古伊万里江戸後期物の魅力

古伊万里江戸後期ものを中心としたブログです。
その日の気分で、俳句も作ってみようと思います。

瑠璃釉盃洗

2008年10月11日 16時28分47秒 | 盃洗
男にも更年期障害と言うものがあるらしいですね。

人によって、症状は様々なようですが、けっこう鬱(うつ)になる人も多いようです。

いったん気分が落ち込むとなかなか、浮遊しないらしいです。

それで、たんなる鬱病と間違えられやすいんだそうですが、治療法がまったく違うので、

注意が必要らしいです。

わたしも、そろそろ更年期障害かもしれません。(笑)





瑠璃釉の盃洗です。

江戸時代には、呉須(コバルト)自体高価だったでしょうから、
呉須をふんだんに使う瑠璃釉は、特に注文がなければ、あまり造りたくないと言うのが本音ではないでしょうか?

生産業にたずさわっている人なら、だいたい理解できると思います。
こちらから薦めたくないコストのかかる採算の悪い仕事って、必ずあります。
 かといって、倍の料金は取れません。






これも、作風から江戸期はあるような感じがします。
作ゆきから、瀬戸も考えてみましたが、ほぼ有田で間違えないのではないでしょうか。





瑠璃には、金彩は付き物ですが、この場合は金彩のあった形跡は見当たりません。
コバルトは、江戸時代特有の天然モノの色合いです。

    直径18,5cm高さ11cm

           江戸後期のころ