前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

街頭宣伝、原子力問題研修会、並行在来線委員会、再稼働反対金曜行動

2017年09月30日 | 福井県政

 昨日は、鈴木市議との街頭宣伝にはじまり、地元の湊小学校の体育大会、原子力問題で岡本孝司東大教授による県議会研修会、新幹線にともなう並行在来線の委員会傍聴、原発再稼働反対金曜行動などでした。金曜行動では、かねもと候補も福井1区で唯一再稼働反対をつらぬく、と訴えました。

  民進党の野田県議が離党し、東京の小池知事率いる「希望の党」から福井1区で出馬すると会見。議員は辞職せず、総選挙立候補での自動失職にする、とのこと。個人的には県議会本会議で挨拶するぐらい長い議員生活の集大成としてやられたらいいと思いました。

 しかし、「希望の党」は昨日の福井新聞でも私のコメントが紹介されていましたが、戦争法、共謀罪、改憲賛成で中身は安倍政権と変わらない「二大政党」をめざすものです。AとA´の関係です。

 昨年の参院選での野党共闘、この数年間の秘密保護法、戦争法、共謀罪などに反対するたたかいを福井県民のみなさんとともに、共産党、民進党、社民党、みどりの党の共闘ですすめて、安倍政権打倒でがんばってきただけに驚くとともに残念でなりません。

 わたしたちは、戦争法反対、憲法9条守って欲しい!原発再稼働反対!と願う多くの県民のみなさんとともにひきつづきがんばります。応援よろしくお願いいたします。

 

 

 


福井県議会。福井駅前再開発など予算、スマホえん罪をうみかねない条例改定に反対。

2017年09月29日 | 福井県政

 昨日は福井県議会最終日でした。原発再稼働意見書や、民進党の希望への合流?など激変する総選挙情勢もあり、つぎつぎとマスコミの方が取材に部屋にこられました。

すでにブログで紹介した原発関連の討論以外に、新幹線、福井駅前再開発関連の予算案、「スマホえん罪」をうみかねない迷惑防止条例の改定、に反対討論をおこないました。反対は私だけでした。

 また、北朝鮮問題の意見書について、平和的解決を!との立場で賛成討論をおこないました。

 

■第49号議案 一般会計補正予算案についてです。

反対の理由は、不要不急の大型公共事業である新幹線プロジェクトに関する駅整備事業などの問題、また、地権者と市民の理解を得られていない福井駅前市街地再開発準備支援事業の問題です。

 市街地再開発は福井駅前のいわゆる三角地帯全体の広大な部分を再開発するというプランであります。新幹線開業に間に合わせたい、との思惑もあるのでしょうが、地権者の4割が準備組合に参加していないなどとても住民合意ができている状況ではありません。また、

総事業費が200億なのか、300億なのか、いくらになるのかの見込みや県や市による税金投入の具体像も不明瞭なままです。

 いったい誰による、誰のための、なんのための再開発なのか、福井市民にも明らかになっていない状況での見切り発車には賛成できません。

 

■第51号議案 福井県迷惑行為等の防止に関する条例の一部改正についてです。

 県警本部が昨年おこなった「治安に関する県民意識調査2016」をみても、県民の意識は治安が良くなっている、という県民が増えています。また、不安に感じることとしては、特殊詐欺、子どもへの声かけ、住宅侵入犯罪、悪質な交通違反、などが上位であり、今回の条例改定で提案されているような盗撮やつきまとい、刃物・木刀などで危害を加えられる不安は県民意識からも緊急に対策が求められているとは言えません。また、西川知事も福井県は全国で4番目に再犯者は少ないと答弁されました。

 他県が条例を改定しているからと言っても、福井県の状況にあった取り組みが求められています。

 また、「浴場で(裸の)姿態を見ること」までが違反の対象とされており、あまりにも広範すぎる問題や、撮影しようとして思いとどまっても処罰対象になりかねない問題、つまりこれまでなら犯罪とならなかった行為までが犯罪とされ、広く県民を処罰することにつながりかねません。

