前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

異議あり!福井県立高校の再編整備計画

2009年03月31日 | Weblog
    毎日新聞・・・・・ 県教委は30日、県立高校の再編整備計画を正式決定した。県民から寄せられたパブリックコメント(意見)を反映させ、素案から内容を一部修正した。意見は95人から寄せられ、県が実施したものでは過去2番目に多い。
    このうち10~13年度の第2次実施計画までに再編する嶺南地区の総合産業高校では、小浜水産高に関して「県内に水産科が1校しかなく、専門性を保つべき」などの指摘が59人と最も多かった。このため若狭東高との統合に当たって「水産・海洋教育の特性に配慮する」とする一文が盛り込まれた。また定時制・通信制の見直しについては「夜間制は可能な限り昼間制への移行を図る」とした。
    このほか「クラスの規模を縮小すれば、学校は存続できるのではないか」と統合自体に反対する意見も数件あったが、少数だったため反映はされなかった。・・・・・・
     
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    「意見は95人から寄せられ、県が実施したものでは過去2番目に多い」。これ自体が県民批判のいっていのあらわれではないか。地元での「ご意見聞く会」なども開かずに一方的に決めた手法は将来に禍根をのこす。
小浜水産高に関して「県内に水産科が1校しかなく、専門性を保つべき」などの意見からうかがえるのは、自分たちの高校には「誇り」があるということであり、その県民の「誇り」を汚すやり方では、結果的に福井県にマイナス。
    それにしても、ある教育庁幹部が「佐藤さんがいませんでしたから」と言ったそうな。県のさまざまな計画について県民目線でチェックすべき県議会の機能の低下は著しいようだ。

生活保護、母子加算廃止はやめよ

2009年03月30日 | Weblog
  福井県・・・生活保護2000世帯超える 経済・雇用情勢悪化で
  福井新聞・・・・県経済対策連絡会議が24日、県庁で開かれた。昨年秋以降の経済・雇用情勢の急速な悪化に伴い、生活保護に関する相談件数が急増。福井県内の生活保護世帯数は2月時点で2031世帯になったことが報告された。
   2000世帯を超えたのは1983年度以来。地域福祉課によると、今月23日現在の本年度の相談件数は1124件で、2007年度より386件増えている。4―11月は月平均約80件だったが、12―2月は100件を突破。2月は161件に達した。3月も23日現在で90件と100件に迫る勢い。
    生活保護の申請件数は2月末までに403件と07年度の321件を大きく上回っている。同課は「現在は病気や高齢を理由とした相談が多いが、家計を支える人が職を失い、生活が困難になったケースもみられる」と説明。経済・雇用情勢の推移次第で、生活保護世帯数がさらに増える可能性があるという。・・・・・

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    日本共産党の山下参議院議員が国会でとりあげた。・・・・母子家庭の平均年間収入約213万円。母子世帯も含めた全世帯の平均年間収約564万円。
   就職できた率は2004年度48%から2008年度35%へ急降下。こんなに最悪な状況になっている。   
   こういう最悪の状況のときに母子加算を4月から廃止していいのか。・・・・

  まったくそのとおり。
  山下議員は「保育所で五歳の子供が熱を出したときに、ママに電話しないでと、ママお仕事休んだら首になるからと、こう言ったそうです。母子世帯の母親の多くは非正規で低賃金で働いております。そういう子供たちが増えているときに、就学援助を縮小し母子加算をやめるなんという逆行は撤回すべきだ」と訴えています。

  「生活保護なんて関係ない」と思ってはいけません。この基準が切り下げられていくことは、最低賃金、年金などさまざまな生活分野の切り下げの議論に連動していきます。生活保護制度の改悪やめよ、力をあわせて訴えましょう。

  

アレンの死、福井市の保育を守る署名

2009年03月29日 | Weblog
    福井県内でも講演し、反戦を訴えたアレン・ネルソンさんが亡くなった。
琉球新報・・・・・・反戦を訴え続けた元海兵隊員、アレン・ネルソンさん=米ニューヨーク市ブルックリン=が25日午後10時19分(日本時間26日午前11時19分)、多発性骨髄腫のため死去した。61歳。金武町のキャンプ・ハンセンに勤務後、ベトナム戦争に参加した。・・・・・・
    病気の原因はベトナムで浴びた「枯葉剤」が影響していた、ともいう。昨日は、以前紹介したアレンのCDを運転しながら聞いていた。

