友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

秋晴れの日はやってくるのだろうか

2024年09月01日 17時23分55秒 | Weblog

 9月になったから爽やかな日がやってくる、そう思ってはいなかったが、それでも涼しい日を期待していた。台風10号は熱帯低気圧となったが、空はどんよりしていて蒸し暑い。近頃の気候は、私の子どもの頃とは全く違っている。

 自民党の総裁選挙が、テレビで盛んに取り上げられている。総裁選挙に10人も名乗り上げているのは、これまでに無いことだと報じている。たくさんの人が立候補を表明していることで、自民党は本気で変わろうとしている印象を与えているから凄い。

 野党第一党の立憲民主も、党首選挙に複数の人が名乗り上げている。全くアホだなーと思う、これでは自民党の総裁選を応援しているのと変わらない。しかも、以前の党首だった人が、選挙での敗北の責任を取って辞めた人が、なぜ名乗り出ているのだろう。

 「過去のことは水に流し、新しく出直す」という、最も日本的な発想である。過去の失敗をトコトン分析し、反省することから出発しなければ、過去の失敗はいつも繰り返されてしまう。自民党も立憲民主も同じ体質なのだと思い知らされた。

 自民党で最初に名乗り出た小林さんは、自民党のイメージを変える役割を果たした。小林さんや外務大臣で女性の上川さんは、総裁には決してなれないがその役割は評価されることだろう。石破さんは自民党内で評価されていないから、総裁になる見込みは無い。

 誰がどんなに出ても、最後はトップふたりの決選投票という仕組みだから、仲間の多い人つまりは派閥の人数で決まるだろう。政党内にグループが出来るのは当然だが、グループが利益を求めるから裏金問題が生まれたのだろうに。

 清廉潔白な政治家を選び、監視してこなかった有権者の責任も大きい。システムが出来上がると誰も口を挟まなくなる。大きな力に流されていく。党内の各所で、どういう国を目指すのか、論議を重ねている政党があるのだろうか。

 共産党の地方議員は一生懸命働いているが、上意下達の体質は変わらず、役員の公選は実施されていない。共産党だけでなく、公明も維新もそうなのかも知れない。日本の政治に秋晴れの日はやって来るのだろうか。


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