古伊万里江戸後期物万歳

古伊万里江戸後期ものの魅力。

通い徳利

2011年12月25日 19時23分28秒 | 信楽・瀬戸・その他
今年もあとわずかになりましたね。
一年間たいへんお世話になりました。(#^.^#)

つらつら日本という国を考えると、不思議な国だとおもいます。

仏教国なのに、4月8日の仏生会はお祝いもせず、
キリストの誕生日を祝うとは、なにごとぞ!と言いたい。(笑)
しかも正月は、神社へご挨拶かたがた初詣へいく。
神社は、仏教が入る以前の、日本土着の神々がほとんどでしょう。

ひるがえってみれば、先進国でキリスト教普及率のもっとも低いのが日本だそうです。
八百万(やおよろず)の神々という発想が日本文化の礎となっているのでしょう。。
なにしろ、トイレにも神様がいるそうですから・・・
キリスト教のような、一神教の考えは、日本の風土にあわないのは、明白でしょう。

その、ふぁじい感覚は日本だけでなく、東アジア一体にあるらしく、
香港では、クリスマスツリーも正月まで飾るのは、普通だそうです。
香港のお正月に、日本発の招き猫が飾ってあるのには、びっくりしました。

いかに縁起ものでも、正月に招き猫は、ないでしょうね。日本では・・(笑)

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いわゆる『かよい徳利』です。




別名、『貧乏とっくり』なんていいますが、
正月も近いことだし、この呼び方は、やめておきましょう。(笑)






これは、東京は新宿にお住まいの旧家の方から、譲っていただいたものです。
かよい徳利でも、『新宿』名は、おもしろいと思いました。



後ろ側は、『森本』名
東京都新宿区には、『森本ビル』などという名前のビルを多数みかけますが、
それと関連あるかどうかは、不明です。




時代、産地は不明ですが・・
おそらく土は、瀬戸ではないでしょうか?
文字は、ベロ藍ですので、明治~昭和初期くらいではないでしょうか。

  高さ25cmほど。



コメント (20)
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