咳が出て眠れなかった。フトンの位置を変えたり、枕の高さを変えたりしたが、どうしても咳き込んでしまう。朝、シャワーを浴びて、クリニックに電話した。「午前10時15分なら予約が出来ます」と言うので、「お願いします」とクリニックに出かけた。
症状は電話で伝えてあったが、いきなりピンセットで摘まんでマスクが出されてビックリした。しかもいつもとは違う広い待合室で、問診票に記入するように言われる。この部屋にやって来る患者は皆、咳き込んで具合が悪そうだ。医師は私の症状を書いた手紙を見たのか分からないが、喉の奥を覗き、聴診器を胸と背中に当て、「お薬を出しておきましょう」と言う。
「胸に汗をかくのですが?」と伝えると、「それも症状のひとつですね」と言うだけで、どういうメカニズムかを教えてくれなかった。恐らくみんな、熱は無いけれど咳が出て、人によってあるいは年齢によって、汗をかくのだろう。
久しぶりに友だちから電話がかかって来た。「ごめん。コロナにかかってしまい寝ている」と伝えると、「今年のコロナは、1ケ月も2ケ月も咳が続くようだよ」と教えてくれる。別の人は、ヨガサークルの先生が「ワクチンは打たない方がいい」と言っていると教えてくれる。
みんなそれぞれに情報を集め、対策に余念が無いようだ。薬は4日分もらって来た。これで回復といかなくても、一安心である。看護師の長女も、「焦らず気長に静養してね」とメールをくれた。私は元来、医師の指示には忠実に従う方だ。たとえ、信用していなくても。
明日から10月である。3日からは友だちの家族がアメリカから帰国するので、隣りの部屋を使ってもらうのだが、寝具は足りているか、フトンの種類はどうか、カミさんは心配している。友だちに見てもらって、足りなければ買えばいいし、いや、見てもらえばどうするかは考えるだろう。
健康な身体で迎えられないのが残念で仕方ない。
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