古伊万里江戸後期物万歳

古伊万里江戸後期ものの魅力。

象洗いの図・杯洗

2010年06月12日 19時20分23秒 | 紅毛伊万里
私は、古伊万里と関係がない北関東の人間です。

九州の佐賀地方の古伊万里となんら関係がないと思われるかも知れませんが、
実は、九州地方と北関東の言語とは、深い共通点があります。

両者の言語の方言に共通点は、ほとんどありませんが、アクセントに深いつながりがあるようです。
たとえば・・・・
『箸』『端』『橋』これらはすべて、おなじイントネーションで発音いたします。
その他、同音異語であっても、すべて平らに発音いたします。
言い換えれば、アクセントなしで、のっぺらぼーに発音いたします。

ですから、九州は佐賀県近くの人が標準語で話すと、北関東の人とほとんど区別がつきません。
北関東のわたくしが聞いても、じゃぱねっとたかだの社長さんは、
最初は茨城県人とおもって、うたがいませんでした。(笑)
あとで長崎にある会社と聞いて、びっくりしました。

という訳で、北関東は、九州は佐賀地方と深いつながりがあります。(笑)
北関東にも、新羅土器などの発掘品があり、
その昔、九州地方にいた豪族が北関東まで逃げてきた可能性もあるのかもしれません。??

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象洗いの図、杯洗と思われます。

古染付けの象洗いの図を伊万里で写したものと思われます。
人物が一人隠れていますが、おわかりになりますか?




象の形はそれほど崩れてはいません。




人物が影に隠れていますが、
本来は、モップである柄の先が、鎌のように描かれていて、写しの写しという感じでしょうか?




時代は、江戸後期でしょう。明治までは、けして、いっていません。




最大直径約、17cmほど。江戸後期。


コメント (19)
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