室さんが髪を後ろで束ねている姿に、「皇室に関係のある人がすることではない」と非難する人もいる。
眞子さまとの結婚も、「許せない」とか「キチンと説明せよ」とか、どうして他人のことに口を出すのだろう。ふたりが愛し合って、結婚したいのだから、「お幸せに」と祝福してあげればいいのに、文句ばかり言うのはどうしてなのだろう。
余程、満たされない生活を強いられているので、その不満のはけ口が欲しいのかも知れない。幸せな人を許せないのは貧しさの表れである。みんなで幸せになれるなら、誰もが不幸を感じないのなら、きっと生きやすい社会なのに、それは無理なのだろうか。
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