昨日は福井女子中学生殺人事件・前川事件再審公判のニュースに注目、7月18日には必ず無罪を❣️有罪根拠となった証言のでっちあげが明らかになったのに、有罪求める検察は酷い。罪深い。
小池あきら書記局長の圧巻の質問を視聴、裏金問題、高額療養費引き上げ問題、学術会議推薦者を任命しなかった問題などなど石破政権追いつめる正義の論陣❣️なんとしても小池書記局長ふくむ比例代表5人を国政に。さっそく参院選勝利へ、党支部の方と地域訪問活動に取り組みました。また8日午後1時から福井フェニックスプラザで開催される福島原発事故を忘れない・福井県集会への参加よびかけも。ガンバリマス💪応援お願いします。


■NHK・・・福井39年前の女子中学生殺害事件の再審 判決7月18日に
39年前、福井市で女子中学生が殺害された事件で、有罪が確定して服役した59歳の男性の再審=やり直しの裁判の初公判が名古屋高等裁判所金沢支部で開かれました。逮捕から一貫して無実を訴え続けてきた男性は、「この事件はえん罪であり、長い年月を犠牲にしました」などと述べ、無罪を求めました。審理は6日ですべて終わり、判決は7月に言い渡されます。
1986年に福井市で中学3年の女子生徒が殺害された事件で、有罪が確定して服役した前川彰司さん(59)の再審の初公判は、6日午後、名古屋高裁金沢支部で開かれました。
この中で検察は、「懲役7年とした確定判決は妥当であり、前川さんが犯人であることに合理的な疑いはない」などと、改めて有罪を主張しましたが、新たな証拠は提出しませんでした。
これに対し弁護団は、「この事件は、警察官らが誘導に乗りやすい関係者に対し不当な誘導を行い、事実に反する誤った証言で前川さんを無実の罪に陥れたえん罪事件だ」と述べ、無罪を主張しました。
最後に、逮捕から一貫して無実を訴え続けてきた前川さんが法廷で意見陳述を行い、「私は決して犯人ではありません。この事件はえん罪であり、私はここに無実であることを主張し、無罪を求めるものです。長い年月をこの事件のために犠牲にしました」と訴えました。
検察が去年10月の再審開始決定で示された裁判所の判断を覆すことは難しいとみられ、前川さんは無罪となる公算が大きくなっています。
再審は6日ですべての審理が終わり、判決は7月18日に言い渡されます。
再審開始 法廷では
再審の初公判で、検察は改めて有罪を求める主張をしました。
この中で、「懲役7年とした確定判決は妥当であり、再審請求の審理を経ても結論の妥当性に変わりはない。知人らの目撃証言は、信用性を互いに支え合っている。前川さんが犯人であることに合理的な疑いはない」などと主張しました。
検察 主張の一部を撤回
一方、検察は去年10月の再審開始決定を受けて、これまでの主張の一部を撤回しました。
有罪の決め手とされた目撃証言をした前川さんの知人が、「事件当日に見た」と話していたテレビ番組のシーンについて、2回目の再審請求の審理で新たに開示された捜査報告書から、事件当日に放送されていないことが明らかになっていました。
このため検察は、「テレビ番組は知人の証言の信用性を裏付ける」としていた主張を撤回しました。
これについて裁判所は再審開始決定で、当時の検察官は番組の放送日が違うことを把握していたとみられるのに、裁判で明らかにしなかったとして「不誠実で罪深い不正な行為といわざるをえず、到底容認できない」と厳しく批判していました。
弁護団 “前川彰司さんは無罪”
再審の初公判で、弁護団は「前川彰司さんは無罪です。逮捕されて以降、現在に至るまで一貫して無罪を主張しています」と述べました。
そのうえで、有罪の決め手とされた知人らの目撃証言について、「多数の重大な変遷があり、到底信用できるものではない」と主張しました。
弁護団 “検察の訴訟活動は不当”
また、弁護団は有罪の決め手とされた目撃証言をした前川さんの知人が「事件当日に見た」と話していたテレビ番組のシーンについて、実際には事件当日に放送されていなかったことを、検察はもとの裁判の1審の時点で把握していたと主張しました。
そのうえで「検察は1審の無罪判決を確定させるべきだったにもかかわらず控訴した。控訴や2審での訴訟活動は不当なものだったというほかない」と批判しました。
さらに、重要な証拠が開示されないまま検察の控訴や再審開始決定に対する異議申し立てが行われたとして、「重要な証拠が1回目の再審請求の中で開示されていたら、遅くとも2011年の再審開始のときに確定していたかもしれない」と述べました。
弁護団 “警察官らが不当な誘導”
そして、弁護団は弁論の最後に、「この事件は、警察官らが誘導に乗りやすい関係者に対し不当な誘導を行い、事実に反する誤った証言で前川さんを無実の罪に陥れたえん罪事件だ。逮捕されてからおよそ38年の年月が経過し、その間、前川さんはえん罪被害者として苦しんできた。一日も早く前川さんが無罪であることを確定させなければならない」と訴えました。
前川さん “私は決して犯人ではありません”
再審の初公判で前川彰司さんは意見陳述を行い、冒頭で「私は決して犯人ではありません」と述べました。
そして裁判官や検察官、それに、傍聴席全体を見渡しながら「福井女子中学生殺人事件はえん罪です。私はここに本件は無実であることを主張し、無罪を求めるものです」と力強く訴えました。