 このような条例改定は現場の警察官の職務にも重い負担をかけると同時に、これまでのような明白な犯罪行為そのものがなくても検挙できることになり、冤罪をつくる危険もあります。

 土木警察常任委員会では自民党委員からも、量刑が1年以下の懲役、など重すぎるのではないか、との指摘もだされました。最近報道された悪質な過労死事案でも罰金50万円、と報道されていました。今回の改定では、最大1年の懲役刑、罰金100万円であります。異常な重い罰則だといわなくてはなりません。

 このように様々な問題点が指摘される条例改定はおこなうべきではありません。

 

■北朝鮮によるミサイル発射、核実験及び日本人拉致問題に関する意見書

 提案されました「北朝鮮によるミサイル発射、核実験及び日本人拉致問題に関する意見書」に賛成討論をおこないます。

 本日、安倍総理は北朝鮮問題で緊迫するなか、臨時国会冒頭に衆議院を解散しました。北朝鮮問題を国会で審議もせず、国会として北朝鮮のたびかさなる暴挙に対して、なんらの抗議の決議もあげないまま国会冒頭に解散しました。きわめて無責任であります。

 私は、北朝鮮の暴挙を糾弾するとともに破滅をもたらす戦争だけは絶対におこしてはならないことを強調したい。そのためには、独のメルケル首相、仏のマクロン大統領、韓国大統領をはじめ、多数の諸国の首脳が呼びかけている対話による平和的解決しかありえません。

 トランプ米大統領が、国連演説で北朝鮮を「完全に破壊」すると恫喝し、北朝鮮側も「超強硬な対応措置」と恫喝し、恫喝の応酬となっていることはたいへん危険な状態であり、今の最大の危険は、米朝の軍事的緊張が高まるもとで、当事者たちの意図にも反して、偶発や誤算から軍事衝突が起こることにあります。ひとたび軍事衝突が起きたら、だれもコントロールができず、戦争に発展する危険があります。そしてその戦争とは核戦争です。拉致問題の解決もできなくなります。福井の原発も極度に危険な状態におかれる危険性もうまれてきます。こうした恐るべき事態はどんなことがあっても回避しなければなりません。

安倍首相が、トランプ大統領の尻馬にのって、国連で異常な『対話否定』の演説を行い、『すべての選択肢はテーブルの上にあるという米国の立場を支持する』と、米国の軍事力行使を公然と容認する立場をとっている。万一、戦争となったら日本は甚大な被害をこうむります。日本の政府がこんな無責任で危険な態度をとることが許されるでしょうか。

こうした態度を根本的にあらため、憲法9条をもつ日本政府こそ、『対話による平和的解決』のイニシアチブを発揮すべきことを訴え、討論といたします。


松田県議会議長に「議会広報および運営に関する申し入れ」を4名の1人会派議員でおこないました

2017年09月28日 | 福井県政

 今日は、松田県議会議長にたいして、「議会広報および運営に関する申し入れ 」を、私と、笹岡議員、中井議員、細川議員の4議員でおこないました。

松田議長は「テレビ県議会の件は事前に聞いてはいなかった。申し入れの件は伝える」などと答えました。参加者は、「議会広報の後退ではなく充実を」「ひとり会派も尊重したていねいな議会運営を」などをつよく求めました。

 

■2017年9月28日

福井県議会議長  松田泰典様

 

                        無所属   笹岡一彦        日本共産党県議団  佐藤正雄

                        無所属   中井玲子        無所属       細川かをり

 

 

議会広報および運営に関する申し入れ 

 

 9月14日に開催された広報会議において、従来は基本的に全会派参加でおこなわれていたテレビ県議会について、「放送時間枠を90分から30分に短縮する。全会派参加でなく、参加議員は4人とし、2人は自民党」ということが少数会派の異議を押しきって決められました。

 希望ふくいの井ノ部委員は「議会の広報時間を減らすのは問題」、日本共産党の佐藤委員は「90分が長いというなら、2回にわけて番組作りをするなど工夫し、会派が参加できるようにすべき」などと主張しました。

