goo

2021.06.03  虫ちゃんのお引っ越しのお手伝い。

今日は、梅田へ出かけた。
その帰りの電車の中で、連結器のドアの横の白い枠に、小さな白黒の蝶の様な、いえ
蛾の様な虫が止まっていた。(写真撮り忘れた。白い背景で見ると、割合綺麗だった。)
なぜ、こんなところに居るのだろう。
京都や、茨木あたりで、乗って来たのだろうか?

ここにこのまま乗っていると、飲む水もないし、もちろん餌もない。
乾き切って、落下して、靴で踏まれるしかない。

水の代わりに、買って来たばかりのカイワレを少しちぎって、近づけたが、嫌がるだけ。
そうだ、ビニール袋があれば、その中に入れて、安全なところまで運んで、放してやる
ことができる。
お向かいの席に座っていた若い女性に、ビニール袋ある?と聞いたら、1枚持っていた
ので、それをもらって、被せてみたら、難なく袋の中に入ってくれた。

袋の口を捻って閉めて、手で持つ。
すると、何度もひらひらと飛びながら、そこへ上がって来る。
袋の口を捻っているところが、実は、出口だとどうしてわかるのだろう。
しかし、そこは狭くて潰されるかもしれないので、捻りを少し広げて、軽く振ってやる
と、また、下の安全地帯へ落ちる。また、上へ舞い上がって来るので、それを、何度か
繰り返す。



ようやく、西宮駅へ着いた。
小さな虫なので、何かが起こらない様に、ゆっくり丁寧にマンションまで運ぶ。
マンションの中階に庭園がある。エレベーターでそこへ直行する。
そして、ゆっくりと袋を開けて、虫君を放した。
その瞬間、もう、前から、ここが自分の庭だったかの様に、すばやく近くの葉っぱの
上に止まっていた。
そして、次に見ると、また別の葉っぱの上へ飛んでいて、何事もなかったかの様に、
穏やかに止まっている。
この写真では見かけは良くないが、実際は白黒で案外綺麗だった。
そうか、もとから、ここはあんたの庭だったの?
と言いたいぐらいに、自然な感じだった。

ということで、今日は、虫君のお引っ越しのお手伝いをした1日でした。


コメント ( 0 ) | Trackback (  )