夫婦鹿 2009年11月15日 09時45分50秒 | 明治伊万里染付 こういう風に鹿が二匹いると、たいがい夫婦鹿と呼ぶようになっているようです。(笑)時代は、幕末~明治くらいですが、おそらく明治に入ってまもなく位でしょう。作風にかなり江戸期のなごりが見られます。この、鹿の描き方が、実に愛らしく、明治伊万里の中でもかなり魅力的に感じました。後ろは、花萩でしょう。高台の内が小さく江戸時代のなごりがかなり見られます。コバルトは、完全にベロ藍ではなく、半々に混ぜたような色合いです。皿の裏は、四君子の蘭・菊などが見られます。 直径約41cm 幕末~明治のころ