前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

難病患者にまで負担増計画。盗聴疑惑、なぜアメリカに確認もしないのか。それは秘密?

2013年10月31日 | Weblog
  昨日は地域訪問活動や各種原稿書きでした。
しかし、安倍政権は本当に、「弱きをくじき、強きを助ける」政権ですねえ。
 消費税増税や、介護保険からの追い出し、に加えて、治療方法のない難病患者の医療費負担を増やす計画まで。
 大企業には減税や大型公共事業推進で大盤振る舞い・・・・・。

 難病では、私もALSなどのみなさんの闘病の大変さをうかがいますし、義父も難病でした。

 以前テレビでやっていた桃太郎侍? のセリフに 「てめえら人間じゃねえ!」と高橋英樹さんが突きつけるシーンがありましたが、突きつけてやりたいものです。

■赤旗・・・厚労省助成案 難病重症者は負担増
所得に応じ限度額設定 軽症者は対象外に

厚生労働省は29日、難病対策委員会(金澤一郎委員長)で、難病医療費助成の新たな制度案を示しました。来年の通常国会への法案提出をめざすとしています。

 医療費助成の対象疾患の考え方として、年齢に関係なく(1)患者数が人口の0・1%程度以下(2)原因不明(3)効果的な治療方法未確立(4)生活面への長期にわたる支障―の4要素を満たし、客観的な指標に基づく一定の診断基準が確立している疾患としました。

 対象は、現行の56疾患から約300疾患に増える見込みです。一定程度症状が重い患者が対象。軽症者は原則対象外ですが、症状を抑えるために高額な医療を継続して受ける必要がある患者は対象となります。

 医療費負担割合を3割から2割にし、所得に応じて負担限度額を設定。住民税非課税世帯は最大6000円、年収370万円未満までは1万2000円、同570万円未満までは2万4600円、同570万円以上は4万4400円としました。

 現行では、患者が生計中心者の場合、半分に減額されますが、新制度案では半額措置がなくなります。重症患者は無料とする措置もなくなります。
 障害者総合支援法の対象範囲は、医療費助成の対象疾患の拡大を踏まえて、見直しをするとしています。

●難病当事者らが会見・懇談会  「実態に合ってない」
 厚生労働省が示した素案に対し、患者当事者らは東京都内で懇談会や会見を開きました。
 日本難病・疾病団体協議会の伊藤たてお代表理事は素案が70歳以上の高齢者の高額療養費制度を参考につくったことに触れ、「生涯、病気を抱えて生きていく難病患者と高齢者では世帯構成や収入、貯蓄などさまざまな面で違いがある」と批判。大幅な負担増について懸念を示しました。

 作家で自己免疫系の難病を持つ大野更紗さん(29)は会見で、年収160万円世帯の医療費負担額の割合が現行の約2%から約10・6%にも跳ね上がることを示しながら、「難病は一定の割合で誰でも発症する可能性があるのに、(対象疾患が増えた分の医療費を)患者間で負担しろということでいいのか」と強調。「難病患者が利用できる社会保障制度がほとんど整備されていない中で医療費助成は、生存維持のための唯一の安全網だ」と述べました。

 現行の医療費助成を受けている筋無力症の女性(53)=東京都八王子市=は「対象疾患が増えるなら負担増はやむを得ないと考えていたけれど、ここまで引き上がるなんて。患者の生活実態に合っていない」と批判します。女性は今月中旬、体調が悪化し10日間入院。治療費以外に差額ベッド代など約6万円かかりました。「医療費以外にも負担が大きいことも考慮してほしい」と強調しました。

 現行では対象外のアイザックス症候群の女性(37)=鹿児島市=は対象疾患が広がることに期待を持つ一方、素案の負担額に難色を示します。「仕事をしたくてもできない中で、年金生活の両親に頼らざるを得ない最低限の生活です。少しでも負担は少なくしてほしい」
 潰瘍性大腸炎の男性(54)=札幌市=は、重症者だけを対象にすることに対し「対象疾患が広がっても重症とされない人が対象外でいいのか」と批判しました。・・・

          ★

 アメリカによる「盗聴被害」と怒りは世界に広がっています。「電子メールやフェイスブック、ツイッターによる通信の個人情報も対象に」ということで、これは大変なことですね。
 日本政府は外国マスコミが「日本も対象に」と報道しているのに、アメリカに確認しようともしない。わたしたちの、電子メールやフェイスブック、ツイッターも監視されていたかもしれない!
 アメリカのポチ、といわれる政府。
 そして、さらに国民へは情報をコントロールし、「何が秘密か? それは秘密だ」というわけのわからない秘密保護法を急ぐ。
 最高刑は懲役10年。なにが秘密かわからないまま、逮捕されるのではたまらない。
 こんな乱暴な法律は、罪刑法定主義に反する!と専門家からも批判。
 
 選挙があと3年はないだろう。なにをやっても権力者の自由だ・・・と暴政は許せない!
TPPでも、原発でも、消費税でも、秘密保護法でも、国民は白紙委任したわけではない。

■赤旗・・・スペインでは6000万件
通信傍受 米国に抗議    昨年末から30日間

【パリ=浅田信幸】スペイン紙ムンド(電子版)は28日、米国家安全保障局(NSA)がスペイン国内で電話やインターネットによる通信を監視し、昨年末から今年初めにかけての30日間に6000万件超の通信を傍受していたと報じました。

米中央情報局(CIA)の元職員エドワード・スノーデン容疑者が提供した情報に基づいたもの。それによると、昨年12月10日から今年1月8日までの間に実行された通信傍受では、通信内容以外の「メタデータ」と呼ばれる電話番号や発信元、通信相手、通信時間などを記録。電子メールやフェイスブック、ツイッターによる通信の個人情報も対象になりました。

 こうした活動はスペイン刑法で犯罪とされています。同国外務省は同日、米国のコストス駐スペイン大使を呼び、「同盟国間でこのような行為は不適切で容認できない」と抗議し、説明を求めました。

 欧州では先週来、NSAがフランスで7000万件超の傍受・盗聴を行っていたことや、メルケル独首相の携帯電話を盗聴していたことなどが相次いで暴露され、週末に開かれた欧州連合(EU)首脳会議でも主要議題となりました。

 米欧は北大西洋条約機構(NATO)という軍事同盟で結ばれた関係にありますが、「重大な背信行為」(メルケル氏)にきしみが拡大。どのように決着をつけるか、双方の政治指導者が対応に苦慮しています。・・・・

12月福井県議会日程決まる。圧巻の滝平二郎展。石堂裕昭学芸員の解説もわかりやすい。

2013年10月30日 | Weblog
昨日は、福井県議会の12月議会日程を決める会議が開かれました。

 会期は11月27日~12月17日まで。代表質問は29日、私も質問する一般質問は12月4,5日です。原発関係の特別委員会は12月11日。予算特別委員会は13日。
 陳情、請願の締め切りは開会日です。私を通じてだされたい場合は、早めにご連絡ください。
福井県政へのご意見、ご要望などお気軽にお寄せください。ガンバリマス。

 午後は福井市美術館で開催されている切り絵画家・滝平二郎展を連れ合いとともに観に行き、学芸員の方の解説をお聞きしました。平日ですが、子供たちや、施設利用のお年寄りの皆さん方も鑑賞されてました。
 私が滝平さんを意識したのは、高校時代に自宅でとっていた朝日新聞の日曜版の作品です。毎回毎回、その美しさに、「すごいなあ」と感じていました。



 美術館の石堂裕昭学芸員の解説は、ものすごくわかりやすい内容でした。
 まず驚いたことは、すべての作品が自宅兼アトリエに保存されているそうです。
ぜひ後世に伝えるためにもご遺族と協力してきちんとした調査と保存体制をつくっていただきたいと思いました。

 戦争体験もあり、展示されているペン画は水木しげるにも通じるすさまじいものです。
しかし、石堂学芸員も云われましたが、切り絵で描かれることはありませんでした。
 石堂学芸員は「モチモチの木、のすべての原画を展示するのはこの企画が初めてです。朝日の日曜版で全国的に名声を得ました。切り絵は、自分や息子さんの投影ではなく、登場人物に共感しているのではないか。目線が鳥瞰的な、昔の日本画的な作品もあります。作品には姉と弟の登場が多い。本人は民衆のために芸術、と言っていた」などと解説されました。

 私は円熟した、名声を得た後の作品もすばらしい、と思いますが、今回はじめて目にした、初期の木版画の迫力に圧倒されました。また、赤、銀箔の使い方にもぞくぞくしました。
 
