高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

~闇から光へ・・・

2010年10月17日 11時46分21秒 | ●美意識・ファッション・デザイン私的考察
お早うございます。

今日は今月になってから、初めての休日になりました。


昨夜、ブログを書こうかとも思ったのですが、このところ自宅で明るい時間に書くことがなかったので、休日を実感をする意味でも、夜が明けてから書くことにしました。

昨日の夜に書いていたら、音楽絡みの内容で違うブログになっていたかと思います。

ブログを書き始めて良かった一つに、時間時間で自分が全く違うことを思い、考えているんだなということが分かり、大袈裟かもしれませんが、自分なりに“生きてる”ことを、実感出来ることかもしれません。

因みに昨日の私は、まだ“酔い”から覚めていない私でした・・・


いつか書こうと思ったチリの、落盤事故のことを書きたいと思います。

たまたま見た、今朝のテレビ番組でその気になりました。

最初の生還者が救出された時に、彼らのコメントを聞いて思ったのですが、短いコメントの中にウイットがありと、生きる上での“心のよりどころ”が有るのを、強く感じたのです。

生活の中に「宗教」や「哲学」が密着しているからなのでしょうが、日本の商売にそれらが密着してるのとは余りにも違い過ぎます・・・


国民性の違いと云えばそれまででしょうが、救出を待つ家族のファッション・色感覚、果ては本妻と愛人までの紹介。

極限の中で全員をまとめた、強いリーダーシップ性。

どこかの国の首相なら、33人ですらまとめることが出来ないかもしれません。

日本は“文明先進国”かもしれませんが、チリの方が“文化先進国”だと思ったのは、私だけでしょうか?


今朝見た最初のテレビ番組で、ゲスト出演した大沢たかおが言ってましたが、頻繁に行く海外から日本を見ると、日本人は“盲目的”に生きてるように見え、いろいろな人が集まる都市は、人間の見本動物園のようだと・・・

これだけ国のリーダーがころころ変われば、呆れられて仕方ありませんが、海外で日本のニュースを見ると、アナウンサーも日本を小馬鹿にした、語りになることがよくあるそうです。

話しが飛びますが、太平洋戦争中の日本の戦車は、装甲の薄い時代に対応しない代物でした。

今の日本も、どんどん薄っぺらい国になっていってるように思います。


一つには未来を描ける「リーダー」がいないこと。

もう一つは知識偏重の教育で、「知恵」を身に付ける教育がなされてない。

最後の一つは知恵の源にもなる、「哲学」を持つ発想が欠如していることでしょうか。


海外の病院では、患者がどう死に向き合うかを含めた、哲学をベースになされたのが医療だと聞きます。

生かすことだけ技術偏重だけの医療であれば、単なる生き物として人間の尊厳も不在になり、看護師も仕事に誇りが持てなくなります。


日曜の朝なのに、いきなり話が重くなりました。

せっかくの休みですから、これから散歩にでも出ようかと思います・・・




コメント
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