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  元衆議院議員の田中美智子さんからコメントをいただきました。
 
「 さとう正雄さん、ありがとう。あのころは元気でしたね。懐かしい、大高緑地、大勢あつまって楽しかったね。お世話になったんですね。88歳、まあ、なんとか生きています。でも、年とって長生きも
なかなか大変です。でも、生きてること有難いです。どこかであったら声かけてください。」

  ぜひどこかでお会いしたい。

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    何日か前、アンジェラアキの「手紙」を題材にした番組をやっていた。事務所でテレビを流している。同僚の英子さんが「わたし、この歌好き。アンジェラアキはハーフだから子供の時いじめにあったらしいよ」と話しかけてきた。「ふーん」と応える。連れ合いもこの歌が好きだ。CDを贈った。
   東京の学校で生徒数が減って廃校になる、その学校からの中継だったような。あまり熱心に見ていないのであやふや。
僕の卒業した東十郷小学校や坂井中学校や三国高校が「廃校」になるとしたら、なにか人生の数ページが消されるみたいでいやだ。テレビの学校は煌々と輝いていた、が。

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    昨日は、福井駅東で、福井の保育をよくする会の宣伝署名活動に、西村きみ子・鈴木しょうじゅ市議とともに参加。福井市やゆきんこ保育園の保育士さん、公務員労働者のみなさんが集まり、「福井市の公立保育を守りましょう」とよびかけた。
    わたしは署名集めを手伝ったが、通り過ぎてから戻ってきて署名するご婦人も何人もいた。また、「将来の君たちの子供が通う福井市の保育園を守る運動ですよ」とのよびかけに多くの女子高校生が応えてくれた。福井の将来のためにも大人のがんばり時。西口の再開発ビルや新幹線など大型公共事業には税金投入をいとわない行政。その一方での公的保育の縮小。
    おかあさんやこどもの目をみつめて、説明することができますか。

小寺・福井県立恐竜博物館長と懇談

2009年03月28日 | Weblog
     昨日は福井県立恐竜博物館をたずね、小寺英樹館長と懇談しました。わたしたちが訪れる前日に入館者300万人を達成しています。かねもと幸枝さん、山内巧・赤旗記者、そして恐竜好きの連れ合いの4人です。わたしと連れ合いは、待ち合わせの時間より少し早くいって、日本で3つ目(実質は4つ目)の新種発見の可能性がつよい羽毛恐竜、小型獣脚類の化石をみました。そばに、シノルニトサウルス整体復元模型がありましたが、発見された化石はわたしの背丈ほどの大きさの恐竜だったようです。見ていて、手塚治虫の「火の鳥」を思い出しました。
     小寺館長は「ここは東アジアの研究の拠点です。タイ、中国と共同調査をやっています。世界3大恐竜博物館は、カナダ、中国、そして日本のここです」と。わたしたちは、「福井県の恐竜博物館が世界の3つに入るのですか」と驚き。館長は、「ここは本物志向でいきます。将来は中国、タイの化石も見られるようにしたい。日本のクリーニング技術で協力して、展示させてもらって、世界からも来てもらえるようにしていく。福井の人が恐竜博物館を宝にして、次代の人に引き継いでほしい」と夢は広がります。
     話は多方面にわたりました。偉ぶらない、きさくな館長さんです。
 「発掘体験をやっているのは福井だけ。今後、リピーター獲得のため年間パスポートもつくっていきたい」と語ります。
     いわゆるアミューズメント施設では大阪などには勝てません。日本の恐竜化石の8割を産出している福井の強みをいかした「本物志向」「発掘体験」は他の追随を許しません。
     この間の恐竜研究は恐竜を絶滅動物とみるのではなく、いまそこかしこに飛翔している鳥類となって継承・進化している、とみているといいます。そういう点では太古と現代をつなぐおおきな環の役割をこの恐竜博物館は果たしていくのかもしれません。
     小寺館長は、4月1日付けで本庁に新しくつくられる観光営業部の部長さんとして着任されるそうです。ひきつづき恐竜博物館の「営業」も担当されるとのこと。新館長は福井の恐竜運動を牽引されてきた東洋一先生。
自然体で「羽ばたいて」いただきたいと思いました。