 11月4日までですので、ぜひ多くの方に観ていただきたいと思います。
 
 石堂学芸員からトーク参加者に非売品の絵葉書がプレゼントされました。
「滝平さんの息子さんから提供されたものです。非売品ですのでオークションなどにはださないでくださいね(笑)」と。



 滝平氏は、いわさきちひろとともに童画のグループもつくっていました。
私も、学芸員の方に関係と影響を質問しました。石堂氏は「いわさきちひろが死んでからグループの活動もなくなったようです。いわさきさんのところには滝平に関する資料はほとんどないようです」などと答えられました。

 実は、いわさきちひろ、とともに滝平氏も日本共産党員として芸術分野でがんばられた方でした。訃報を伝える当時の赤旗です。
  入党は1947年、26歳の時です。

  ・・・この年、第1回アンデパンダン展に出品。玉川村(現在の茨城県小美玉市)の青年たちを集め版画グループを組織。周辺の風物、農民の労働をテーマにした作品を発表した時期です。(滝平二郎展図録より)

■しんぶん「赤旗」 2009年5月19日(火)付けより

 切り絵画家、版画家の滝平二郎(たきだいら・じろう)さんが16日午前7時22分死去しました。
1970年に第1回出版文化賞、74年にモービル児童文学賞を受賞。
日本美術会会員として、日本アンデパンダン展に作品を出品しました。
 
 1947年に日本共産党に入党。
 日本共産党美術後援会代表委員を務めました。


街頭宣伝で秘密保護法の廃案を訴え。生活相談など。安倍総理がまた原発セールス

2013年10月29日 | Weblog
 昨日は、金元書記長らとの街頭宣伝、地域の相談対応、会議、遺産相続の生活相談などでした。
 街頭宣伝では、秘密保全法の問題や、TPP,農業補助金削減問題などで暴走する安倍政権の問題を訴えました。



 しかし、またまたトルコへ原発売り込みにでかけたとか。福島原発事故の収束宣言も取り消さないで、オリンピックだ、原発輸出だ、と騒いでいる場合ではないでしょうに。

■読売・・・・原発受注を確実に…首相、異例のトルコ再訪へ
読売新聞 10月28日(月)10時46分配信

 安倍首相は28日午前、トルコ・イスタンブールを訪問するため、政府専用機で羽田空港を出発した。
 首相のトルコ訪問は5月以来で、半年以内に同じ国を再訪するのは異例だ。30日に帰国する予定。

 首相はトルコ建国記念日の29日午後(日本時間同日夜)、ボスポラス海峡のアジア側と欧州側を海底トンネルでつなぐ地下鉄の開通式典に、エルドアン首相とともに出席する。地下鉄は円借款を利用して建設され、大成建設が工事を手がけた。

 29日夜(日本時間30日未明)のエルドアン氏との首脳会談では、トルコの原子力発電所建設計画について意見交換し、優先交渉権を得た三菱重工業などの受注を確実にしたい考え。トルコ隣国のシリアの難民支援などについても協議する。・・・・


          ★

 秘密保護法はほんとにひどい内容です。
JCP京都さんの「解説」もわかりやすいです。
 わかりやすく、おもしろく?語りに語って、安倍政権の国民を監視する野蛮な法案を廃案に追い込みましょう。8割以上の国民が反対している今の国会での強行、ということになったら、まさに民主主義無視のファシズムのはじまりですね。

■JCP京都・・・「笑い話」ではありません。

第1話ー「秘密は守ろう」 → 「何が秘密なの」 → 「それは秘密」。

第2話ー「あなた、心配しないで。秘密は守るから」 → 「心配なんかしてないよ。君の考えていることは盗聴させてもらっているから、全部わかっているよ」


 「笑い話」ではありません。いま問題になっている「秘密保護法案」のことです。国民には何が秘密か知らされず、自分が接した情報が「特定機密」かどうかわからないまま処罰されます。政府は「原発やTPPは対象外」といいますが、法文上は除外される保障はありません。

 この法律制定の最大理由は「アメリカとの情報共有」のために「秘密の保護」体制をとる必要があるというものです。ところがいま、ドイツのメルケル首相の電話をアメリカが長期にわたって盗聴してことが明らかになり、大問題になっています。盗聴の事実を認めざるをえなくなったオバマ大統領。言い訳に窮して「私が知っていたら、ただちに止めていた」と釈明しましたが、どうもこれもウソ。最新のドイツ紙の報道では数ヵ月前からオバマ大統領も知っていたと暴露されています。

 問題だらけの「秘密保護法案」。マスコミもあいついで社説で反対声明。10/24付「京都」―「民主政治の根幹を揺るがしてはならない」。10/26付「毎日」―「国会は審議でその危険な本質を明らかにし、廃案にすべきだ」。同「朝日」―「与党が数の力を頼みに、問題だらけの法案を成立させることに強く反対」。当然の主張です。

 世論もこの法案の危険性を感じています。10/28付「京都」の世論調査結果では法案反対は50・6%で賛成の35・9%を大きくうわまわっています。今国会の成立には「慎重に審議すべきだ」と82・7%の人が賛成していません。

 「笑い話」のような、矛盾だらけの法案は、国民からは「一笑に付」されるべきもの―断固反対、廃案以外に道はありません。・・・・・・


地元の湊フェスティバル、福井市9条の会の例会、Fukuiまちづくりフォーラム

2013年10月28日 | Weblog
 昨日は、地元の湊フェスティバルや公民館まつりへごあいさつ、福井市9条の会の例会、Fukuiまちづくりフォーラムなどでした。

 朝方まで雨が降っていましたが、日中はいいお天気にめぐまれ、フェス会場は参加者でにぎわい、早々に商品がなくなってしまうところもでていました。私も壮年グループのおろしそばをいただきました。各コーナーには中学生の「お手伝い」もでていて活気がありました。
 福井市9条の会では、秘密保護法をめぐる重大な情勢もふまえて、9条の宣伝だけでなく、秘密保護法反対の宣伝活動をおこなうことを決めました。

 まちづくりフォーラムは、福井市が中心となって企画したもので、基調講演はアムステルダム在住の建築・都市デザイナー、渡邉英里子氏の基調講演、その後、森ビルの松島義尚氏、福井大学准教授の原田陽子氏も加わってのパネル討論でした。コーディネーターは櫻井康宏・福井市都市戦略部 まちづくりアドバイザー。

 渡邉氏は、オランダ・アムステルダム、デンマーク・コペンハーゲン、オーストラリア・メルボルン、アメリカ・ニューヨークの各都市の居住者、人優先のまちづくりを豊富な写真で詳しく報告されました。
 交通安全の取り組みでも、車を減速させるための減速帯をもうけ、どのくらい減速させるかで「でこぼこ」の高さを変える、とか、自転車通行帯はカラーで、とか信号機にも「遊び心を」など、日本でも応用が効くと感じました。

基調講演の渡邊氏



 松島氏は、福井市中心部に住まうことへの提言として、「コンパクトシティ」「複合機能の集積」「安全安心」などを提起しました。
 原田氏は、福井県は郊外型で全国1位で、中心部にも空き家が急増している。対策として、広島、大阪の例もあげて、空き家の創造的な活用をよびかけました。
 渡邉氏は「メルボルンでは歴史的建造物を残しているが、このことが町が崩れない理由となっている。町のなかで困っている人がいたら、それを公共に反映してさせていく取り組みが大切」と強調しました。




コーディネーターの櫻井康宏・福大名誉教授



福井中心部に拡大する空家・・・原田先生資料



 実は、日本共産党も10数年前ですが「まちづくりシンポ」を開催したことがあります。
パネリストには、駅前商店街、田原町商店街、福井大学工学部から出席していただいたと記憶しています。
 当時の私たちの問題意識と、昨日のパネリストのみなさん、参加者のみなさんの問題意識は共通でしょう。
 会場で顔をあわせた市役所幹部の方は「佐藤さんがまちづくりの行事に参加とは意外ですね」と言われましたが、こういう取り組みでも福井の共産党は先駆的にやってきているのです。
県議になってからもまちなか居住の推進の必要性などを議会で質問し、亡くなられましたが当時の坂川県議からもエールを受けたことがあります。

