古伊万里江戸後期物万歳

古伊万里江戸後期ものの魅力。

若松鶴紋櫛高台皿

2009年11月28日 19時24分51秒 | 古伊万里=染付中皿
なぞのお皿です。

この屋号のような文字は、なんと読むのでしょうか?
山口(やまぐち)と読むのでしょうか。




たぶん昔の特注品でしょう。

山口と読めそうな屋号と、
どことなくコウノトリのような鶴と、若松が描かれております。

よく見ると、若松には根がついており、なにかの縁起をかついだのでしょう。
関東では、門松には根がついておりませんが、根のついた松を飾る地方もあるようです。




実際に、江戸時代、コウノトリのことを鶴と呼んでいたことが、あったそうです。




櫛高台ですが、もとより鍋島ではありません。
非常に珍しいものです。




  直径約25センチ   江戸後期のころ


コメント (14)
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