前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

6月福井県議会の会期は6月22日~7月14日。議員の質問権の保障を!放射線被曝問題の講演会のご案内。

2011年05月31日 | Weblog
      昨日は、福井県議会議会運営委員会が開かれ、6月定例会の会期が6月22日~7月14日までの23日間と決まりました。
代表質問は24日に、私が質問にたつ予定の一般質問は28,29日におこなわれます。
請願陳情の締め切りは開会日です。私を通じて、請願陳情を希望される方はなるべく早くご連絡ください。

会議では委員外委員として発言し、「理事者の答弁が長引き再質問できなくなるケースが以前あったが、一般質問での議員の質問時間20分は保障されるべき」と発言しました。

 
      午後は会議、夜は婦人後援会の方との地域訪問活動でした。福島での活動のこと話すと、電気労連の関係者の方も、「共産党の主張はいいね。不破さんいいよ」と。原発の苛酷事故をうけて、一貫して原発の危険性を指摘してきた共産党に共感が広がっている感じです。さあ、新しいエネルギー政策づくりをご一緒にすすめましょう。


      原発事故で関心が高まっている放射線被曝問題。第一人者、福井市の平野治和・光陽生協病院院長の福井市での講演会が開かれます。
6月11日土曜日、午後2時半~。福井市光陽の福井県社会福祉センターです。みなさん、ぜひご参加ください。みなさんの疑問、質問にもお答えいただきます。
主催は、わたしも代表委員をつとめる原発問題住民運動福井県連絡会です。


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      時事・・・・厚生労働省は30日、本格的な生活保護制度の見直し作業に着手した。生活保護受給者は約200万人に達しており、働く能力のある受給者への就労支援強化が見直しの柱。同省政務三役と地方自治体代表との「協議の場」で検討を進め、8月ごろをめどに成案をまとめる。
 
細川律夫厚労相は、同日省内で開かれた協議の場の初会合で、主要な検討課題として、(1)就労・自立支援の強化(2)医療扶助や住宅扶助の適正化(3)生活保護費の不正受給防止(4)求職者支援制度など「第2のセーフティーネット」と生活保護との関係整理-の4点を提示した。
 
一方、地方側からは谷本正憲石川県知事、平松邦夫大阪市長、吉田隆行広島県坂町長が出席。このうち、平松市長は「受給者のうち稼働可能層には期間を定めた集中的な就労自立や、ボランティアへの参加も検討すべきだ」などと述べた。(2011/05/30)・・・・・・・


     
      これまでも現場で「トラブル」のもとになっている「就労強化」。何十回とハローワークに通いつづけても40代、50代では、そう職は簡単にみつからず、落ち込み、「自己否定」に陥る方もいる。具体的な就労まで考えていくことぬきに、「強化」をかかげるだけではうまくいかないのではないか。
「医療扶助の適正化」という名のもとに、医療カットがおこなわれるようでは社会保障の改悪だ。

医療は福井県の歯科医師会幹部も衆院公聴会で述べたように、せめて中学卒業までは無料に、現行の3割自己負担者は1割負担に軽減することがまず必要。そして、先進国で広がっているように国民の自己負担をなくし、「経済力格差」が医療格差とならないようにすべきです。

福井市9条の会で福島へのボランティア活動・調査活動を報告。福井は大雨、災害に警戒を。

2011年05月30日 | Weblog
     昨日は、福井9条の会の例会で、先日の福島県へのボランティア活動、調査活動について報告しました。
参加のみなさんからは、「自治体は機能しているのか」「福井からの支援物資はどこにとどけられたのか」「同じ地域でも、津波被害をうけた家と受けなかった家の差はなになのか」「原発の警戒区域に入れたのか」「計画的避難地域の住民の状況は」「営業を再開してもお客さんはくるのか」などなど相次いで質問がだされました。わたしの活動報告は、しんぶん赤旗5月27日付、東海北陸信越のページにまとめられています。ぜひお読みください。
  また、日本共産党福井県委員会では、ひきつづき岩手県へのボランティア活動に取り組みます。ボランティアへの参加、救援物資・募金へのご協力をお願いします。お問い合わせは、0776-27-3800。

夜は、暴風雨となりましたが、地元の後援会のみなさんとの挨拶まわり活動をおこないました。福島県へのボランティア活動を紹介した後援会ニュースをもって対話。「まあ、福島まで行かれたのですか。ごくろう様でした」と対話もはずみました。背広はびしょびしょになってしまいましたが・・・


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NHK・・・・福井県 観測史上最多の大雨に     5月30日


台風から変わった低気圧の影響で、福井県では局地的に非常に激しい雨が降り、この24時間に降った雨の量が観測史上最も多い300ミリに達する大雨となっています。気象庁は、土砂災害や洪水に厳重に警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、台風から変わった低気圧と上空の寒気の影響で東北から西日本にかけての広い範囲で大気の状態が不安定になり、特に福井県の若狭湾付近には発達した雨雲が次々と流れ込んでいます。

