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2023.01.13 蟹GET。

私は、買い物は、足の運動を兼ねて、遠くまで出かける癖がある。
大抵、梅田か三宮に出かけて、山盛りの野菜や果物、肉類などを買って帰っていた。
激痛の足を引きずって、根性で動いていた。
その行動が、あの特別に酷かった足を治したと信じている節がある。

長年の重い荷物の運搬のためか、肩がとてもしっかりしているらしく、美容院で、
「ハッシー君より、しっかりした肩をしている」と言われた。
ハッシー君とは、最近まで私の担当をしていた若い男性で、最近やめて、今は郷里の
美容院で修業している。
その20代の男子のハッシー君より、しっかりした肩だなんて、嬉しいやら、恥ずか
しいやら。

そんな私が、最近は、気が変わって、大阪や神戸だけではなく、近くの芦屋の大丸百貨店
やら、近くのスーパーにも行く様になった。
今日は、芦屋大丸に行った。

すると、びっくり!


こ〜んなに立派な紅ずわいがにが、1尾1980円だと言う。
うそ〜?ほんと?うれしい。
大量に仕入れた結果らしい。


買って帰った。
立派なカニである。

(夕食)
片方の足だけ、今日食べることにした。
酢は、私は二杯酢でなければならない人。
職場から、蟹料理店へ行ったことがあったが、あの三杯酢が苦手。不味くなる。
他は、蕪の葉を茹でて、柚子胡椒和えにしものを添えた。美味!

蟹は、流石に美味しかった。
私は、残ったもう片方の足を明日に、胴体の方を明後日に食べたかったので、念の為に
電話で聞くと、明日中に全部食べて欲しいとのこと。
そうか〜、明日は、豪華になるぞ〜!

私は蟹などは、贅沢品だと思っているので、普通、1年に1回ぐらい食べるのが精々
だった。
それで、昔は誕生日に買ってくることが多かった。
神戸の家の近くの市場の小さな海産物店で、格別上質なものを売っている店があったが、
そこで、誕生日に蟹を買うことが多かった。
しかし、半身というか、片方の足だけ(4本ほど)で、2000円だった記憶がある。
相当高価だった様だ。
確かに味も香りも、抜群だった。
産地・鮮度・品質・漁獲方法、全てが特別だったのだと思う。

私は食いしん坊と思われているが、実は、子供の頃から、粗食研究に余念がなかったので、
長じて、自分のことを「粗食研究家」と自称している。

職場の可愛いがって下さる女性先輩方が、豪華な美食の旅や、幻の味を求める旅などに、
何度も誘ってくださったが、私は一度も行こうとしなかった。
行かない理由は言わなかったが、実は、貧乏人故の贅沢を嫌う性分と、消えゆく命を
更に奪う様なことに、与したくはなかったからだった。

そう言う意味での贅沢はしなくても、しかし、今日なんかは、結構贅沢をさせていただいた。
今日だけ、「粗食研究家」の肩書きを、返上させていただきたい。


私は、大皿もさまざま持っている。
これは、私の自慢の大皿。出番があって良かった。


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