rakugakiya & 社会保障の会議

2009年03月28日 | Weblog
昨日は恐竜博物館長との懇談の帰途、連れ合いと永平寺町議の金元さん推薦の中華「龍園」で昼食。駐車場に車を止めたら、食事を終わってでてきた金元町議とばったり。こんなこともあるのです。満足の焼肉定食。
店内にはすてきな絵が。お聞きすると息子さんの奥さんがイラストレーターとのこと。心なごむ絵とコメント。すばらしい。「あなたにあえて 毎日 ココロが いそがしい」「地球も わたしも まるいから あいたい人に きっとあえる」・・・・「rakugakiya yu+hisa」。中華料理も絵葉書もおすすめです。
もどって事務所で打ち合わせ。
その後、福井県社会保障推進協議会の会議。
▼「越前市では夫の国保税の取り立てに妻の会社にくる。あまりにひどい。」「福井県内17自治体で取り立ての収納緊急プランをつくっているのは越前市だけ。そういうプランにもとづいて強権的にやってきているのではないか。調査する必要がある。」
▼「介護保険の報酬アップ。これ自体不十分だが、利用者側からすると利用できる限度額は変わらないのでサービスは悪くなる。大きな問題になってくる」
▼「群馬県で悲惨な事故があった無認可施設。福井市との交渉では福井市にはない、とのこと。しかし、県内には数箇所ある、との情報もあり調査が必要だ」
▼「今後も後期高齢者制度の不服審査請求や自治体要請キャラバンに取り組んでいこう」
▼「反貧困の運動ではひきつづきホームレス支援などを強化していきたい」など積極的に話し合われました。

お久しぶりです、田中美智子さん

2009年03月27日 | Weblog
  議員時代のコラム「落ち穂ひろい」に元衆議院議員の田中美智子さんのガン宣告の本「さよなら さよなら さようなら」を紹介したことがある。いつ「訃報」を聞くかと気が気でなかったが、訃報どころか、新しい著書「まだ 生きている」を発刊された。しかも松本善明元衆議院議員との豪華対談つきである。たまげた。
    田中さんが衆議院議員時代。わたしは名古屋の中京大学の学生。演説会、大高緑地での赤旗まつりなど、1区の田中さん、6区の安藤さん。2人の国会議員の演説に胸おどらせた。「よーし」と頑張る気力をもらった。
   福井にもどってから、かねもと幸枝さんの最初の衆院選の時、「女性のつどい」が開かれ田中さんが登場した。赤旗県記者だったかねもとさんの代理記者として、「男はわたしだけ」会場に入り取材できた。田中さんの演説に、「おとなしい」福井県民も沸きに沸いた。
 「まだ 生きている」は、善明さんとの対談、そしてなんと「ブログ」の集成。毎日パソコンに向かって書いているという。たまげた。
   なにげない生き様の表現が、考えさせる。
   かつての国会議員との交流もあたたかい。
   高知の山原健二郎さんのこと。・・・・・「木枯らしを 紅さざんか 耐えており」の句を山茶花の絵を添えておくられたという。「まだ国会にいるとき、彼と一緒にちょっと抜け出し、タクシーで上野へ桜を見に行ったことがある。彼はコップ酒をぐっと飲んで、『上野の桜はいいなあ』と酔いもせず、そのまま国会に。・・・彼が危ない、という知らせをきいた時、私は空港に車を走らせ、高知に飛んだ。・・・それから間もなく亡くなった。山茶花の花を見ると、『高知の山原健二郎』を思い出す」。・・・・・
   この文章を読んで、高知での日本共産党主催「人民大学」に参加したおり、鍋ややかんをたたきながら舞台の上で踊っている婦人の輪のなかの山原さんを思い出した。その時のフレーズはたしか・・「山原健二郎はいい男」・・・だった。
   田中美智子はいい女、と歌いたくなるような本だ。(新日本出版社 本体1600円)
  
 




安曇野の思い出

2009年03月26日 | Weblog
     昨日今日は、宣伝や生活相談活動など。相談活動では、「親族の離婚問題」「土地問題」「返済の問題」などさまざま。問題によっては自由法曹団の弁護士の方といっしょに相談にのった。
     今朝は冬の寒さが戻ったなか、問題のパナソニック関連の工場前で宣伝。鈴木市議や西村元市議、南県委員長らとともに、宣伝カーから雇用対策や経済政策を訴えて、党のチラシを配布した。「お疲れさまです」など声をかけていく人も多かった。働く人の立場でがんばっている日本共産党に共感が広がっているのかな、と思う。