 田村委員長は「とにかく1度これでやらせてほしい」と述べ、今後の検討課題とされた面もあります。

 しかし、少数会派に事前の相談もなくいきなり提案され事実上「強行」されたことにたいし、25日に開催された1人会派の会議では「十分な検討抜きに短時間の会議で議会広報の時間を削減し、一方的に少数会派の参加をできなくするのは議会基本条例の趣旨からも逸脱している」との意見が大勢をしめました。

 そこで、議会の諸運営について、ていねいな運営を求める立場から議長の指導性を発揮していただきたく申し入れるものです。

 

      記

 

1.いっそう拡充しなければならない議会広報について、大幅な削減をおこない、事実上少数会派をしめだすことになるテレビ県議会の見直し方針は、いったん白紙にもどすようにおとりはからいください。

2、今後、あらゆる議会運営の場面において、少数会派の意見も尊重した議会活動となるように議長の指導性を発揮してください。

 


福井県議会が大飯原発再稼働に事実上同意、意見書採択。反対議員は3名

2017年09月28日 | 福井県政

 今日の福井県議会で、原発再稼働に反対する全国の地方議員からだされていた「請願第19号 万全な安全対策が施され、県民の納得を得るまでは、大飯原発3,4号機の再稼働には同意しないことを求める請願」が自民党などの反対で不採択となりました。

 また、議会運営委員会で自民党から提案され、本会議にかけられた事実上再稼働を容認する「発議34号 原子力発電の安全・安心の確保を求める意見書」は自民、民進など賛成多数で可決されました。反対は、私と無所属の細川、中井議員の3名でした。私と細川議員が反対討論しました。賛成討論はありませんでした。

 

■請願不採択に反対する討論

 請願第19号 万全な安全対策が施され、県民の納得を得るまでは、大飯原発3,4号機の再稼働には同意しないことを求める請願は採択すべきです。

 ご承知のように県の安全専門委員会での審議は継続中であります。つまり、県としての安全性のチェックは未完了です。

また、おおい町以外で誰でも参加できる住民説明会は今回も一度も開かれていません。

知事は、国民理解は国と事業者の責任、と口では言いますが、それを県内で国や事業者に求めないのは、甚だしい二枚舌といわなくてはなりません。

 関西電力も県民からの説明会参加要請を事実上拒否しています。

 こんな情報開示と説明責任に欠けた姿勢では国民理解、県民理解がすすまないのは当然ではありませんか。NHK調査では、地元の おおい町ですら4分の1が再稼働反対です。仮に全県調査なら過半数を超える再稼働反対でしょう。県民の声にまともに耳を傾けないままの再稼働推進は断じて許されず、この請願は採択を求めます。

 以上、申し上げて反対討論といたします。

 

■事実上再稼働を容認する意見書に反対する討論

 発議34号 原子力発電の安全・安心の確保を求める意見書案に反対の立場で討論します。

  マスコミ報道では、自民党は「再稼働前提の意見書だ」と説明した、と報道されました。紙背に徹すればそういう意思表示といえます。

 しかし、国民理解はすすんだでしょうか。資源エネルギー庁の担当者は、関西電力の原発の電気を消費している関西地域の自治体で、再稼働を要請する自治体はないではないか、との全員協議会での私の指摘に、「非常に慎重な声が高い」と答え、事実上、国民理解にはほど遠いことがしめされました。つまり、再稼働は国民から見れば、関西地域の住民の要望ではなく、福井県の要望だ、とみられるのです。つまり従前の再稼働判断より、はるかに重い責任を、原発事故時もふくめて伴うことになります。

また重大な問題は、知事が主張する「福井県は発電は引き受けたが、使用済み核燃料などの廃棄物は引き受けない」との論拠も崩れていくことにつながることを知事やわたしたち議員は自覚しなければなりません。つまり消費地からの要望もないのに、このように福井県側から再稼働を求めていくことは、核のゴミが累々として福井県内に未来永劫積み上げられていくことを容認する伏線にもなりかねないのです。将来の子々孫々、福井県民に対して、このようなことが許されるでしょうか。

