友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

その気になれば性格は変えられるはず

2018年05月17日 18時32分22秒 | Weblog

  何か事件が起きると、どういう家庭なのか、長男なのか末っ子なのかひとりっ子なのか、甘えて育ったのか厳しく育てられたのか、そんなことが話題になる。確かに子どもの頃の環境が与える影響は大きいと思う。しかし、それで全てが決まってしまう訳ではない。50歳になっているのに、性格を変えようとしても、弛まなく努力しなければ無理だろう。逆に、その気になれば性格はいつでも変えられる。その気にならなければ、当然だが、変えることは出来ない。

 私自身で言えば、小さい時は人前で大きな声が出なかった。「出来る人は手を挙げて」と先生に呼び掛けられても、手を挙げることはなかった。通知表にはいつも「もう少し積極性が欲しい」と書かれていた。6年生になって、自分の性格が嫌に思った。積極的になるためにはどうしたらよいのか、考えるようになった。そして、自信がないことが積極的になれない原因だと気付いた。予習も復習もやったことが無かったのに、予習だけはするようになった。

 初めて読む教科書ではないので、「ハイ」と手を挙げられるようになた。授業も面白くなり、受け身ではなくなった。引っ込み思案だったから、自ら進んで児童会長に立候補して、積極性に挑戦し性格の転換を目指した。中学の入ると、引っ張られる側ではなく、引っ張る側になっていた。そんな自分の経験から、その気になれば、性格は変えられると思った。自分の欠点はどこで、どう変えたいのか、そのためにどうするのか、が必要である。

 麻生財務大臣の失言癖は治らないだろう。麻生さん自身が欠点だとは思っていないから。年老いてから、自分の欠点を指摘されても、なかなか治せるものではないし、それも自分が納得できないのだから、治させるはずもない。私もそうだけれど、歳を重ねるとどうしてか頑固になってしまう。やっぱり相手の言うことが理解できていないから、言葉だけで取り繕うとしてまた失言してしまう。困ったものだ。


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