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学生時代に「安曇野は最高だぞ」と誘われて先輩と「旅した」。「佐藤、臼井の安曇野、読んでないのか」などと言われ、ユースホステルに泊まった。が、先輩は常連らしく「××さん、久しぶり」などとみんなから声をかけられている。しかし、驚いたのは本名ではなく、「ペンネーム」だったことだ。
    夜はみんなでわいわいやって、「翌日は観光かな」と期待していたら、農家の方が求人にきた。朝から「よーし、今日はバイトだ」となって、1日トマトもぎのバイト。
これが結構重労働。しばらく、トマトやトマトジュースをみるとげんなりしてた。

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    先日亡くなった加藤周一氏は、日本が開戦した12月8日の夜、ガラガラの新橋演舞場で文楽を観たという。
「日米開戦を知って、東京が灰燼に帰するのは時間の問題。生きているうちに」、と書いている。
   その加藤氏が宮本顕治氏と最初に会った印象を書いている。「印象は強烈だった。その風貌は精悍。その発言は理路整然。さすがに日本ファシズムの凶悪な政権に対し反戦を貫いてきた人物の気迫がみなぎっていた。宮本氏には相手に圧迫感を感じさせないような、しかし見紛がう余地のない一種の迫力があった」。
  その縁をとりもったのが「安曇野」を書いた臼井吉見氏だという。
  加藤氏との対談に消極的だった宮本氏を臼井氏が説得したというのはおもしろい。風土のなせる業か。
  その後、加藤氏は折に触れて日本共産党にたいする期待や注文をよせてくださった、と聞く。


げんげ田 に白壁映えて 槍 穂高 常念ヶ岳
国ばしらとわにそば立ち 烏川流れさやけし       (臼井)
※ げんげ・・・れんげ


  あれから30有余年、安曇野を訪ねてはいない。



謎の円盤UFO

2009年03月25日 | Weblog
23日にCNNが「約20年前のUFO目撃証言を新たに公開 英公文書館」とのニュースを伝えたのを見た。・・・・・英国立公文書館は22日、1987年から1993年にかけて国防省で記録された未確認飛行物体(UFO)目撃証言約1200件を新たに公開した。「宇宙人に話しかけられた」という女性の報告などが含まれている。新たな証言の中でも「異色の報告」として紹介されているのは、英南東部ノリッジで89年、宇宙人と遭遇したと主張した女性のケース。犬の散歩中、近所の運動場で飛行服姿の男性に声をかけられた。「北欧系」のなまりで、別の惑星から来たなどと話していたという。女性は約10分間の会話で「すっかり恐ろしくなり」、あわてて帰宅した。その途中、木の向こう側から大きな光る物体が真上へ上っていくのが見えたとされる。女性は翌日、地元の軍基地にこの「遭遇」を報告した。
今回の公開では、スコットランド上空で90年に撮影されたUFO写真について、国防省が各省に異例の状況説明を行ったことも明らかになった。大きなダイヤモンド型の物体で、上空に10分間ほどとどまった後、高速で上方へ去ったとされる。メディアが写真に注目することを想定して、対策を講じたケースとみられる。国防省は通常、こうした報告を「敵国などによる領空侵犯があったかどうか」という視点からのみ検討し、「地球外生命が存在するかどうかに関心はなく、回答も試みない」との立場を取っている。・・・・・・

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   「地球外生命がいるかいないか」、こどもから大人まで時代を流れている問いだろう。SF本や映画、テレビ、漫画などにとどまらず、実際に地球発の探査機に「地球外生命」にあてたプレートも載せられて「長い旅」をつづけている。
   高校時代に修学旅行で訪ねた九州では堂々と「UFO」の写真が観光土産として売られていたが、明らかに偽物とわかるものだった。
   専門家筋では「地球外生命が存在する可能性はあるが、地球人とコンタクトできる可能性はゼロにちかい」と云われている。いま人類の「敵」はUFOではなく、みずからつくりだした宇宙ゴミだろう。
   小学生の時にテレビではいった「謎の円盤UFO」は単なるSFというものではなく、人間ドラマでもありなかなか面白く、熱中した。斬新な設定やデザインにも目を奪われた。ウィキペディアによると、「イギリスのAPフィルムズ(後の21世紀プロダクション)が製作したSF特撮ドラマ。日本では、1970年10月3日から1971年3月27日まで日本テレビ系列にて放送された。「UFO」という言葉を一般に紹介する先駆的役割を果たした」。たまにはDVDで観ようか。
   最近、空を見上げることが少なくなったなあ、と思った。
   こういうニュースもたまにはいいもんだ。
 
