たばこの気持ち

5月18日のちょい飲みは、大井町の真琴さんでした。去年まで最左派の労働組合「全港湾」の委員長だった中学校の同級生と、もう1人は中学校の生徒会長と私で、奇跡的な再会を喜びあいました。

この福島県塙町立塙中学校の同級生とは、51年ぶりに会って、世の中は捨てがたく面白いと痛感しました。となりの席の三つ上の先輩は、川崎、高知出身で、なかなかいいお酒を飲んでました。

先日のランチは、芝5丁目の「はま田」さんで1日10食限定の「鯵のたたき（980円）」でした。私が就職した頃から続いている小料理屋さんで、当時はよくお昼ご飯をいただきました。

お値段は別にして、当時のメニューとまったく変わらないのは、稀有なお店だと思います。ライス、お新香、納豆、味噌汁というセットも同じです。私はもっぱら「鯖の塩焼き」でしたが、時々「鯵のたたき」も食べていましたので、その美味しさは覚えていました。同じメニューで、長く営業し続けていることに感銘を受けました。

ほぼ30年ぶりに「鯵のたたき」に舌鼓をうち、帰りがけに「ここはもう何年になるのですか？」とお聞きしたら、「48年」とのことでした。板長さんの髪型はすっかり変わりましたが、よく見ると若い頃の目鼻立ちを鮮明に思い出しました。