 福井県議会として将来への無責任を拡大すべきではありません。

 ところで、大飯原発については審査した当時の規制委員会の委員長代理の島崎邦彦氏からも大飯原発の耐震安全性は保障されない、との証言がだされています。

第一に、関電の地盤調査は表層のみ、深さ3キロメートル超える震源断層までの地下構造の詳細はわからない、ということ。

第二に、関電は入倉・三宅式の使い方を間違っている。大幅な過小評価になっている、ということ。

第三に、規制委員会の審査も決められた審査ガイドに従っておらず、大変な欠陥だ、ということです。

 つまり、関電の主張は誤りで、「震源域までの地下構造は不明だ」「基準地震動の過小評価でカバー不能だ」「安全審査は地震本部の評価手法を無視している」ということです。

 議員のみなさん、大飯原発に合格のハンコを押した学者が、その判断が間違っていた、と言っているのです。深刻な事態です。

 ここは、かつての阪神淡路大震災の際に福井県が主導して専門家をまねいて耐震安全性問題での県民参加のシンポを開催しましたが、そういう企画をやるべきではないでしょうか。県民のみなさんの前で、堂々と、関西電力の立場と異議を唱える立場の専門家が討論をして、県民のみなさんに大飯原発再稼働問題を考えていただこうではありませんか。

 福井県議会が関西地域の自治体から求められてもいない、頼まれてもいない再稼働を後押しする意見書をだす必要はまったくありません。

 西川知事と一体となって再稼働を推進する意見書をあげるのではなく、県民の疑問と不安にこたえる責任を福井県庁に果たさせることを求めるべきではありませんか。

 以上、申し上げて反対の討論といたします。

 


福井県議会、今日、再稼働同意意見書か❢? 衆院解散へ!

2017年09月28日 | 福井県政

 昨日は、街頭宣伝や地域訪問などでした。いよいよ解散❢ということで、関心も高い。「なんで解散するの」という声が圧倒的。

総理と夫人の疑惑隠し、北朝鮮問題も国会で審議せず。あきれた! という声が広がっています。

 まさに首相の自己保身、自己チュー解散。最後まで市民と立憲野党の共闘を追求し、安倍政治を終わらせましょう!

 

 今日は午後2時から福井県議会本会議。自民党が大飯原発再稼働推進前提の意見書をだす、と報道されています。

福島原発事故を忘れていく相次ぐ再稼働は許されません!

 議会の模様は、福井県議会インターネットで中継されます。

 

 

  複雑怪奇な動きを読み解く、赤旗日曜版。
ぜひ、お読みください。
福井の方のお申し込みは、0776273800まで。

 

 


明日午後2時から福井県議会本会議。大飯再稼働前提の意見書可決か、と報道。許されません!

2017年09月27日 | 福井県政

 

  昨日は県議会の予算決算特別委員会、夜は会合で大学関係者と意見交換でした。

 議会では自民党議員中心に大飯原発再稼働賛成の意思表示などがだされました。

明日の本会議に、再稼働前提の意見書を自民党がだす、と報道されています。知事の求めに応じてのものですが、県の安全専門委員会の審議も継続中であり、12月議会で審議してもかまわないものです。

 急いで9月議会で採択めざすのは、だれに「忖度」しているのでしょうか。

明日の本会議は午後2時からです。ぜひ傍聴してください。福井県議会インターネットでも中継されます。

 

 私は、予算案について、新幹線関連や福井駅前の大規模再開発計画などに反対しました。

 議会では、恐竜博物館や高校入試英検加点問題などで党派をこえてきびしい意見がだされました。

 

「出船入船 風みる所は 雨が降っても日和山」(三国節)

 

 政策の船出が安全か?県議会の指摘は日和山の役割を果たしているのではないか。知事はじめ理事者のみなさんには謙虚に受け止めていただきたいと思います。

 写真は今日の福井新聞、朝日福井版。

 

 

 

 

 


