高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

買い物で若返り?

2010年02月23日 02時10分22秒 | ●美意識・ファッション・デザイン私的考察
昨日(21日)の朝日新聞に載った70歳の女性の投稿に、いろいろ考えさせらる部分があり、新聞を切り取ってしまいました。

「うれし恥ずかし百貨店」と云うタイトルの投稿でした。

普段の買い物は近くのスーパーですが、月に2~3度のデパートでの買い物が、心を浮き浮きさせ、それが心の張りになっているそうなんです。

その時は化粧をして、よそ行きの格好で出掛けるそうなんですが、店内に入ると腰や膝の痛みも忘れるとか。

普段のスーパーでは無言で買い物が済みます。

ところが、デパートでは手を取らんばかりに対応し、お世辞とは分かっていても、「お似合いです」と言われると、気分も元気になるそうなんです。

その背景には、夫との二人暮らしでは会話が少なく、店員との会話が癒しになると書いてありました。

デパート業界はどこも低迷し、閉店が相次いでいますが、思わぬ効用があるものです。

デパートの1階は大概、女性の化粧品売り場が多いせいか、確かに私も店内に入った時、何か背筋を伸ばしたくなる、程好い緊張感があって好きです。

また、化粧品関係の“香り”も、五感を刺激させるのかもしれません。

景気が悪く、高額商品を扱うデパートには、足が遠のくばかりですが、お洒落をしてデパートに行くのは、ひとつ若返り法になりそうです。

高島平新聞の村中社長が以前に仰っていましたが、高島平団地が出来た時は、団地内のスーパーで買い物するにも、ほとんどの主婦の人がお洒落な格好をして出てきて、団地がとても華やかだったそうです。


その人達も70歳前後になりました。

アラン・ドロンは若くいるためには、いつまでも恋をすることが大事だと云ってます。

化粧してデパートに行くのも良いでしょう。

人とのコミュニケーションが絶対不可欠なんでしょうが、日本中の高齢者を元気にするたに、もう一花咲かせて頂きたいものです。
コメント
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