毎日新聞・・・・・ 県教委は30日、県立高校の再編整備計画を正式決定した。県民から寄せられたパブリックコメント(意見)を反映させ、素案から内容を一部修正した。意見は95人から寄せられ、県が実施したものでは過去2番目に多い。
このうち10~13年度の第2次実施計画までに再編する嶺南地区の総合産業高校では、小浜水産高に関して「県内に水産科が1校しかなく、専門性を保つべき」などの指摘が59人と最も多かった。このため若狭東高との統合に当たって「水産・海洋教育の特性に配慮する」とする一文が盛り込まれた。また定時制・通信制の見直しについては「夜間制は可能な限り昼間制への移行を図る」とした。
このほか「クラスの規模を縮小すれば、学校は存続できるのではないか」と統合自体に反対する意見も数件あったが、少数だったため反映はされなかった。・・・・・・
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「意見は95人から寄せられ、県が実施したものでは過去2番目に多い」。これ自体が県民批判のいっていのあらわれではないか。地元での「ご意見聞く会」なども開かずに一方的に決めた手法は将来に禍根をのこす。
小浜水産高に関して「県内に水産科が1校しかなく、専門性を保つべき」などの意見からうかがえるのは、自分たちの高校には「誇り」があるということであり、その県民の「誇り」を汚すやり方では、結果的に福井県にマイナス。
それにしても、ある教育庁幹部が「佐藤さんがいませんでしたから」と言ったそうな。県のさまざまな計画について県民目線でチェックすべき県議会の機能の低下は著しいようだ。
このうち10~13年度の第2次実施計画までに再編する嶺南地区の総合産業高校では、小浜水産高に関して「県内に水産科が1校しかなく、専門性を保つべき」などの指摘が59人と最も多かった。このため若狭東高との統合に当たって「水産・海洋教育の特性に配慮する」とする一文が盛り込まれた。また定時制・通信制の見直しについては「夜間制は可能な限り昼間制への移行を図る」とした。
このほか「クラスの規模を縮小すれば、学校は存続できるのではないか」と統合自体に反対する意見も数件あったが、少数だったため反映はされなかった。・・・・・・
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「意見は95人から寄せられ、県が実施したものでは過去2番目に多い」。これ自体が県民批判のいっていのあらわれではないか。地元での「ご意見聞く会」なども開かずに一方的に決めた手法は将来に禍根をのこす。
小浜水産高に関して「県内に水産科が1校しかなく、専門性を保つべき」などの意見からうかがえるのは、自分たちの高校には「誇り」があるということであり、その県民の「誇り」を汚すやり方では、結果的に福井県にマイナス。
それにしても、ある教育庁幹部が「佐藤さんがいませんでしたから」と言ったそうな。県のさまざまな計画について県民目線でチェックすべき県議会の機能の低下は著しいようだ。