安倍総理が解散会見❢福井市9条の会宣伝、かねもと候補と宣伝。おおい町長が再稼働了承

2017年09月26日 | 福井県政

 昨日は、朝は福井市9条の会の宣伝、かねもと候補との宣伝、県議会の委員会が夕方まであり、その後、夕方から安倍総理が解散を記者会見したというので、かねもと候補、鈴木市議らとともに街頭から訴えました。

 志位委員長も述べていますが、「首相の解散表明。解散の理由をあれこれ並べ立てていたが、「なぜ冒頭解散なのか」を一切説明できなかった。森友・加計疑惑隠し以外に「冒頭解散」の理由はない。「国難突破解散」というが、「自ら招いた自らの窮地」を「国難」と呼ぶのは、厚かましいにもほどがある。退場の審判を下そう!」ということです。

 

 また、おおい町長が大飯原発3,4号機の再稼働を了承し、県庁、県議会に。原発再稼働問題も総選挙の重大な争点です。

頑張ります!応援お願いします!

 

 

 

 

 


地元の運動会、かねもと候補と街頭宣伝、地域訪問。麻生副総理の大暴言について考える

2017年09月25日 | Weblog

  昨日は地元の運動会、かねもと候補との街頭宣伝、地域訪問などでした。


 買い物帰りの女性が橋のたもとに座り込んで聞き入ります。演説後にかけよりご挨拶。演説中にタッチをもとめる男性も。どんどん反応の高まりを感じます。
安倍さんあかんわ、稲田さんもやめて。

 運動会の駆けっこは足の早い者が勝ちます。
政治の綱引きは、ひとりひとりの力は小さくとも、引き手が多い方が勝ちます。


 麻生副総理は、北朝鮮攻撃を想定し、日本に難民が来たら射殺、とまで発言しました。
なんというおぞましい、身の毛がよだつ政治家でしょうか。このような自民党に日本の未来を託すわけにはいきません。

 どうか、日本共産党と、かねもと幸枝の綱をあなたもにぎって、引いていただくようお願いします。

 

 


君子豹変と野党共闘。福井のおコメ、いちほまれ

2017年09月24日 | 福井県政

 君子豹変。


今日の赤旗。
市民と野党の共闘を報道する赤旗をぜひお読みください。
福井の方は0776273800まで。

 

 

 コシヒカリを産んだ福井県の新しいおコメ、いちほまれ。
試食品をいただきました。ありがとうございます。

 議会前にはいろんな情報があり、大丈夫か、と思い資料をみたりしましたが、無事スタートできて良かったです。

 

しんぶん赤旗の社会面でも紹介されました

 


総選挙勝利決起集会、街頭宣伝。越前焼 宇野夫妻の作陶展。原発被曝労働者の研究

2017年09月24日 | Weblog

 昨日は、衆院選勝利めざす決起集会、藤野衆議院議員の秘書の竹内さんが国会からかけつけていただきました。福井1区の かねもと候補、福井2区の 猿橋候補の決意表明、各地の発言。一気にトップギアへ。

 ひきつづき街頭宣伝、福井県労働組合総連合の定期大会での挨拶、地域訪問など慌ただしい。


 近くの茶道美術館で知り合いの越前焼作家、宇野夫妻の展示会。福祉施設でパートしながら作陶をつづけておられます。福井でも越前焼だけで生計をたてるのは大変難しく、このような作家をささえる仕組みも必要ではないか、と思いますね。


 そこにたまたま知り合いの大学の先生の高木さんも。原発労働についての著作を来月だされるとのこと。再稼働論議のなかでもあまり議論にならない分野。しかし、これから最も重視されなければならない課題です。

 

 

 


軍事対決あおる福井市軍事パレードやめよ!大飯原発再稼働には問題山積!