 駅前に地下駐車場などをつくったり、そういう意味では人中心のまちづくりとは逆行しているし、またそのことを駅前の関係者のみなさんも期待せざるをえない悩ましい状況があったわけですが、推移をみれば、駐車場整備や再開発ビル建設で人の集まりが取り戻せていないことを冷厳にみて、福井県も福井市もラストチャンスにのぞむべきではないでしょうか。そのためには市民不在の計画をつぎつぎ決めていくのではなく、市民の声を繰り返し聞き、市民の自治意識を高めながら、せめて50年後をにらんで計画を推進する胆力が必要です。

福井市のみなさんには、9月福井県議会報告ニュースをお届けします。ご意見をお気軽におよせください。

2013年10月27日 | Weblog
今朝の朝日新聞4面に「反共に耐え やっと前へ」と志位委員長の記事が大きく掲載されています。「苦節15年、ようやく前進できた。全党の15年間の苦労と不屈の奮闘を考えると感無量だ」・・・・。なまなましい常任幹部会の模様も描かれていて、引き込まれました。
  県議会で自民党議員に「地道にがんばってきた苦労が報われたな」と声をかけられたが、あらためて、この15年の長い歳月を想うとともに、秘密保護法や消費税増税、TPPなど暴走する安倍政権と力のうえでも対決する大きな共産党と国民運動をつくっていかなくては、と思います。


昨日は新幹線問題での会合、街頭宣伝、地域訪問などでした。
新幹線問題では、この間、新幹線延伸と在来線を考える会として、福井市、越前市、敦賀市で住民討論会などを開催してきていますが、今度は、あわら市で計画しょうか、となりました。8000億円もの事業費、北陸線は県庁などが税金で買い取って第三セクターで運営・・・という大問題ですが、県内マスコミ界にはまったく批判の論調はありません。県議会でも異論を吐くのは私ひとり、というお寒い状況。
 いま、県庁も県議会も県内経済界も、さらに工期を短縮して開業を、と猛烈です。当然、財源の手当てもしなくてはなりません。
 街頭宣伝でも、消費税増税の一方で、止まらない行政の無駄遣いを厳しく批判しました。

 国会でも自民、民主、公明の3党合意で消費税増税計画を決めましたが、福井県議会でも共産党のぞくオール体制で新幹線建設・北陸線の第三セクター化を推進しています。
消費税増税が無駄遣いの公共事業に使われていくのでは、従来とかわりません。
 こんな放漫財政は、さらなる激痛となって自治体と住民を襲うことになるのではないでしょうか。

 ぜひ、ひとりひとりの県民のみなさんが、選挙の時だけでなく、日ごろから県行政や議員活動に関心をお持ちいただいて、住民本位の地方自治と民主主義の発展のために力をあわせていただきたいと思います。私も、マスコミではなかなか報道されない福井県政の問題点などを発信していきます。

  さて、福井市のみなさんには、今朝、私の9月県議会だよりをお届けします。
ぜひ、お読みいただきご意見、ご感想などお寄せいただければ幸いです。
  また、出前で国政県政懇談などもさせていただいていますのでお気軽にお声かけください。
  お知り合いの方に「議会報告」を配っていただける方も募集中です。よろしくお願いします!

    mmasao.sato@gmail.com

アメリカがドイツ首相を盗聴。かつて北朝鮮が日本共産党盗聴。秘密保護法は廃案に!

2013年10月26日 | Weblog
  昨日は、打ち合わせ会議、県庁で「廃炉・新電源対策室」が原子力安全対策課に設置されたことで話しを聞きに。午後は、福井県年金者組合の大会であいさつ、中央本部の三上副委員長の講演もお聞きしました。年金削減へ力強く不服審査請求の取り組みをすすめます。夕方は、原発ゼロめざす県庁・関電前行動、冷たい雨の中ですがみなさん奮闘されました。私は、途中で失礼して、懇談会へ。

  年金者組合の大会でもお話しさせていただきましたが、安倍政権が国民のつよい反対の声を無視して、秘密保護法を閣議決定し、今の国会での成立をめざしています。
このような暴挙はほんとうに許されません。

 
 昨日もこのようなニュースがありました。

■NHK・・・米機関 独首相の政党提供携帯を盗聴か
    10月26日 4時27分

  アメリカの情報機関がドイツのメルケル首相の携帯電話を盗聴していた疑いが出ていることについて、メルケル首相は、盗聴防止の機能が低い政党から提供された携帯電話が盗聴の対象になっていた可能性を明らかにし、アメリカへの懸念を重ねて示しました。

  メルケル首相は25日、EU首脳会議が開かれたブリュッセルで記者会見し、みずからの携帯電話がアメリカの情報機関によって盗聴の対象にされていた疑いについて答えました。
この中でメルケル首相は、政府内の情報のやり取りは盗聴などを防ぐ機能を高めた政府専用の携帯電話を使っているとしたうえで、日常の政治活動などに使うために与党・キリスト教民主同盟から提供された携帯電話が、盗聴の対象になった可能性があると明らかにしました。
メルケル首相は「この問題でアメリカへの信頼は大きく損なわれた。信頼関係をもう一度取り戻さなければならない」と述べて、アメリカへの懸念を重ねて示しました。
ドイツのメディアによりますと、政党から提供された携帯電話は盗聴防止の機能が低い電話で、メルケル首相はふだんからこの携帯電話で与野党の政治家などと頻繁に連絡を取っていたということです。
ドイツ政府は、この問題を重くみて、近く政府の代表団をワシントンに派遣することを決め、アメリカに詳しい説明を求めていくとしています。・・・・・・


  日本はアメリカとの軍事同盟の関係も理由にして秘密保護法を制定しようとしていますが、アメリカはその同盟国の首脳の電話まで盗聴していた、というのです。
 
  これで、思い出したことがあります。

  かつて、日本共産党の指導部だった宮本顕治さんや立木洋さんらが当時は関係があった北朝鮮を党の代表団として訪問し、金日成らとの会談をおこなったことがありました。
 その祭に、共産党代表団の宿泊の部屋に盗聴装置が設置されていたのです。
 宮本氏は「こんなことをする党は信用できない」と激怒したそうです。

 その後、北朝鮮が、大韓航空機爆破などをおこなった際に、「北朝鮮のしわざだ」などといち早く北朝鮮の蛮行を厳しく批判したのが日本共産党でした。また、国会で小浜の地村さんたちの「拉致」問題をいち早くとりあげ、北朝鮮の犯罪の可能性を明らかにしたのも日本共産党でした。

 日本の共産党と北朝鮮の労働党とはいまでも断絶しています。
しかし、超党派の国会議員で北朝鮮を国会として訪問したことはあります。
 その際、北朝鮮は金日成の廟で保存された遺体の前での最敬礼を要求したそうです。
 他の党の国会議員は求められるままに最敬礼したそうですが、共産党の穀田衆議院議員は拒否しました。

 話しがそれましたが、「友人を盗聴する」・・・こんな「友人」とあなたは友達でいられるでしょうか。
 ドイツが猛烈に怒っているのは当然です。

 北朝鮮も無法をおこなってきた国です。アメリカも、かつてのベトナム戦争、最近ではイラク戦争など道理のない不法な戦争を仕掛け、大きな被害を及ぼした国です。

 そして、このような行為を世界各地でおこなっているアメリカとの関係も理由にして、国民がこれまでは知りえたであろう情報を「特定秘密」扱いにすることが、どんなに危ない道であるかは明らかでしょう。


 しかも、政府は「原発(情報)が秘密になることは絶対にない」(礒崎首相補佐官)と説明してきたが、内閣情報調査室の橋場健参事官は原発情報も「警備等に関する情報、テロ活動防止に関する事項として特定秘密に指定されるものもありうる」と正反対の説明をおこなっています。
 福島原発事故などの詳細情報も、「核の秘密」などと秘密にされる恐れもでてきます。
 
 たとえば、先日の福井県議会の公安委員会の審査で「原発警備にあたっている警察官の人数は」と質問したところ、「それはお答えできません」との答弁でした。
 いまでも「テロ対策」を理由にして、基本的な人員情報すら県議会にも秘匿される情報があります。秘密保護法ができれば、県民の代表機関である県議会への行政情報の開示・説明などもいっそう制限されていく恐れがあるのではないでしょうか。
 力をあわせて、このような悪法は廃案に追い込みましょう!


