古伊万里江戸後期物万歳

古伊万里江戸後期ものの魅力。

終戦の日にちなんで思うこと。

2008年08月15日 11時42分34秒 | みやまつりが日記

人類の歴史の中において、戦争のない時代は無かったといっても、過言ではないでしょう。
あらゆる動物の中で、同種どうして限りなく殺戮し合うのは、人類だけと言われ、
万物の霊長の名前は本当に正しいのか疑問に思う事も多いと思います。

反戦運動家は、戦争の悲惨さを訴えつづけますが、一向にテロや小競り合いによる殺戮が絶えません。

大昔、飛行機が発明されたとき、
『ああ、これで敵陣のすべてを見渡す事ができてしまう。したがって、戦争は無くなることになるだろう。』
と言った人がいるそうでが、結果は、みなさんご存知のとおり。

戦争の原因は、もっと根が深く人類の業(ごう)として、ぐるぐると渦を巻いて、
現在も私達人類のこころの奥底に潜んでいるような気がしてなりません。

たとえば・・
となり近所や、会社で、なにか予期しないトラブルに巻き込まれたとしましょう。
すると、『わたしは、正しい。間違っているのは相手のほうだ』と即座に思ってしまうのは、私だけでしょうか。
こういう単純な人類の思い癖が、国レベルまで広がると戦争の引き金になる場合があります。
最終的には、正義のわが国が譲る必要はなく、相手国が、不条理の極みに見えてしまいます。
どこかの国同士が小さな島をめぐって、領有権を主張しているのに似ています。

戦争の原因というものは、あんがい私たちの日常の単純な『思い癖』のなかにあるのかも知れません。



コメント (20)
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