2017年09月23日 | 福井県政

 10月9日に、福井市フェニックス通りで自衛隊パレードや戦闘機飛行が計画されています。ますます軍事対決を煽りかねません。
昨日は、戦争する国づくり反対連絡会など8団体が福井県に中止を求めるよう申し入れました。県のほか福井市、自衛隊福井連絡部、パレード実行委員会に中止を申し入れました。
 日本共産党からは、かねもと衆院候補が参加しました。私は福井県への申し入れに同席しました。

 

  


 その後、午前中は、県の原子力安全専門委員会を傍聴、午後は資源エネルギー庁、内閣府、原子力規制庁が県議会に説明に。さっそく午前の会議でのネタも使って質問しました。


国は国民理解推進を言うが、関電の原発の電気を使っている関西の自治体で再稼働を要望しているところはあるのか?
火山灰10センチで想定しているが、水月湖年縞には20センチの資料があり、過少評価では?
基準地震動は、大飯を、認可した島崎元原子力規制委員会委員長代理も裁判の証言で誤り、と証言している
関電は高浜、大飯の同時発災を想定した訓練をした。住民参加の避難計画、避難訓練も同時発災想定でおこなうべきでは

  などをただしました。ほかの議員からも、国民理解、避難計画と訓練、北朝鮮ミサイルが着弾したら・・・などなど質問がだされました。

いっそう問題山積であることが浮き彫りになりました。

 

 夕方は、再稼働反対金曜行動に参加しました。
福島原発事故を忘れず、繰り返さないために力を合わせましょう

 


福井県議会が大飯原発の「安全対策」を視察調査。渡辺淳画伯の絵葉書

2017年09月22日 | 福井県政

 昨日は県議会で大飯原発の安全対策の視察調査でした。
関電の豊松副社長らの説明と案内で、電源車、竜巻対策、津波対策などをみてまわりました。
大飯原発で1220億円の対策工事、関電原発全体では9000億円以上。

 大飯原発再稼働をめぐる県議会の調査、審議もいよいよ大詰めです。

私が紹介議員になった全国の議員のみなさんの再稼働反対請願は厚生常任委員会で不採択になった、と報道されました。

 福島原発事故のような事故は絶対に起こさない、と関電は繰り返し強調します。福島原発事故以前よりも安全対策に手が打たれているのは事実でしょうが、そこに新たな安全神話の誕生が見えます。

 

 今日は県の原子力安全専門委員会、その後県議会全員協議会で国の担当者からの説明です。

 

 

 

 大飯原発のPRセンターに、先ごろ亡くなられた渡辺淳画伯の絵葉書セットが1セットだけ残っていました。
寺前巌元衆議院議員が福井に調査にこられた時に、以前渡辺画伯から絵をもらった、と話されていたのを思い出しました。
冬の一滴文庫。青葉山。


福井県議会土木警察委。県民意識にあっているのか迷惑防止条例改定、えん罪の懸念も。福井駅前再開発問題

2017年09月21日 | 福井県政

  昨日は県議会の土木警察常任員会でした。

一般質問でもとりあげた、「スマホえん罪」をうみかねない県迷惑防止条例改定についてただしました。

 県警本部が昨年おこなった「治安に関する県民意識調査2016」をみても、県民の意識は治安が良くなっている、という県民が増えています。また、不安に感じることとしては、特殊詐欺、子どもへの声かけ、住宅侵入犯罪、悪質な交通違反、などが上位であり、今回の条例改定で提案されているような盗撮やつきまとい、刃物・木刀などで危害を加えられる不安は県民意識からも緊急に対策が求められているとは言えません。

 他県が条例を改定しているからと言っても、福井県の状況にあった取り組みが求められています、と指摘しました。

 また、「浴場で(裸の)姿態を見ること」までが違反の対象とされており、あまりにも広範すぎる問題や、撮影しようとして思いとどまっても処罰対象になりかねない問題などを指摘しました。

 自民党委員からも、量刑が1年以下の懲役、など重すぎるのではないか、との指摘もだされました。

 採決では自民、民進などが賛成し、反対は私だけでした。

 

 土木部関係では、福井駅前の三角地帯の大規模再開発計画について、アオッサ、ハピリンでも公共施設で埋めるなどがおこなわれたが、新幹線開業に合わせようと、拙速な大規模再開発は地権者の理解も県民市民の理解も得られない、と指摘しました。

 また、県営住宅空き家の有効活用、地域業者を支える入札制度への改善、新幹線工事でのトンネル崩落事故への対応などについても発言しました。