 以下、共産党の保護法案についての見解です。

■赤旗・・・国民の知る権利を奪う「秘密保護法案」に断固反対する
     ―「海外で戦争する国」づくりを許さない

                   2013年10月18日 日本共産党

安倍内閣が今臨時国会に「秘密保護法案」を提出する準備をすすめていることに、国民の各界各層から大きな不安と懸念の声がひろがっています。「秘密保護法案」のねらいは、防衛・外交をはじめ国政の重要問題で、国民の目と耳、口をふさぎ、日本を「海外で戦争する国」につくりかえることにあります。日本共産党は、「秘密保護法案」に断固反対し、この企(たくら)みを阻止するため全力をつくします。

〔1〕民主主義の根幹である国民の知る権利、言論・表現の自由を脅かし、日本国憲法の基本原理を根底からくつがえすものです

(1)「秘密の範囲」は政府が勝手に決め、国民には何が秘密かも知らされません

 法案は、政府のもつ膨大な情報の中から「特定秘密」を指定し、それを漏らした公務員や聞き出したりした者に最高で懲役10年という厳罰を科すことを骨格としています。

 まず問題は、いったい何が秘密なのか、「秘密の範囲」がきわめて曖昧で不明確なことです。「特定秘密」の対象は、「防衛」「外交」「特定有害活動(いわゆるスパイ行為)の防止」「テロ活動防止」の4分野としていますが、例えば「防衛」では自衛隊の運用から装備、施設などあらゆる事項が対象とされており、「限定された」などといえるものではありません。

 最も重大なことは、「特定秘密」を指定する決定権が「行政機関の長」に委ねられていることです。外務省・防衛省など「行政機関の長」が「わが国の安全保障にとって著しく支障を与える恐れがある」と判断すれば、「特定秘密」に認定できる仕組みであり、政府行政当局の恣意(しい)的判断で秘密は際限なく広がってしまいます。しかも、いったん秘密指定すれば政府の判断で秘密の期間はいくらでも更新できることになっており、永久に公表されない恐れすらあるのです。

 国民には、何を秘密にしたのかも知らされません。これでは、自分が接した情報が「特定秘密」かどうかもわからないまま、処罰されることになってしまいます。

 政府は「原発やTPPは秘密保護法の対象ではない」といいますが、法文上にはそれらが除外される保障はどこにもありません。原発事故での資料隠しのように、政府に都合のわるい情報を秘密にして国民に隠そうとする危険は重大であるといわねばなりません。

(2)国民の知る権利、報道の自由を奪い、違反したら最高で10年の懲役に

 法案は、最高で懲役10年という重い刑罰で公務員をはじめ幅広い国民に「秘密保持義務」を課すものです。「特定秘密」の漏えいは、故意に漏らした者だけではなく、過失によるものでも処罰対象とされます。

 「特定秘密」を取り扱うことになる公務員や契約企業の労働者に対しては、「適性評価」と称して、警察などの国の行政機関により、本人の犯罪歴、病歴、借金をはじめ思想調査をふくむ網羅的な身上調査がおこなわれ、調査対象は家族や友人にも及びます。このままでは多くの国民がプライバシーを侵害され思想信条を理由とした差別的取り扱いという重大な人権侵害の危険にさらされてしまいます。

 法案は、「特定秘密」を漏らした者だけでなく、ジャーナリストの取材活動や一般市民による情報公開要求など「特定秘密」にアクセスしようとする行為まで処罰対象としています。さらには「共謀、教唆、煽動(せんどう)」も処罰するとしており、処罰の対象は、市民のあらゆる行為におよび、家族・友人などにもひろがる危険があります。

 しかも最高で懲役10年という刑罰は、現行自衛隊法の防衛秘密の漏えいに対する刑罰(5年以下の懲役)を倍にするもので、在日米軍の機密漏えいの場合(米軍刑事特別法、懲役10年)と同じであり、日本の秘密体制をすべて米軍機密なみに重罰化するものとなっています。このことが報道・取材を萎縮させ、言論・表現の自由、国民の知る権利に対して致命的な打撃を与えることは明らかです。

(3)「特定秘密」というだけで国会の立法権や国政調査権を制限してしまうものです

 法案は、「特定秘密」に対して、国権の最高機関である国会の調査権をも制限しています。国会に「特定秘密」を提供するときは、非公開の「秘密会」を要求したうえ、提供の範囲を限定し扱い方にも制限を加えています。国会議員や国会職員も秘密を漏らせば処罰対象にされるのです。これでは、外交・防衛という国政の重要問題で、国民を代表する国会が政府を監視しチェックすることは不可能になります。これは、国会の立法権、国政調査権を侵害し、国民主権の原理にも反するものです。

 法案は、日本の国会には開示を制限する一方で、アメリカなど同等の秘密保全体制をとる外国政府に対しては、外務省や防衛省の判断で特定秘密を提供することができる仕組みとなっています。これは、国民には隠しながら日米同盟で情報を統制し操作しようという、法案の危険な本質をしめすものといえます。

 法案の内容は、民主主義の根幹である国民の知る権利を侵害し、憲法の基本原理を根底から覆すものです。政府や与党は、法文に「報道の自由」や「知る権利」に配慮する旨の規定を盛り込むことで、国民の批判をかわそうとしています。しかし、いくら「報道の自由への配慮」を明記しても、幅広い厳罰規定のもとで情報を統制する法体制によって、報道の自由などの基本的人権が侵害される危険性を拭うことなどできません。

〔2〕「海外で戦争する国」につくりかえるため、国家が強権的に情報を統制し、国民の言論・表現を規制するのがねらいです

(1)アメリカと軍事情報を共有し、日米軍事一体化をすすめるためのものです

 安倍政権は、今臨時国会で「秘密保護法案」を国家安全保障会議(日本版NSC)設置法案と一体で成立させることをねらっています。

 国家安全保障会議は、アメリカのNSCをまねてつくるもので、内閣総理大臣を中心に外交・安全保障政策の「司令塔」として機動的に活動し各省庁の情報を集中させ、アメリカと軍事戦略・情報を共有する「受け皿」となるものです。

 すでにアメリカの要求で軍事情報包括保護協定(GSOMIA、2007年)が締結されていますが、日米で国家戦略や軍事情報を共有し、日米軍事一体化をさらにすすめるうえで、アメリカと同等の包括的な秘密保護体制をつよく要求されているのです。情報の管理・統制の強化は、日本の軍需企業が、F35戦闘機などアメリカをはじめとする国際的な武器の共同開発・生産へ本格的に参画するうえで不可欠の体制でもあります。

 自由民主党が2012年7月に公表した「国家安全保障基本法案(概要)」は、集団的自衛権の行使を容認することを前提に、日本版NSCと秘密保護法の制定を盛り込んでいます。まさに両法案は、日本をアメリカといっしょに「海外で戦争する国」につくりかえる策動の第一歩に位置づけられているのです。国民の目と耳、口をふさいで、国家の情報を統制し、日米同盟の危険性を追及し批判する者を封じこめようというものにほかなりません。

(2)日米軍事同盟の「密約」や実態を明らかにすることも処罰されてしまいます

 すでに日米安保条約のもとで米軍機密や米国の提供する兵器に関する秘密の漏えいを重罰に処する特別法があり、また自衛隊法には防衛秘密を保護する厳罰規定があります。そのうえに包括的な秘密保護法が制定されれば、日米同盟の実態はますます国民に隠されてしまいます。

 歴代政府がその存在を否定しつづけた「核兵器もちこみ密約」や「沖縄返還密約」の一部が2010年にようやく明らかにされました。しかし、米軍に事実上「行動の自由」を容認している日米地位協定にかかる密約、裁判権や指揮権をめぐる密約はいまだに隠されたままであり、日米合同委員会合意の実質的内容も国民に秘密にされています。このもとで住民生活の安全に重大な影響をもつオスプレイの配備計画も訓練飛行ルートも住民は知ることができません。

 秘密保護法がつくられれば、60年にわたり耐え難い基地被害や人権侵害を日本国民におしつけている元凶である日米安保「密約」の公表を求めることや、基地の実態、予算の使い道を追及し公開をせまることも処罰されかねません。

 政府は「情報漏えいに対する脅威が高まっている」といいますが、日米同盟に関しては国民が知りたいことはことごとく秘密にされ、アメリカ側の情報公開で秘密解除されても、日本政府は認めないという態度をとって、主権者である国民と国会のチェックを妨げてきたのが実態なのです。

〔3〕民主主義の破壊に反対する一点で力あわせ、阻止しよう

 いま、憲法にもとづく国民の権利をことごとく侵害する重大な法案に対し、日本弁護士連合会、日本新聞協会、日本ペンクラブをはじめ国民の各界各層から反対の声がまきおこっています。かつて国民は、1980年代に中曽根内閣のもとで自民党が提出した「国家機密法案」を国民的批判のひろがりで廃案に追い込んだ経験をもっています。

