高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

「いくつになっても明日を語る人間になれ」

2010年02月08日 02時01分31秒 | ●“私を支える”一言・本・音楽.etc・・・
先週半ばから忙しくなり、結局、今日もお昼から会社に出て、仕事をしてきました。

その代り、私ひとりだけでしたので、i-Tuneのボリュームをいっぱいに上げて、音楽も楽しみながらですが。

それと、出勤のお陰?で会社までの時間を使って、本も1冊読み終えることが出来ました。

今日のブログタイトルは、その中に書かれていた言葉です。

PHP研究所の江口克彦前社長が、ある本でこう述べてるそうです。

「老人は、このごろの若い者は年寄りを大事にしないと、よく腹を立てます。なぜ、若者が老人を軽視するかというと、老人は過去ばかり語るからです。いくつになっても明日を語る人間になりたいものです」と・・・

気持ちは若くても残念ながら見た目は、歳以上に老けて見える私としても、気を付けたいところです。

また、同じ本にこうも書かれております。

江戸後期の儒学者佐藤一斎の言葉なのですが、「若者は若さに甘えて好き勝手なことをしてはいけない。壮年の者は元気に任せて無理をしてはいけない。老人は年をとってるいることを口実にして人にもたれかかってはいけない。」と書かれておりました。

まるで、現代にそのまま通じるような言葉です。

これから出生率がどんどん減っていくのに、昔のままの感覚で制度や次の世代に頼るのは、生き方としては甘えとしか思えません。

いつまでも明日を語る人間であって、生き方に気概を持ちたいものです。


それにしても、最近、いろいろな本を読んでいるのですが、昔よりココロに入ってゆくような気がします。

以前読んだ本を読み直しても、違う感動があります。

いろいろな経験をしてココロがやっと耕され、本から素直に栄養を得られるように、なるのかもしれません。

やはり、歳を重ねるのは悪いことではないです。


同じ本で二度、感動できるのですから・・・
コメント (2)
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