福井県おおい町では、午前3時までの1時間に53ミリの非常に激しい雨を観測し、午前4時までの1時間には36ミリの激しい雨を観測しました。また福井県小浜市でも午前4時までの1時間に30ミリの激しい雨が降りました。この24時間に降った雨の量は、おおい町で327ミリに達したほか、同じく福井県の坂井市三国で209ミリ、敦賀市で190.5ミリなどと、いずれも気象庁が観測を始めてから最も多い大雨となっています。

これまでの雨で福井県内では、土砂災害や洪水の危険性が非常に高くなっている地域があります。福井県では、このあと朝にかけて大気の非常に不安定な状態が続く見込みで、局地的に雷や突風を伴い、1時間に60ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。低気圧はこのあと本州の南岸をゆっくりと東へ進む見込みで、近畿など西日本や東日本ではこのあと朝にかけて、東北の太平洋側では30日夜にかけて局地的に雷を伴い、1時間に40ミリの激しい雨が降るおそれがあります。福井県以外でも、京都府と兵庫県、滋賀県、大阪府、奈良県、山梨県、静岡県、それに茨城県で土砂災害の危険性が、京都府と鳥取県、それに長野県で洪水の危険性がそれぞれ高くなっている地域があります。気象庁は、土砂災害や洪水、低い土地の浸水などに厳重に警戒するよう呼びかけています。・・・・・・・・



   このような報道に接すると、どうしても福井豪雨災害の「悪夢」を思い出します。雨量の多かった地域では土砂災害や浸水などに注意していただきたいと思います。堤防などが破壊されている東北の被災地にこれ以上の「災害」が及ばないことを願います。
今日は、定例の街頭宣伝は中止します。

亡き祖父・祖母の50回忌、父の7回忌で「歴史」にふれました

2011年05月29日 | Weblog
    昨日は、亡き祖父・祖母の50回忌、父の7回忌でした。
親戚のみなさんにお集まりいただきました。
お寺さんのお経のあとのおはなしや、親戚のみなさんのお話でいろんな「先祖の過去」を教えていただきました。

たとえば、

●曽祖父は県会議員として、杉田定一らと活動していた。議員時代には養蚕を推進した。
●祖父は京都の美術学校に学び、号は春峰。作品は寺にもおさめられている。天神様もよく画いた。当時の同級生に石原産業の後の社長もおり、芦原温泉で同窓会も開いていた。
●父は町会議員をつづけるか迷っていたが、相談をうけた私は出馬しないよう意見した。
●黒龍酒造には佐藤家から嫁いで親戚関係だったこともあり、福井中学の帰りに、電車でお酒を分けてもらいにいったこともある。
●地震でつぶれる前の家は元禄時代に建てられた。大工たちが「赤穂浪士の討ち入りの話」をしながら作業をしていた。
●つぶれた家の「ちょうな削り」の木材の一部が小屋につかわれているのでないか。


       それぞれが語られることに、「へー」「初めて知りました」ということで、「故人」を通していろんな縁と歴史を実感したひとときでした。




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       読売・・・・関西電力の八木誠社長が26日の定例記者会見で、電力供給が逼迫(ひっぱく)した場合に節電を求める可能性があると言明し、県内で停止中の原発4基の再稼働が、夏場の安定供給に欠かせないと強調した。西川知事は、福島第一原発の事故原因を踏まえた安全対策基準を、国が示さない限り、再稼働を認めない姿勢を貫いている。運転中の原発2基が定期検査に入る7月下旬頃が“逼迫”を防ぐタイムリミットとみられ、6月県議会などでの知事発言に注目が集まりそうだ。(畑本明義)

 「知事の要望を、国がしっかりと受け止めて対応してほしい」

 八木社長は会見で、定検中の美浜原発1号機など4基が停止したままでは、関西圏の企業や家庭に節電を求める可能性があると言及し、知事が求める安全対策基準を国が明示すべきだと指摘し、「国とともに県の理解を得られるようにしたい」との見解を示した。

 関電の計画では、送電ロスなどを除く8月の供給力は3290万キロ・ワット。現在、関電の原発11基のうち4基が停止中で、7月下旬までに定検に入る大飯4号、高浜4号機の2基が止まると、2956万キロ・ワットの需要に対する余力がなくなる。計画では、計28基の火力発電所のフル稼働が前提で、停止中の別の火力5基の再稼働には工事に2、3年はかかり、敦賀2号機(敦賀市)の放射能漏れ事故で停止中の日本原子力発電からの受給見通しも立っていない。