 日本共産党は、国民の自由と民主主義が破壊されることに反対するすべての団体、個人が、「秘密保護法案」阻止のためにたちあがることをよびかけるものです。わが党は、立場の違いをこえて、民主主義破壊の悪法に反対する一点で力をあわせ、たたかいぬく決意です。

福井県議会、土木関係の決算審査。住宅の耐震診断2842戸、改修374戸に。県民の安全へ全力

2013年10月25日 | Weblog
昨日は福井県議会の土木関係の決算審査でした。

 福井市でおこった標識の事故の問題をとりあげて、土木部の対応をたただしました。
幸道土木部長は「パトロールをつよめている。ものすごい量があるので、標識の統合などもすすめたい」と答弁しました。


 県議会で私が提案して実現した住宅の耐震診断・改修事業。もう8年目になります。
先月までで、耐震診断をしたお宅は2842戸、耐震改修をしたお宅は374戸となりました。
県は、ひきつづき、活用しやすいように、居間とか寝室だけの部分改修でも助成制度をはじめています。
これからも県民のみなさんの命と安全を守るために提案をつづけていきたいと思います。


 福井駅前地下駐車場。私は、50億円を超える無駄遣いだ、と批判、反対してきました。
当時、県庁は「40年で元をとります」と説明してきました。
 しかし、収支が合うまでに平成55年の予定が20年ぐらい延びて平成77年までかかるという。理由は年間1億円以上見込んだ収入が8500万ぐらいにとどまっている、との説明。
 今後、大規模なメンテナンスも必要な時期がくるでしょう。
 このような無駄遣いの失敗は最初から明らかだったのを政治的な思惑で強行したのが問題です。
しかし、できてしまっている以上は、なるべく県民のみなさんに利用していただける工夫をこらさなくてはいけません。悩ましい限りです。
 無謀な計画に賛成してきた県会議員は責任を感じてほしいものです。

 土木部の職員は600数十名。私は「土木事務所などで働くアルバイトなど非正規職員は」と質問。
県側は「アルバイトは101人いる。人件費はおおよそ一億円」と答えました。
私は、土木事務所などの人員体制がうすくなっている。いま、災害が相次ぐ状況のなかで、現場で働く職員を増やすべき、と指摘しました。

 足羽川の堤防の草刈りについて、私は「予算削減するようなことがないように」と指摘。県側は「予算は確保していく」と約束しました。

 このほか、道路建設と信号機など安全施設の整備は一体でおこなうべき、河内川ダム工事の問題点、屋根雪融雪の効果について、ダムの長寿命化、福井市の海岸の浜崖対策、などについて質問しました。

 ひきつづき、県民のみなさんの切実な要望実現へガンバリマス。応援お願いします。

 その後、議会基本条例についての改革検討会議がおこなわれました。
 夜は、依頼されていた雑誌原稿の作成。頭の切り替えが大変です。なんとか仕上げて送稿しました。

福井県議会の公安委員会関係の決算審査。のび太が歌う「秘密保護法」・・

2013年10月24日 | Weblog
 昨日は、福井県議会の公安委員会関係の決算審査でした。野村県警本部長は「刑法犯は10年連続減少している。交通事故死は60年間で最少。さらに治安の向上につとめる」などと報告しました。
しかし、質問する議員が少ない!
 私は、サイバー分野の犯罪捜査での警視庁と県警の役割分担について、犯罪被害者支援の活動について、160万円を超える随意契約について、などを質問しました。犯罪被害者の相談窓口への相談は122件。
 福井市で町名ポールが倒れて、児童がけがをした問題を例にあげて、県警管轄の標識などの管理状況も質問しました。
理事者からは「信号機が1912基、信号柱が7879本。標識が72295本ある。40年以上経過したものについて順次更新している。それが694本あり、昨年100本の予算がついた。年間、200本の予算が必要」との答弁がありました。

議会の後、河合良信さんらが企画運営しているアオッサで開催中の写真家・福島菊次郎展を観ました。原爆や軍拡、天皇などを題材に、その時々の時代をわしづかみにした迫力があります。
  夜は町内の役員会でフェスティバル開催などについて報告がありました。

■NHK・・・町名表示ポール倒れ女児けが 腐食か
10月23日 14時45分

  福井市で町名を表示するポールが倒れ、小学1年の女の子が頭にけがをする事故があり、市では根元の腐食が原因とみて、市内のほかのポールについても緊急点検を行っています。

  22日、福井市三十八社町で町名を表示する高さ3.5メートル、重さおよそ8キロの鉄製のポールが突然倒れ、通りかかった小学1年の女の子の頭に当たり、1週間のけがをしました。
福井市はポールの根元の部分が腐食していたことが原因とみて、市内およそ300か所にある同様のポールについて緊急点検を始めました。
市の担当者と点検を委託された業者が1か所ずつ見て回り、塗装が剥げて鉄がさびているポールなどについては切断して撤去していました。
市によりますと、こうしたポールはこれまで定期的な点検が行われていなかったということで、福井市行政管理室の桑原浩明副課長は「緊急点検を急いで進めるとともに、点検体制についても改善したい」と話しています。・・・・・・

     ★

赤旗記者が秘密保護法問題で替え歌をつくったそうです。
いろんな知恵で、戦前の軍機保護法のような国民弾圧法制の復活を阻止しましょう!


ドラえもんのうた
官僚のび太の願望を歌う

1.原発がいいな  TPPがいいな
あんな情報  こんな情報  いっぱいあるけど
みんなみんなみんな  隠してくれる
「特定秘密」で隠してくれる
オスプレイで自由に飛びたいな
「ハイ!秘密保護法」
案案案  とっても大問題  秘密保護法

2.身辺調査  適性評価
公務員も民間人も調べるけど
彼女の有無も調べてくれる
警察と保全隊が調べてくれる
米軍と戦争に行きたいな
「ソレ!突撃」
案案案  とっても大問題 秘密保護法

日本共産党の中山間地での宣伝活動にあたたかい反響。ガンバリマス

2013年10月23日 | Weblog
  昨日は、鈴木市議や共産党支部のみなさんとともに、ふだんなかなか宣伝に行けない地域への宣伝活動でした。
 中山間地で、TPP反対や消費税増税反対を訴え、日本共産党の政策をお話ししました。
 各地で高齢者のみなさんが元気に仕事をされています。
 「消費税増税は困ります。お願いします」「こんな地域までありがとうございます。忘れないでください」など歓迎していただきました。
 また、「大雨が降ると簡易水道から泥がでてくる。洗濯にも料理にも使えない。嫁がペットボトルを買ってきている。ほかから嫁に来た人はびっくりする。なんとかならないか」との相談も。
 さっそく鈴木市議が調査することになりました。このように、宣伝行動のなかでも生活相談などがもちこまれます。

  昼食は地域の女性のみなさんが開いている1000円でおろしそば付のバイキング。
平日ですが、つぎつぎとお客さんが入ってきます。金沢ナンバーの車も。
 ここでは福島から避難されてきた方も働いているとお聞きしました。
 地元のお蕎麦、豆汁も大変美味!お母さんたちの品数豊富な料理に、宣伝の疲れも癒されました。
チラシ配布に参加された女性陣も大満足のようでした。

  
        ★

 安倍政権は秘密保護法を閣議決定し、強行しようとしています。こんなものをつくっても国民の暮らしはまったく良くならず、福島原発事故も改善しません。

 昨日の山間地での宣伝でも、安倍政権がすすめる暮らし破壊への不安が広がっています。
こういう国民の生活の不安にこたえる政治こそ必要です。
 それを、かつての軍国主義時代に逆行するような、秘密法の制定、議員や国民の目や口をふさぎ、懲役10年といういまの公務員法の10倍もの刑罰で脅す、自民党、公明党の手法はきびしく批判されなくてはなりませんね。


■赤旗・・・異議あり!! 安倍流「改革」  大企業に減税・優遇 国民には8兆円増税
   立場超え批判広がる

  安倍晋三首相は、15日の所信表明で改めて来年度からの消費税率3%引き上げを明言しました。国民に8兆円の増税を押し付ける一方で、大企業には復興特別法人税を前倒しで廃止したり、設備投資減税を拡大したりといたれりつくせりです。「世界で一番企業が活動しやすい国」を掲げる安倍流「改革」の道理のなさに批判が広がっています。(佐久間亮)

