古伊万里江戸後期物万歳

古伊万里江戸後期ものの魅力。

元禄伊万里の大鉢

2012年05月13日 19時13分25秒 | 古伊万里=鉢もの
ゴールデンウイークは、後半が散々な目に会いましが、
昨日と今日、13日の母の日は、全国的にまずまずのお天気らしく、
よかったですね。(^^♪

こちらも、日差しを受けると車の中は、暑いが、
暑くなく寒くなく、初夏の清々しい空気を満喫できました。

こんなお天気の良い日であっても、
最近の日本の自然災害や原発事故を受けたれた人々の暮らしを思うとき、
なんとなく、すっきりしない気分になります。

二三日前のニュースで、日本国の借金が、初の一千兆円を超えたとの報道も、
耳から、離れません。

このままでは、だれも、やっていけないと思っても、
国会で、何も決められません。

いままでどうりの、生活を続けられないと、頭では分かっていても、
国会議員の先生方は、まずは、党と自分たちの利益。
官僚たちは、税金があがってこないと分かっていても、いままでの慣習を続けたいという欲求。
それぞれが、自分の利益に固執してしまって、身動きできないように、見えてしまいます。

みんな国にお金がないのは分かっていても、
まず、自分たちが最初に損をするのは、勘弁してもらいたいという、人間の自然な心理でしょう。
その点、官僚たちと国会議員の先生方の利害は、一致しています。

そして、もっとも安易で、手っ取り早い方法として、増税へと、
傾斜しているようにも見えます。

官僚の人々には、選挙がありませんが、
国会議員の先生方には、選挙がありますから、これからが大変でしょう。
もっとも、今の総理大臣は、自分が落選するなんて発想は、夢にもないようで、
その点、官僚と考えが、同じかもしれませんね。。。

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元禄時代の大鉢と思われます。



直径、34cmくらいあります。
      かなり、大きいいです。



文様は、当時流行の牡丹に流水紋です。




やや淡い呉須が、滲んでいて、時代を感じさせます。



いったいこの大きな鉢に、なにを入れたのでしょうか?



磁器の素地じたいも、いくらかアイボリーがかっており、時代を感じます。



見込みは、ごく平凡な山水文様。

すこし呉須が流れています。



多少なりとも、元禄時代の、色気のようなものを感じさせる大鉢ではないか。
と思っていますが、いかがでしょうか?


     最大直径34cmほど、元禄~享保の頃。



コメント (14)
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