 



反省なしの小沢氏

2009年03月25日 | Weblog
    NIKKEI・・・・・民主党の小沢一郎代表は24日夜、記者会見し、同日の党役員会で「何としても日本に議会制民主主義を定着させることが自民党を離党して以来の大目標だ。これが最後の機会だ。なんとしても国民の理解を得て、国民の側に立った政治を実現する。今後も力をあわせて頑張っていきたい」と述べ、代表続投を表明したことを明らかにした。
    西松建設の巨額献金事件による秘書の起訴に関して「国民の本当に大勢のみなさんに心配と迷惑をかけたことを心からおわびする」と述べた。
    一方、「過去の例をみても、この種の例で逮捕、強制捜査、起訴は記憶にない。政治資金規正法の趣旨から言っても、納得がいかないという心境だ」と指摘した。さらに「特に衆院選が控えており、そういう結果については自分としては納得できない」と強調した。 (24日 22:05)・・・・・・・

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    民主党もなんら独自に小沢氏の疑惑を調査せず、小沢氏留任を認めた。小沢氏はこの報道で見ても、事件になんら反省はない。つまり、単なる政治資金収支報告書の記載ミスなのに「検察はけしからん」ということ。しかし、西松建設からの長年にわたる献金の流れを、なぜ毎年くり返し隠しつづける必要があったのか。単に「記載ミス」「形式犯」としてすますわけにはいかないのではないか。逮捕された秘書が虚偽記載を認めているのだからなおさらだ。
   民主党だけでなく自民党にも二階氏をはじめ該当者がいる。
   国会の場での徹底解明を期待したい。そして、きたるべき総選挙で「大企業にモノを言われる党か、言う党か」「企業献金で政治を歪める党か、どうか」をしっかり問うていきたい。・・・・とここまで書いて、「馬鹿にしないでよ 今の言葉 プレイバック」と昔の流行歌のフレーズが思わず口をついた。苦笑。
 


福井労働局をたずねて

2009年03月24日 | Weblog
   本日24日、国民大運動実行委員会福井県委員会と福井県労働組合総連合が福井労働局に「緊急雇用対策についての要請」をおこなったのに参加しました。
    団体から平澤県労連議長、山内高教組書記長はじめ4名、国民大運動実行委員会加盟団体として日本共産党から、かねもと書記長、鈴木福井市議、わたしが参加しました。福井労働局側は職業安定課長はじめ3名が応対しました。
 労働局側からは、
●「失業・住居喪失者への支援、求人の開拓すすめる」
●「派遣の中途解除については指針の遵守徹底をすすめる」「県内に派遣元334社あるが、派遣の可能期間3年終了予定の派遣先企業をつかみ訪問指導する。終了後、雇用する場合は、継続雇用なら直接雇用。以外は適切な請負で、と指導している」
●「雇用調整助成金は2月末で500件28000人だが、今後も積極的な活用めざす」
●「住居喪失者への雇用促進住宅あっせんは45軒。現在、40軒が入居した」
●「4月からは県と共同で放送会館3階に支援センターを開設する」
などと回答がありました。

   わたしもふくめ、参加者からの質問にたいして、労働局は、
●「派遣解除などは派遣先28事業所で2312人。3月末に6月までの新しい数字を発表するがそんなに増えない」
●「今年度の派遣法違反は42件。うち派遣先企業の違反は20件。指導により改善されている」
●「パナソニック若狭の今後の雇用形態については、当初計画とは違う内容になってきている。詳しくは言えない」
                           など回答しました。

               ★

   わたしたちの取り組みで、雇用促進住宅のあっせんや、支援センターの開設、敦賀の河本さんのたたかいのパナソニック若狭で当初の予定どおりにすすめられなくなっていることなど前進面も確認できました。しかし、多くの「派遣ぎり」が現行法に照らしても「違法」といわれているなかで、行政の対応の強化、さらに労働者サイドの運動の強化がもとめられていると思います。
  「派遣ぎり・雇用問題」などのご相談は遠慮なくメールなどでお寄せください。労働組合や専門家を紹介します。