賃金上昇の保障なし

 安倍首相は所信表明で、政府の「経済政策パッケージ」について「賃金の上昇」と「雇用の拡大」が目的だとしました。

 しかし、その中身は、首相が「企業収益の増加が、賃金上昇や雇用拡大につながる」と語るように、大企業が栄えれば、いずれ庶民にもおこぼれが落ちてくるというものです。

 実際は、法人税は繰り返し減税されてきたものの、賃金は下がり続けてきたのが現実です。1997年から2012年の間に、労働者の平均年間賃金は70万円も減少。反対に、同時期の大企業の内部留保は100兆円も増えています。

 復興特別法人税の廃止が賃上げにつながると思うかどうかを尋ねた「日経」14日付の世論調査では、否定的回答が82%を占めています。減税分は企業の手元資金に回るとの見方が多くなっています。

 民間シンクタンクの三菱UFJリサーチ&コンサルティングスは4日付のリポートで、「今回の経済対策で得られたメリットを、企業が必要以上に賃上げや雇用増加に使うことは期待できそうにない。14年度の実質可処分所得が大きく落ち込むことは確実」と書いています。

調査でも、地方紙でも

 法人税減税が賃上げに回らないとの声は、政府の「景気ウォッチャー調査」(8日発表)にも寄せられています。東北地方のテーマパーク職員は、「法人税が減税になっても企業は借金返済に回すだけ。社員所得への影響は少ない」といいます。

 四国地方の商店街代表は、「消費税増税と法人税減税の抱き合わせは中小零細企業には理解できない。法人税減税の恩恵を受けない企業や国民が大半だ」と指摘。近畿地方の一般機械器具製造業の設計担当者も、「法人税は減税となるが低所得者は賃金の増加が見込めない。消費税増税で購買意欲の低下が進む」と語っています。

 首相の消費税率引き上げの「決断」(1日)を積極的に評価する全国紙とは対照的に、その後の地方紙の社説では厳しい意見が噴き出しています。

 琉球新報は、「次から次に疑問がわく。消費税増税はどうしてもふに落ちない。最たる疑問は消費税を引き上げる一方、法人税を減税する点だ」と指摘。法人税減税で大企業が利益を得る一方、「消費税は逆進性が高く、低所得者の負担が高所得者より重い税である。消費増税で低所得の庶民に重い負担を求める一方、大企業を優遇するのでは、国民の納得が得られるとは思えない」と主張します。

 「国民への裏切りであり、首相の責任は大きい」と書いたのは、北海道新聞です。「国民の暮らしは物価高や賃金下落、年金保険料などの負担増に脅かされ、増税で生活基盤さえ破壊されかねない。首相が言う賃上げ策も、確たる保証はない。デフレ脱却も福祉の充実も果たせず、財政再建にもつながらない増税なら認められない」と断じています。

 東日本大震災の被災地・仙台に本社を置く河北新報は、「目的も効果も不確かなのは、1年前倒しとなる復興特別法人税の廃止方針だ」「『復興軽視』との批判は免れまい」と批判。岩手日報も、「国民に広く増税する一方で、企業を優遇する。表現を変えれば、家計から吸い上げた税金を企業に付け替えることだ。消費税が持つ逆進性を考えるとき、再配分機能の喪失が際立つ」と指摘しています。

 復興法人税の前倒し廃止は、「読売」の7日付世論調査で反対が66%、「朝日」の同日付世論調査でも反対が56%と半数を超えています。

ふたたび秘密保護法は許さない!福井県と中国・浙江省の友好提携20周年を祝う記念祝賀会

2013年10月22日 | Weblog
 昨日は、朝の街頭宣伝で学徒出陣70年、ということにふれて、安倍政権がだそうとしている秘密保護法問題で訴えました。
 政府の都合のいい解釈で、秘密を拡大し、国民には真実を知らせない、邪魔者は弾圧する・・・このようなかつての戦前の軍機保護法のような仕組みをつくろうというのです。
 絶対に許すわけにはいきません。

■赤旗・・・・市田書記局長  「秘密保護法案」について

国民の目耳口ふさぐ弾圧法 何が秘密かも秘密

 「秘密保護法案」について石破氏は、「もっと早く(法制定を)やらねばならなかった」と発言。井上氏は法案に「国民の知る権利」「報道の自由」「取材の自由」を担保する修正を加えると述べました。市田氏は次のように述べました。

 市田 国民の目と耳と口をふさぐ、基本的人権、民主主義を破壊する重大な弾圧法です。何が「特定秘密」かは政府=行政の長が勝手に決めることができる。国民には何が秘密かは明らかにされない。もらした者も聞き出した者も最高10年の懲役です。いま公務員法では情報漏えいは(懲役)1年です。自衛隊法では5年。(それが)10年の罰則へと(強化される)。国会の立法権や国政調査権まで制限を受け、国会議員も場合によっては罰せられる。だから日弁連(日本弁護士連合会)も日本新聞協会も日本ペンクラブもこぞって反対しているわけです。

 公明党などの主張で報道、取材の自由に「配慮」するといいますが、憲法で決められている基本的な権利についてわざわざ「配慮する」と書き込まざるを得ないというところに、この法律の危険性がある。やっぱり、いくら「配慮」というようなことを入れても、この法律の本質=「特定秘密」は政府が決める、漏らしたものは罰せられる、国民には何が秘密かわからない――これには何の修正も加えられていない。

          ★

  昨夜は、福井県と中国・浙江省の友好提携20周年を祝う記念祝賀会が開催され参加しました。浙江省からは人民代表大会常務委員会副主任ら37名が来福、昨日は藤野厳九郎記念館などを見学したそうです。
私たちのテーブルには、外交担当者や経済交流促進の担当者が座られ、県庁職員の中国語通訳を介して、いろいろお話しをお聞きしました。
 福井豪雨の時に河川課長だった、現敦賀市副市長の塚本さんも同じテーブルでした。

 料理は、永平寺のゴマ豆腐、上庄のサトイモ、若狭ぐじ、焼き鯖寿し、福井ポーク、おろしそば・・・などなど福井づくし。浙江省のみなさんも堪能されていました。

 会では「日中間の厳しい状況を乗り越えて友好、経済連携の発展を」と語られましたが、その通りです。しかしこれは政府の責任が大きいでしょう。
 名刺交換では、「おお、コミュニストですか」「福井にも共産党があるのですか」などなど共産党についての質問もいただきました。

終日、宣伝・対話活動に全力。日本共産党への期待を実感。原子力規制庁のお粗末。

2013年10月21日 | Weblog
昨日は、午前、午後、夜と宣伝行動や地域訪問活動がつづきました。各地で、「原発は心配ですね」「年金が下がるのに消費税増税はやめてほしい」「参院選で勝ってよかったですね」などの声が寄せられました。また、地域要望などもたくさんお聞きしました。ガンバリマス。
 行動前の会議では志位委員長の日本共産党綱領教室ビデオも視聴し、あらためて日本経済のいびつさなども学習しました。それにしても、志位委員長の綱領教室ビデオは面白いですねえ・・・。

 合間に、西村公子市議の地元の日新公民館のおまつりや、福祉施設のバザーなどもまわりました。
西村市議も、婦人会の炊き込みご飯やおでんなどの販売でがんばっておられました。
私も、炊き込みご飯、豚汁、おでんをいただきましたが、おいしかったです!