また、時折、検察官に目を向けながら、「検察は再審公判において適切に対応すると述べましたが、本来は、無罪を主張すべきだったと考えます。それ以前の問題としてそもそも起訴すべきではなく、検察は判断を最初から誤っていたのです」と批判しました。
そして、事件発生からこれまでを振り返り、「39年にわたる長い年月を、私はこの事件のために犠牲にしました。過ぎ去ったこの年月を振り返る時、人生のむなしさを覚えますが、今は前を見て歩いている自分がここにいます」と述べました。
前川さんは最後に、亡くなった中学生に哀悼の意を表した上で、「事件を通してつながった大勢の仲間たちに感謝の意を伝えたい」と結びました。
判決は7月18日
前川彰司さん(59)の再審=やり直しの裁判は、午後3時半ごろにすべての審理が終わり、判決は7月18日に言い渡されることになりました。
初公判後 前川さん “無罪を求めたい”
再審の初公判のあと、前川彰司さんと弁護団は金沢市内で会見を開きました。
この中で前川さんは、「初公判の意見陳述では言いたいことを言えたが、この初公判が開かれるまで、事件発生から39年の月日がかかった。間違っていたのは検察の方なので非を認めてほしい。事実無根なので、改めて無実を主張し、無罪を求めたい」と述べました。
弁護団 “人事は尽くした あとは裁判所の天命を待つのみ”
弁護団長の吉村悟弁護士は、「弁護団としては人事は尽くした。あとは裁判所の天命を待つのみだ。検察の対応にはますます失望した。不正は不正と認めて謝罪すべきで、裁判官がそれをどの程度理解してくれて、批判してくれるか期待している」と述べました。
また、弁護団の中川元弁護士は、検察の主張について、「何ひとつ新しいことは出てこず、これまでの主張を踏襲する内容だった。裁判官はこちらをずっと見つめながら話を聞いてくれて、私たちの話を真剣に聞いてくれているという印象だった」と話しました。
初公判に弁護団の1人として参加した、日本弁護士連合会の再審法改正実現本部で本部長代行を務める鴨志田祐美弁護士は、「前川さんは無罪が期待されるが、無罪になってよかったねと終わらせてはいけない。何度も繰り返される、証拠がなかなか出ないとか検察官が抗告をするといった問題をやめにしなければいけません。いまこのタイミングで再審法を改正して、制度の改革につなげていくことが必要です」と訴えました。
前川さんの父親 “今は静かに判決を待ちたい”
再審の初公判が開かれたことについて、前川彰司さんの父親の禮三さん(92)は、「あまり多くは語りたくはない。まだ裁判がすべて終わったわけではないが、ひとまずよかった。余計なことは考えずに今は静かに判決を待ちたいと思います」というコメントを出しました。
傍聴した女性 “無罪しかない”
裁判を傍聴した東京都の70代の女性は「前川さんが法廷で話した言葉からも、今までの苦しさが伝わってきて、つらかったんだろうなと感じました。弁護団が指摘していたことがより明らかになってきていて、判決は無罪しかないと感じています」と話していました。
再審前に集会 “再審法変われば えん罪の被害者が救われる”
前川さんは再審の初公判を前に正午すぎから、全国から集まった支援者と決起集会を行い、各地で再審を求める動きがあることを踏まえ、「この事件が先陣となるよう、無罪を確定させたい」と意気込みを語りました。
そのうえで、「再審法が変われば、世の中が変わる。えん罪の被害者が救われる」と述べ、再審制度の法改正の必要性を訴えました。
また、1995年に大阪 東住吉区の住宅で女の子が死亡した火事で放火や殺人などの罪に問われ、無期懲役の刑で服役したものの、再審で無罪が確定した青木惠子さんが駆けつけ、「検察には間違っていたということを認めてもらいたい。ひとりでも多くの仲間が無罪になってほしい。判決の日に一緒に笑い合えることを期待している」と話していました。
■TBS・・石破総理「食い違いある」 安倍派元会計責任者と安倍派元幹部の証言めぐり
石破総理は6日、自民党・安倍派の裏金問題をめぐり、政治資金パーティーのノルマ超過分のキックバックが再開された経緯について、安倍派の元幹部と元会計責任者の証言に「食い違いはある」と認めました。
共産党 小池晃書記局長 「安倍派幹部の認識と、(元会計責任者の)松本氏の発言には矛盾があると思いますが、それいかがですか」
石破総理 「食い違いはございますが、私共として臆測で、どういう事実関係に基づいて、こういうことになったんだということを申し上げることは出来ないということでございます」
安倍派の裏金問題をめぐり、キックバックが再開された経緯について元会計責任者は“2022年8月の幹部会合で再開が決まった”との認識を証言していますが、下村元文科大臣ら安倍派の元幹部が“会議では結論が出なかった”と政治倫理審査会などで話していることについて、石破総理は6日、参議院・予算委員会で、「食い違いがある」と認めました。
その上で、「憶測で事実関係を申し上げることは出来ない」と話し、「今後、国会で事実確認のための更なる取り組みが行われる場合には全面的な協力をしたい」と強調しました。
共産党の小池書記局長は「食い違いがあると認めたならば安倍派幹部の証人喚問が必要だ」と話し、鶴保予算委員長に下村博文元文科大臣、西村康稔元経産大臣、世耕弘成元経産大臣、塩谷立元文科大臣の4人の証人喚問を求めています。