憲法宣伝、介護保険学習会

2009年03月23日 | Weblog
   この「連休」は休みではなく、いろいろ行動し、学習会にも参加しました。
    西村きみ子市会議員とはきみ子市議の事務所周辺を宣伝と「しんぶん赤旗」の購読のおすすめでまわりました。地元だけに大きな激励をいただきました。
   わたしの地元地域では、天気をにらみながら、新しいポスターの張り出しを支部長さんたちとおこないました。
   宣伝でも、ポスターや「赤旗」のお願いでも、交わす会話に「政治を良くして」の思いを感じます。

         ★ 

     福井市九条の会のよびかけ人会議と宣伝行動に参加しました。よびかけ人会議では茂呂弁護士を講師に日弁連の憲法60周年記念シンポジュウムでの品川正治氏の講演を学習。5月3日の憲法つどいに品川氏が講師として来福されるので、「お誘い活動」の力とするためです。その後、福井駅東での宣伝行動に参加し、市民のみなさんに5月3日の憲法のつどいを案内しました。

           ★

    高齢者の人権を守る会が主催した介護保険制度の学習会に参加しました。講師は淑徳大学准教授の結城康博氏。岩波から本を出版したり、サンデー毎日に連載をもっていたり、と「売れっ子」多忙な先生。・・・・今回の報酬3パーセントアップでは不十分で5~6パーセントアップが必要。今回の「加算」形式では事務量が増えるだけ。今回のマニュアルはひどい内容で、頭禿げているが介助なし、となっているなど。厚労省は批判のなかで慌てて見直しをいいだしたが、既に講習は終わっている。・・・・・と痛快でした。
   ただ、「高福祉高負担で、消費税増税は必要」との立場を話された点は疑問。「消費税はみんなにかかる」との認識だと思いますが、「トヨタなど輸出大企業は実質消費税負担なし。大企業に優しく、中小企業・国民に厳しい消費税」の本質がまだまだ知られていないことも痛感しました。
   講演終了後の質疑応答も活発で、現場で働いている皆さんの苦悩をあらためて感じました。まずは、こんな改悪の4月実施を凍結することが必要です。

        

日本版「ワルキューレ」を期待

2009年03月22日 | Weblog
  トムクルーズ主演の「ワルキューレ」を福井駅前で観た。実話にもとづいただけあって骨太の映画だ。
   あらすじを書くとこれから見る方に申し訳ないので詳しくは書かないが、ナチスドイツ下での、ヒトラー政権に反対する軍人のクーデター計画の物語。将校のシュタウフェンベルク大佐は、ヒトラー総統の考え方や政策に疑問を抱き、「愛しているのは祖国であって、ナチスでない」の思いからレジスタンスに参加。実在の人物、そして当時の関係者にも丁寧な取材をした作品というだけに、見ごたえがあった。
   映画のキャンペーンのために妻子と来日したトムが、「アクションとサスペンスがあり、人がどういう風に生きるべきかが描かれている映画」「ドイツにも、ナチスに賛成しなかった人がいて、祖国の未来のために自己犠牲を払った人がいたことに大きな感銘を受けた」と語っていたそうだが、そういう人物に彼自身が感動し役が成功したと思う。
    レジスタンス運動についても、トムは「自分たちの命ばかりか、家族の命を奪われてまで行動を起こした姿を見ていると信じられない思い。あのような社会状況下で高潔さを持てるなんてすばらしいとしかいいようがない」と語っている。

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   ヒトラー・ドイツと連合し、戦争をしていたのが当時の日本。いまだに当時の戦争を賛美する声もあるのが日本。ドイツでは考えられない。
  日本でも阪口喜一郎らは公然と戦争に反対した。
当時の日本共産党は、東京、大阪の陸軍各連隊、呉、横須賀の軍港、戦艦長門、榛名、山城など、兵営や軍艦のなかにも党組織をつくり、呉では『聳ゆるマスト』、全国的には『兵士の友』などを発行して、兵士や水兵の中にも反戦闘争をひろげた。
   阪口喜一郎は1931年日本共産党に入党。32年から呉軍港の新聞「聳ゆるマスト(そびゆるマスト)」を創刊し発行を続けるが同年11月、東京上野憲兵隊により逮捕され、呉憲兵隊に転送。
    1933年12月27日未決中に、拷問と激しい虐待のため広島刑務所で獄死。享年31歳。
    1982年、獄死50周年を機に、故郷の和泉市黒鳥山公園に「阪口喜一郎顕彰碑」が建立されている。 