         ★

  原子力規制庁が人材不足だという。なにを今さら、の感。
即席の人材で、原発の安全審査を「即席」でやって、再稼働へすすむことだけは御免だ。
  原発なくても電気は大丈夫。新規制基準も不備が多く、人材も不備・・・・これでは国民がもとめる規制機関とは程遠い状況ではないか。

■NHK・・・審査態勢強化も人数確保できず

  原子力発電所の運転再開の前提となる安全審査を行う国の原子力規制庁は、新たに申請する原発もある中、中途採用の職員を募集し審査の態勢を強化する計画でしたが、予定の人数の半分程度しか確保できませんでした。
原子力規制庁は、全国の6つの原発を対象に安全審査を80人態勢で行っていますが、重大事故の対策などこれまでになかった項目も多いため、中途採用の職員を募集し、態勢を100人に強化する計画でした。

 ところが、採用は電力会社やメーカーなどの出身の11人にとどまり、予定の20人を確保できませんでした。
原発の安全審査を巡っては、9月申請した東京電力の柏崎刈羽原発のほか、中部電力の浜岡原発や中国電力の島根原発も、年度内に申請する意向を示し、審査の対象が増える見通しです。
このため原子力規制庁は、21日から、職員の追加の募集を行うことにしていますが、審査に必要な人材を十分に確保できるのかが課題となっています。
10月20日 12時29分

私学振興めざす大会。地域訪問や消費税増税中止もとめる宣伝で反響。TMI原発事故は今も

2013年10月20日 | Weblog
 昨日は地域訪問・あいさつまわり、私立学校の振興めざす大会、消費税増税中止をもとめる宣伝署名行動、生活相談などでした。
 地域訪問や宣伝活動のなかでは、「消費税増税は困ります」「給料も下がって大変」などの声をたくさんお聞きいたしました。
安倍総理が決めても、国民は納得していません!
 力をあわせて、参院選でも隠しつづけた争点「消費税増税」を強行することはやめよ、の声と運動をひろげようではありませんか。
 ぜひ、増税中止を求める署名にご協力ください。また、国政、地方政治を語り合うミニ懇談会も出前で開催中です。お気軽にご連絡ください。0776-27-3800まで。

           ★


 福島事故とは事故レベルが小さいアメリカの34年前のスリーマイル原発事故でも、いまだに問題が解決していない状況が、福島県議会の視察報道からもわかります。
 やはり、原発ゼロを実現することが、地域の安全にとって緊急の課題です。

■朝日・・・米スリーマイル原発廃炉へ 福島県議会視察
2013年10月17日10時18分

【スリーマイル島=野瀬輝彦】県議会の米国視察が15日、米ペンシルベニア州のスリーマイル島で始まった。初日は、34年前に炉心溶融事故を起こした原発を視察したほか、地元の市民団体と交流。いまだ実現しない廃炉や情報公開を巡り、原発運営会社と市民団体の意識がすれ違う様子が浮き彫りになった。

 県議会は昨年、チェルノブイリなどを視察。今年も原発事故に絡んだ立ち寄り先として、県議16人が米国の核関連施設や風力発電の現場などを回る。

 スリーマイル島では、1979年の事故現場となった2号機の元中央制御室などを見学した後、運営会社の関係者と会談した。2号機の廃炉は、現在も営業運転が続く1号機と同時に、30年後の2043年から始める計画だ。県議らは事故から学んだ教訓や、市民との信頼関係をどう構築しているのか、などと次々と質問した。

 これに対し、運営するファーストエナジー社で統括責任者を務めるロイ・ブロッシ氏は、周辺住民を原発内に招待し、オペレーションの様子などの見学会を開いている、などと説明。1号機の運転と2号機の管理を並行させるにあたり、「失った信頼を復活させるのは長い道のりだ」としながら、「様々な意見を公平に扱い、情報をオープンにすることが大切だ」と語った。

●情報公開で確執 運営会社と市民団体

 一方、同日夜に県議団が面会した原発監視団体「TMIアラート」のエリック・エプスタイン代表は、運営会社側に批判的だった。30年以上活動を続ける同団体は、運営会社の情報公開が不十分だとして、独自に原発周辺の空間放射線量を24時間態勢でモニタリングしている。

 エプスタイン氏は「ファーストエナジー社はまるで地域に出てきておらず、信頼関係が出来ていない」などと指摘。そのうえで、「廃炉と地域の浄化に何年かかるか想像がつかない。福島の事故と同様、原子力の問題が必要とする時間は、人間が理解できないほど膨大だ」などと語った。


中部弁護士会連合会が原発問題での学習企画。年金者一揆集会で挨拶、デモ行進。原発ゼロへアクション

2013年10月19日 | Weblog
昨日は第61回中部弁護士会連合会定期弁護士大会で開催された「シンポジウム 司法と科学的専門性 ~福井原発もんじゅ裁判の今日的意義について考える~」を傍聴しました。

 北川恒久理事長は開会あいさつで「いつ科学的専門性に関する困難な事案にあたるかわからない」とシンポの意味を述べ、「元裁判官からの年賀状で『もんじゅ訴訟を振り返りながら原発訴訟について話す機会があった。本当に祈る気持ちです』と書いてあったが、祈る気持ち、というくだりに心情があらわれているのではないか」と話しました。

 基調講演は「科学的専門事件と司法の課題~原発もんじゅ裁判の今日的意義」と題して、もんじゅ裁判原告の弁護士をつとめた吉村悟弁護士が講演しました。
吉村氏はもんじゅ裁判の経過を振り返りながら、「1審敗訴後に、論点をしぼり、技術的・法律面から2次系冷却材ナトリウム漏えい事故対策、蒸気発生器細管破断事故対策、苛酷事故対策、地震・地盤対策で専門家の協力も得て、裁判官・被告側との進行協議とカンファレンス尋問をすすめ、原発訴訟で初の住民側勝訴判決を得た」と語りました。
 また、その後の最高裁での逆転敗訴判決について、「万が一にも原子炉災害を起こさないための判断枠組みを空洞化させ、その後に続く住民敗訴判決の一因となり、安易な原子力行政を許した」と厳しく批判しました。
 そして福島原発事故をうけて、昨年1月に裁判官会同が開催されているが、原発裁判の改善にむすびつくとは楽観できない、と述べ、自らの体験も紹介しながら専門科学者、行政法・環境法学者との連携強化をよびかけました。



 その後、吉村氏、志賀原発2号機訴訟一審の裁判長をつとめた井戸謙一弁護士、もんじゅ訴訟で特別補佐人をつとめた元京都大学原子炉実験所講師の小林圭二氏、志賀原発訴訟弁護団団長をつとめた岩淵正明弁護士のパネル討論「司法と科学的専門性」がおこなわれました。
井戸氏は「かつては裁判官の悩みも判決で吐露されていた。しかし、最近は開き直り、極端な判決もある。最高裁が強引な理屈で2審をひっくり返したもんじゅ裁判の影響がある。最高裁は、原発を停めるつもりはない、と裁判官に認識を与えたのではないか」「司法も福島原発事故に責任があるのではないか、と言われれば否定できない」と語りました。
そして、今後の原発審理について、井戸氏は「市民、専門家の協力がなければ切り開いてゆけない。これまでの原発専門家の国民的信頼は失われており、裁判官の認識もかわるべきだ」と指摘しました。
 小林氏は「弁護士と専門家の交流がもっとあった方がいい」、岩淵氏は「纐纈東大教授も、地震の科学は法則を模索している段階だ、と述べている」、吉村氏は「我々自身が我々自身の問題として取り組み、事実として裁判にぶつけていこう」などと発言しました。




  また、昨日は年金引き下げなどに反対する年金者一揆の集会とデモ行進がおこなわれました。
集会では年金者組合の山野寿一委員長があいさつし、各団体からも連帯あいさつ。私も日本共産党から連帯挨拶をおこないました。




 夜は、原発ゼロめざす福井県庁・関電前行動に参加。東京での4万人が集まった行動に参加したみなさんからの報告、西村公子市議も目の前で志位委員長の国会前でのスピーチを聞いたことなどを報告しました。
 通りがかりの女性の方からも熱烈な激励をいただきました。ありがとうございました!



         ★

 NHKなどは昨日の市田書記局長の質問を報道するなかで、安倍総理が「原発の比率は可能なかぎり引き下げていく」と述べたことを大きく報道しました。
 世論と運動と共産党の力で、さらに追いつめていきましょう!

 福井でも毎週金曜日、原発ゼロアクション、毎月11日には原発ゼロめざす市民行進をやってます。月に1回でも参加する方が増えることが、福井と日本の将来を変えることになります。
 よろしく!

