goo

2023.01.11 家具転倒防止対策

今日は、シニアサポートセンターの方に来て貰った。
今時の老人は、何と幸せなことか?いつもそう思う。感謝している。


今回は、主に、地震による家具倒壊の防止対策をお願いした。
私は、このテレビが、いつも気になっていた。
この重いテレビが、リビングの真ん中に飛んで、叩きつけられる状況を想像する。
私は、怖がり屋というか、慎重派である。


テレビの脚の下に粘着物を貼っていて、それが、見た目、すでに白色化していて、もう
粘着性は失われている様に見えたので、気になっていた。
しかし、実際、取り替える為に外そうとすると、4年前に貼り付けていたものが、今は
白濁してカサツイテはいるものの、今でも、意外に強力に張り付いているので驚いた。
優れものだった。
写真は、新しいものに、張り替えて貰って、美しくなったところ。
  
 
この前方2箇所と、後方の2箇所と、4本の脚、全部を貼り替えて貰った。



次に冷蔵庫の上。
数年前に冷蔵庫を買い替えたが、買い替える前は、冷蔵庫の上の空間の長さに切った
角材を2本、つっぱり棒として、大工さんにきっちりと嵌めて貰っていた。
今度購入した冷蔵庫も、そうして欲しいと思った。

ところが、サポートの人は言うには、角材ならば、揺れた時に外れたら終わりだ、
ダンボールが一番良い。ダンボールは、揺れを吸収してくれるからということだった。
それで、任せることにして、ダンボールの空き箱を準備していた。
担当者は、工夫しながら、それを空間に詰めてくれた。

台所からの出口は、ここだけなので、台所にいる時に地震が来て、冷蔵庫が倒れたら、
自力で出ることができない。
これが気になっていた。
冷蔵庫が倒れなけい様にしていれば、ここから出られる。
ただ、欲を言えば、もう少しおしゃれなダンボールがあれば、嬉しい。探そう。

私は、家中の家具の転倒防止対策をしている。
このリビングの食器棚の上も、転居時に大工さんに頼んで、転倒防止のため、木材を
噛ませて貰っている。
台所の、水屋も同様のことをして貰っている。

また、納戸として使っている部屋の中には、4本の家具が入っているが、
それぞれの背面は壁に釘付けされていて、その上、隣り合った家具は互いに
ジョイントしている。

他の、低い家具類も、手前に転倒しない様に、足元に板状のものを噛ませている。
車のついた家具類は、部屋の反対側まで走って行かない様に、留め金具を噛ませている。

なお、以前、職場の後輩の家に遊びに行った時、整理ダンスの上に、和ダンスの引き
出しを2本乗せていた。
彼女は資産家の娘で、嫁入り道具として上等の和服を沢山持って来ていた。
その2つの引き出しにも和服がぎっしりと入っていた。
危ない、危ない!上が大きくて、下が小さい逆三角形である。
私は驚いて、こんな危険なことをしたらいけないと言った。
すると彼女は、ケラケラと笑って、「いいねん、ここは、主人を寝かせているから。」
と言った。

その後、再度訪問した時、全く同じ状態だったので、「前に言ったでしょ。これは危な
いって。」と私はきつく言ったが、その時も、大声で笑って、「主人を寝かせている
から良いんよ。」と言った。
これは、笑える冗談ではなかった。
しかも、その場所は、大阪でも筆頭の、近く揺れる恐れがあると予測されている
○△断層の上だった。

私は、神戸で、阪神大震災で家が全壊して九死に一生を得たが、その他の地域の人は、
地震はそれほどの脅威ではないのであろうかと思ったのだった。


コメント ( 2 ) | Trackback (  )