   日本の映画人による日本版「ワルキューレ」を期待したいもの。



悔しがる田母神元空幕長

2009年03月21日 | Weblog
井上さとし参議院議員のメルマガ。田母神元空幕長が井上議員の追及に浜田防衛大臣が屈服したことに地団駄ふんで悔しがっている様子を紹介している。

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       メルマガより・・・・・外交防衛委員会で浜田防衛相は、自衛隊統合幕僚学校の「歴史
 観・国家観」の講座について、四月から始まる来年度前期学校では中止をする ことを表明しました。 
       昨秋の田母神元空幕長の侵略戦争正当化論文が大問題になったとき、田母神氏がこの講座を創設して自論を教え込んだことを暴露して世論を動かし、防衛相に「廃止を含めた見直し」を表明するまで追い詰めてきただけに、感慨深いものがあります。 
       防衛省としては「見直しの結論がでていないので、次回の学校では中止」というものですが、この講座創設の経緯や内容をみれば、廃止する以外にありません。 
      実は、田母神氏は最近出版した「田母神塾」という著作で、私の追及が政府を動かしてきたことに苛立ちをのべています。「私が航空幕僚長を解任されると、日本共産党の議員が国会で『歴史観・国家観』の授業ついて批判を始めました。そんな批判は麻生総理や浜田靖一防衛大臣が突っぱねてしまえばいいのですが、彼らは左翼議員の言いなりになってしまった。……まったくだらしない。浜田防衛大臣は、『歴史観・国家観』の授業を見直す意向を表明してしまいました。……左翼議員の追及ごときに右往左往し、自衛隊員の根幹にかかわる歴史観と国家観をゆがめてしまう…」というもの。
     「左翼議員の追及ごとき」とは恐れ入りましたが、その追及が講座の中止に追い込んだことをさぞかし苦々しく思っていることでしょう。侵略戦争を正当化し、憲法を否定するような人々に、そう思われることは私の誇りです。・・・・・

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    井上議員に軍配があがりました。
 しかし、「歴史観・国家観」について彼は、「自衛隊員の根幹にかかわる歴史観と国家観」と述べていますが、いつからこのような認識が自衛隊のスタンダードになったのでしょうか。
もともと憲法違反の自衛隊だから、最初から憲法否定の「歴史観・国家観」をもっていたのでしょうか。
   以前、「革新が与党の政権になったら当然その政権に従う」と述べた幹部自衛官が更迭されたことがありましたが、この対応は自衛隊の「クーデター」の可能性をしめしたものか、と批判されました。
   また、以前は各党の安保外交政策をそれぞれの党の幹部が幹部自衛官に講義する機会があったようですが、現在はどうなっているのでしょうか。

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    まったく余談ですが、かつてわたしの地域での防災訓練でのこと。「来賓席」でわたしの隣に座ったのは小松基地の司令。わたしが県会議員だというので「福井の西川知事は、国民保護計画に熱心ですばらしい。石川の知事にも福井を見習え、と言っているんです」と話しかけてきました。「当然自民党の議員」と思ったのでしょう。私が、「知事のすすめかたには疑問をもつ県民もいますよ」と返したら、怪訝そうな顔をしていました。この司令も田母神氏の後輩にあたり、論文応募の旗振りをしたのかもしれませんが。

