古伊万里江戸後期物の魅力

古伊万里江戸後期ものを中心としたブログです。
その日の気分で、俳句も作ってみようと思います。

鯉と菖蒲の変形青磁皿

2010年04月24日 20時25分24秒 | 古伊万里=青磁
本日は、晴れて気持ちの良い日でしたので、街中の床屋さんへ無料バスに乗って行ってきました。
これで、すこしは、男前になったでしょうかね?(笑)

以下、郊外のデパートの駐車場から、デパートの無料送迎バスに、乗り合わせた
70代後半くらいの二人のご婦人会話です。

A婦人『いまの世の中、政治を含め、これほどおかしくなったことはなかったわね。』

B婦人『そうね。むかしは、貧しかった。でも、なんとか生活ができた。いまは、仕事がないよね。』

A婦人『そうなのよねぇ、どうして、こういう世の中にちゃったのかしらね。。。。』

およそ年金暮らしで、就職とは無関係なご婦人同士の会話の内容に、思わずうなずいてしまいました。。

その理由は、わたしは、身の回りを見れば、すぐわかるような気がします。
自動車は、ほとんど国産ですが・・・・
日用最寄品で、メイドインジャパンは、野菜とお米くらいでしょうか?

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もうすぐ、端午の節句も近い季節となりました。

明治時代の作品でしょう。
まだ、まだ江戸風な絵付けが残っており、明治も初めの頃ではないかと思っています。




梅・花菖蒲・鯉・南方の鳥?がベロ藍で丁寧に描かれております。
うろこなどの一部に墨はじき、の技法も見られますよね。




皿の裏側は、鳳凰・葡萄(武道=同音のために縁起かつぎ)





最大直径、31cmほど。  明治時代。