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真藤順丈作『宝島』について(その2)

2019年05月28日 | 小説・映画等に出てくる「たばこ」
それでは、さっそく抜き書きのスタートです。

45ページ 赤タマやラクダ(アメリカ産の煙草をみんなが吸っていた)、砂糖、食用油、メリケン粉、シーフードや果物の缶詰----。

50ページ だからこそ憲兵たちは天敵だったのさ。たったいま島に駐留しているのはあの戦争を闘った兵士じゃない、占領のあとに本国から送られてきた連中だから、現地民へのささやかな心寄せもありはしない。かっこよく煙草を吸うことに躍起になって、島の娘たちをB円紙幣(このころはまだアメリカの発行する軍票が法定通貨だった)でなびかせようとする、おれさま以外の人間はおれさまを敬えって出合いばっかりなんだもんな!

54ページ 病院の窓から現れるなりレイは、塀に立ち小便をはじめた。滴も切らずにズボンを上げると煙草とマッチを出して一服する。コザのだれよりも手癖が悪いのはレイだ、同じ入院患者からせしめたらしい。

57ページ 四つの舎房に囲まれた広場では、暑すぎる午後に舎房を抜けだした看守は一服を入れていた。だけどレイたちは、好きなときに外気にふれられない。(つづく)
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こころの中の凶暴性について!

2019年05月28日 | 小説・映画等に出てくる「たばこ」
自分の中の凶暴さが、こころの中に萌え出ずる時があります。多分、以前はそれを自制出来ずに、職場や家庭で抑えきれなくなっていた、という心当たりがあります。

そこで、数日ぶりに縫い物をしてみたら、スーッと静まっていきました。とても不思議な感覚でした。

この因果関係について、理由は定かではありませんが、イラついたとき、縫い物をすれば片がつくのなら、これほど簡単なことはないと嬉しくなりました。それから、福島県立棚倉高校3年5組同級会に、在庫の中から約70個(1人2〜3個)をおみやげとして持参し、同級生の皆さんにもらっていただきました。
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