ホームレス支援、年金者デモ

2009年03月20日 | Weblog
   きのうは、会議の予定をきゅうきょキャンセルし、かねもと幸枝さん、鈴木しょうじゅ市議、西村高治元市議とホームレスの方々の支援活動、具体的には福井市の地域福祉課に同行し、生活保護申請にたちあった。
  わたしが立ち会ったAさんは、県内の出身。高校卒業後、地元の市役所に就職したが、結核にかかり、退職・療養生活。その後、原子力発電所の定期検査の仕事につき、県内だけでなく、新潟県や福島県など全国各地を転々と。
  その後、石川県で日雇いの仕事をしていたが、身体を壊して福井市に。
ハローワークでも仕事はみつからず、福井市内の公園や橋の下での生活を8年以上つづけているという。
  「両親は死んだ。結婚もしていない。姉、妹は県外に嫁いだが何十年も連絡とっていない。人間落ちると早い。コンビニの売れ残った弁当をもらっている。所持金はない。体も悪いし、生活保護をうけ、治療もしながら、仕事もなんとかみつけていきたい」と語るAさん。「真面目で誠実」な印象を受けました。
  もし、結核にならなければ、市役所人生をまっとうできて、今頃はそれなりの年金生活をおくっていたことでしょう。
  別の方は「東尋坊までいって死のうと思ったが、死にきれなかった」と語りました。
「おっちゃん、生きていてよかったな」と言い合える社会にしたいもの。

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   午後からは、「3パーセント、8万円年金引き上げめざす年金者組合の全国統一行動」がおこなわれ参加しました。
福井市の中央公園で集会。年金者組合福井県本部の北出芳久委員長のあいさつ、かねもと幸枝さんの来賓あいさつなどのあと、元気にデモ行進。要求を書き込んだ手づくりのプラカード、「怒」の文字のむしろ旗などにぎやかです。(実はこの「怒」の字は私が手伝いで書いたものです・・・。新聞やテレビで見ると恥ずかしい)
福井西武まで市内中心部を「最低保障年金を」「年金の引き上げを」「無年金者をなくせ」と大声で訴えながら行進しました。

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行進のあとは、連休中の活動についての打ち合わせ会議などがありました。総選挙の情勢は依然不透明ですが、福井市内でも各予定候補者・政党のポスターは どんどん貼られています。
選挙法上、衆院予定候補単独のポスターは違反となるので、かねもとさんと私の「連名」の新しいポスターを作製し、張り出すことにしています。
   「うちに貼ってもいいよ」という福井市の方は、0776-27-1380までご連絡お願いします。
    しかし、他の国では宣伝などは自由にやれるのに、日本の選挙法は、立候補の供託金が300万、600万と世界一高額で立候補が抑制されるうえ、異常な「言論抑制」。まったく「自由と民主主義」の後進国です。
  

じん肺裁判支援、原発不当判決

2009年03月19日 | Weblog
   昨日は午前中、後期高齢者医療制度の打ち合わせ会議など3件の打ち合わせをおこない、昼にはトンネルじん肺第三次裁判、第一回口頭弁論支援の集会とデモ行進に参加しました。
   福井市の中央公園に原告のみなさんや農村労組、弁護団、支援する会のみなさんが集まりました。原告のあいさつや弁護団の説明があり、福井地裁まで暑い日差しの中をデモ行進。「トンネルじん肺基金をつくれ」「裁判所はゼネコンを指導しろ」などシュプレヒコールをあげながらの行進は街ゆく人たちの注目を集めました。テレビ局、新聞社などマスコミも多数が取材にきていました。
    トンネル工事など公共事業で莫大な利益をあげてきた大企業は基金創設に協力し、裁判を経なくても被害者を救済できる基金制度創設に真摯にこたえるべきです。

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   先日、原発問題住民運動連絡会で学習した志賀原発。運転差止訴訟で名古屋高裁金沢支部が、耐震設計に重大な欠陥があるとした2006年3月の金沢地裁判決を取り消し、住民側の請求を棄却する不当な判決を下しました。
朝日新聞・・・・・国内最大級の北陸電力志賀原発2号機(石川県志賀町、改良型沸騰水型炉)について、16都府県の128人が同社(本店・富山市)を相手に運転差し止めを求めた訴訟の控訴審判決が18日、名古屋高裁金沢支部であった。渡辺修明裁判長は「原子炉の安全性は確保されており、住民の生命、身体を侵害する具体的危険性は認められない」と述べ、運転差し止めを命じた一審判決を取り消して、住民側の請求を棄却する逆転判決を言い渡した。住民側は上告する方針。06年秋に改定された原発の新耐震指針に沿った評価について、具体的に踏み込んだ初の司法判断となった。・・・・・
判決は北陸電力の言い分を鵜呑みにした、地震や活断層などについての最新の知見を無視したもの、と地元の住民団体は厳しく批判しています。
こんなところで「疑わしきは罰せず」みたいな判決は困るんだな。