■NHK・・・原発比率 可能なかぎり引き下げ
10月18日 18時0分

 国会は、参議院本会議で安倍総理大臣の所信表明演説に対する2日目の代表質問が行われ、安倍総理大臣は、今後のエネルギー政策について「原発ゼロ」を決断すべきだという指摘に対し「原発の停止で国民生活や経済が大きな影響を受けている」と述べる一方、原子力による発電の比率を可能なかぎり引き下げていく考えを示しました。

 この中で、共産党の市田書記局長は、今後のエネルギー政策について「今、原発は一基も稼働していない。それでも国民生活は維持され、そのことによる経済の破綻もない。この時をおいて『原発ゼロ』の決断をするときはないではないか」と質しました。
これに対し安倍総理大臣は「原発の停止で石油などの化石燃料への依存を高め、3兆円以上の燃料輸入費の増加や電気料金の上昇により、国民生活や経済が大きな影響を受けており、原発を含むエネルギー政策は責任あるものを構築していく。今後3年程度の間に、再生可能エネルギーの普及と省エネルギーの推進を最大限加速させ、原発の再稼働は、世界で最も厳しい安全基準の基で判断し、原発の比率は可能なかぎり引き下げていく」と述べました。

日本共産党とともに50年、のみなさんの集い。福井県の新幹線工事案は中池見湿地破壊の危険

2013年10月18日 | Weblog
昨日は、日本共産党とともに50年以上歩んでこられたみなさんのお祝いの会でした。
一口に50年といいますが、半世紀ですね。この間、うたかたのように政党の離合集散がつづいています。
 他の政党にはなかなか真似のできない企画だと思います。
 参加者のみなさんおひとりおひとりの党の歴史、いまのたたかいに励まされます。

 なかには、「当時、福井県庁に共産党の支部がなく、渡辺三郎さんから入党をすすめられた」とか、「県立病院で看護婦をしていたが、看護学校をつくろうと4年間ぐらい運動して実現した」などの県職員OBの方々からのエピソードもありました。
 渡辺三郎元県議も奥さんとごいっしょに参加されました。
 こういうみなさんのたたかいがあって日本共産党への信頼があります。
いまに生きるたたかいをされてきた「50年党員」のみなさんの、健康とご長寿を願っています。




             ★

 新幹線の工期短縮策として、「新北陸トンネルは、工区を分割発注する際に、中池見湿地の環境影響評価に時間が掛かる可能性のある敦賀側の工区を短くすることで、工期短縮につながる」という案を福井県が発表した。
 世界的に貴重な湿地保存を願う世界と地元の声を無視する手法でしかない。
 福井県に求められるのは、「ややこしい区間を短く区切る」という姑息な手法ではなく、ほんとうに新幹線トンネルで湿地保存に影響がでないかの徹底調査とルートの変更もふくめた提案ではないか。日本で唯一という13万年間の貴重な地層は破壊されたら取り戻せない。


■福井・・・新幹線、敦賀開業3年前倒し可能 福井県が工期短縮策
(2013年10月17日午後8時47分)

 福井県は17日、2025年度開業とされる北陸新幹線金沢―敦賀の工期短縮策をまとめ発表した。九頭竜川橋梁(きょうりょう)と新北陸トンネルの工法などの工夫により工期を3年間短縮し、技術的には22年度の開業が可能とした。県は今回まとめた短縮策を政府や国土交通省、与党など関係機関に説明し、早期開業に向けた要請活動を強化していく。

 金沢―敦賀の工期短縮に向けて県は7月、石塚博英副知事をトップに部局横断でつくる北陸新幹線整備促進本部を設置。自民、公明両党の与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームに提案しようと協議、研究を続けてきた。

 工期短縮策では延長約114キロの金沢―敦賀で工期が長くなる九頭竜川橋梁、新北陸トンネルの工法を提案。金沢開業から10年強とされている工期を8年間に短縮できるとした。工法、工程を工夫すればさらに「数年間の短縮が可能」としている。

 具体的には、全国初の新幹線と道路の一体橋となる九頭竜川橋梁で▽橋脚、橋台の下部工と、橋桁(はしげた)などの上部工の工事を並行して行う工法の採用▽工事が制限される出水期に、上部工を架設する工法の採用―を提案。全長約20キロに上る新北陸トンネルは、工区を分割発注する際に、中池見湿地の環境影響評価に時間が掛かる可能性のある敦賀側の工区を短くすることで、工期短縮につながるとした。

 併せて▽用地取得後の速やかな高架橋工事の着手▽工期短縮の観点からの技術提案型入札の採用▽敦賀車両基地の早期用地取得に向けた測量、設計の促進―など5項目も提案している。

 会見した石塚副知事は「工期や財源を定めた整備スキームの見直しなどは、国が意思決定すべきもの。短縮策を関係機関に説明し、早期開業できるよう要請していく」と強調した。

 国費の投入やJRが支払う新幹線の施設使用料(貸付料)の延長などで、工期短縮に伴う単年度の事業費を増やすことは可能とし「併せて要望していく」と話した。福井までの部分開業については「敦賀までの1年でも早い開業をお願いしたい」と述べただけで、否定的な見解を示した。・・・

自衛隊の夜間行進訓練計画について申し入れ。新婦人の会が福井県へ要望活動。

2013年10月17日 | Weblog
陸上自衛隊が坂井市、福井市、鯖江市を夜間に銃を持って行進するという計画への抗議行動が昨日おこなわれました。
 ただ、「静岡県の陸上自衛隊東富士演習場で12日、隊員が訓練中に紛失した自動小銃捜索への動員」のために夜間行軍訓練は中止する、となったそうです。

 しかし、このような計画はまたつくられるでしょうから自治体や自衛隊への申し入れ行動はおこないました。
県庁への申し入れには。平和委員会、県労連、新日本婦人の会、治安維持法犠牲者国賠同盟、民青同盟、共産党の代表が参加し、私も同席しました。
 平和委員会の南條氏が「武装し、武器を携帯しての市街地での訓練は行わないよう自衛隊に求めること」「今後、市街地における訓練は受け入れないこと」を申し入れました。
 参加者からは「戦前の復活だ。いったんやるとエスカレートしていく。地方自治体は県民の暮らし、福祉を守ってほしい」「災害対応での訓練でなく、銃を持っての行進だ。東富士演習場のような不祥事が市街地で起こったら大変。きなくさい動きを県がみすごすのは問題」「スコップならわかるが、なぜ銃をもって市内を訓練するのか。県としても意見をだすべき」などの意見がさだれました。

 県側は池田市町振興課長ら3名が応対。池田課長は、「なにかあった時に地理を確認するという意味があると聞いている。われわれがどうこう言うことではない。要望は自衛隊にも伝える」などと答えました。
 私も「いま、特定秘密保護法案がだされようとしているなかで、オスプレイや市内での夜間訓練などが計画されている。法案が通れば、秘密扱いされるかもしれない。かつて地方自治体は住民を戦争にかりだす仕事をしたが、そういう時代がこないようにしなくてはいけない」などと話しました。

 秘密保護法案が急浮上してきたこととあわせ、軍事行動の強化は許されません。
秘密保護法ができれば、米軍や自衛隊の訓練計画なども「秘密」扱いとされ、このような市民の抗議行動もできなくなってしまう危険があります。
 軍事優先のおとろしい時代への逆行はNO!
 安倍政権のすすめる危険な方向に歯止めをかけましょう!


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 午後からは新日本婦人の会の県への要望活動に同席しました。田島会長、多田事務局長をはじめ役員のみなさんが参加、敦賀の山本市議も参加されました。
 県側は、林教育長、田端健康福祉部長をはじめ担当の課長のみなさんに応対していただきました。ありがとうございました。

 教育分野では、「自衛隊での職場体験の中止」「正規の教員の増大」「地域間での公平な正規教員配置」「教員の大量の報告事務を見直すこと」などを求めました。
 林教育長は「大量退職時代を迎えて、地域バランスを考えている。正規採用の拡大はその後の約40年間の生徒数の推移との関係を考えなくてはならない」「福井の教員はまじめで、とことんやる傾向がある。現場の声を聞いて対応していく」などの回答がありました。
 会側からは、「多忙化の実態調査をきちんとやってほしい。現状は仲間の教員を助けることもできない多忙な状態」との指摘もされました。

 健康福祉の分野では「医療費助成を窓口無料に」「保護者や保育関係者の要求を子ども・子育て支援事業計画に生かして」「公立保育園の存続を」「ハーモニーホールや生活学習館の障害者用駐車場を利用しやすい場所に」などを要望しました。
 田端部長らは「窓口無料は実施主体が市町。それぞれの考え方がある」「子育て支援事業計画作成は6市町。県の作成にあたっては、要望を検討する。市町とよく相談してすすめたい」「僻地保育所は5箇所あるが、廃止の動きはない」「ハーモニーホール北側にある10台の利用が可能。生活学習館の玄関横にある2台のスペースの利用が可能」などの回答がありました。
 保育士をしていた参加者からは「保育園の園庭でも遊具がなくなりつつある。福井のこどもを育てる最優先の課題として保育環境の充実にとりくんでほしい」とのつよい要望がだされていました。

 原子力防災の要望などでは危機対策課長らが応対。新婦人の会のみなさんは福島原発事故の被災地をみてこられた体験をふまえて、「福島の現状をみてください」「再稼働はやめてください」とつよく求めました。