古陶磁を集め初めて思う事は、やきものは、
良し悪しよりも、すきずきではないかと思うようになりました。
良し悪しよりも、すきずきではないかと思うようになりました。
古伊万里が好きで、集めていますが、古伊万里の秀品とて完全な調和美という物はすくなく
どちらかというと、民芸品のたぐいとして、わりっきって集めています。
どちらかというと、民芸品のたぐいとして、わりっきって集めています。
時代やある特定の有名窯の違いは、作風の違いであって、
作品の優劣とは直接関係ないような気がします。
作品の優劣とは直接関係ないような気がします。
ただ、その時代やその窯が秀品を数多く産出したことも事実ですが、
すべてが秀品とは限らず、あまたの平凡な作品も数多く含まれているような気がするからです。
すべてが秀品とは限らず、あまたの平凡な作品も数多く含まれているような気がするからです。
この作品は、手持ちのものですが、
柴田コレクションに、『日足捻花紋輪花皿』と命名されて出ていました。
全体をみると、大和民族の美意識とは少しおもむきが、異なります。
清朝磁器の影響をかなり受けたデザインではないかと、私は思っています。
柴田コレクションに、『日足捻花紋輪花皿』と命名されて出ていました。
全体をみると、大和民族の美意識とは少しおもむきが、異なります。
清朝磁器の影響をかなり受けたデザインではないかと、私は思っています。
日足紋(ひあしもん)とは、まんなかの放射状に伸びた太陽のことです。
現代でも、こどもに太陽を描かせると必ずと言っていいくらい、放射状の線を描きますよね。
現代でも、こどもに太陽を描かせると必ずと言っていいくらい、放射状の線を描きますよね。
時代は、柴コレによると、1820~1860年とありますから、
文政~安政期となりますが、わたしは、まんなかの天保くらいではないかと思っています。
文政~安政期となりますが、わたしは、まんなかの天保くらいではないかと思っています。
直径約28cm高さ約3,8cm