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 「電力不足の悪役にされるのはゴメンだ」

 県は、知事が4月19日に海江田経産相に要請した安全対策基準の明示について、国から十分な回答がないとしており、県幹部は「安全対策をきちんとやってくれと求めているだけ。無理な要求をしているつもりはない」と主張する。

 県では昨年5月、高速増殖炉「もんじゅ」の運転再開の了承と引き換えに、北陸新幹線の着工認可を求めた経緯があるが、県幹部は「着地点を描くつもりはない。地域振興など持ち出せる状況でもない」と話す。

 着地点が見えない状況の中、県内部には「国は何らかの対応をしてくるはず」という声があるが、「こちらの思いが国に伝わっているのか不安だ」との見方も根強く残っている。

 県議会の各会派は今月に入って次々と原発を視察して独自で安全確認を進めており、県議の中には「安全性を求める県の方向性に間違いがない」との意見が多いが、一方で「国に求めた知事の安全基準のハードルが高すぎて振り上げた拳をおろせなくなり、事態を収束できなくなっているのでは」と心配する声もある。

(2011年5月28日 読売新聞)・・・・・・・・・・



       当選直後から言ってきましたが、福井県が県政の根幹としてすすめてきた原発推進、核燃料サイクルが大きく揺らいでいます。多くの国民県民が原発に頼らない、安全なエネルギー開発をすすめてほしいと願っています。
この願いにこたえる議会論戦でがんばります。応援お願いします。

福島原発事故の衝撃は草の根から「原発ゼロ」への世論をつくりだしていることを実感

2011年05月28日 | Weblog
昨日は、近所のお葬式で町内の方々とお世話役をつとめさせていただきました。
式がおわって、町内のみなさんとの話題は東日本大震災・原発事故のことでかんかんがくがく。
みなさんがそろって言われたことは、「原発依存をあらためていくことが必要」「福井の原発が心配だ」という話で1時間ちかく。
福島原発事故の衝撃は草の根から「原発ゼロ」への世論をつくりだしていることを実感します。
  

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赤旗・・・・OECDでの首相演説
「原発安全」新たな宣伝    廃止・縮減の世論に逆行

 
菅直人首相がOECD(経済協力開発機構)の50周年記念行事のスピーチ(25日、パリ)で示した、日本のエネルギー政策の「新たな挑戦」の中身は、自然エネルギー重視の点では前向きな一面を見せつつ、原発の「安全神話」から脱却できない重大問題をはらむものになりました。

 首相は、自然エネルギーについては、これまでのコスト高などの壁を破って「実用性に挑戦」することを提示。従来の政策を転換して社会の「基幹エネルギー」に高めるとしました。自然エネルギーを電力全体の20%に高める目標期限を、現行の2030年(政府のエネルギー基本計画)から2020年代のできるだけ早い時期にすると、各国首脳に向かって公約しました。

事故収束せず
 しかしエネルギー政策の「新たな挑戦」の第一に首相が掲げたのは、原子力エネルギーの「安全性」への挑戦です。福島第1原発の重大事故の対応に四苦八苦しているさなかに、「今回の事故を教訓に『最高度の原子力安全』を実現していきます」と述べました。

 事故はなお収束せず、未曽有の危機から脱していません。福島第1原発の周辺住民は生活を奪われて避難所で苦しみ、農漁業・商工業者は基盤となる経済活動に甚大な被害をこうむり、国民は深刻な放射能汚染の不安に直面しています。

 首相は「原子力の安全性」について事故から教訓を学ぶとしていますが、政府は「事故調査・検証委員会」の設置を決めたばかりです。まだ何ら議論も結論もないまま、原発の「最高度の安全」に触れるというのは空文句にも等しいものです。

 過酷事故は起きない、原発は絶対に安全です、という“安全神話”が政財官学からふりまかれ、過酷事故への備えもなく世界有数の地震・津波国の日本に原発を集中立地してきたことへの反省が、今回の事故の最大の教訓となるべきものです。“安全神話”にもとづく甘い想定、設計基準からつくられた現行の原発に、「安全な原発」と断言・保証できるところはどこにもありません。事故の教訓から「原発からの撤退」を決断し、「原発ゼロ」のプログラムを探求することこそ、いま求められています。

 事故の検証も根拠もなく、「最高度に安全」な原発を世界に公約する首相の言葉からは、原発依存のエネルギー政策から抜け出す道筋も、「安全神話」への反省も全く見えません。

反省ない首相
 首相は10日の記者会見で、電力に占める原子力発電の比率を50%以上にするという現行エネルギー基本計画を「白紙に戻し議論する必要がある」と打ち出し、原発14基以上の新増設方針を見直す考えを明らかにしました。

 「白紙からの議論」という以上、原発の是非を含めた議論が必要なはずでした。しかし今回のOECD記念行事でのスピーチは、白紙からの議論より、世界にみずからの存在をアピールすることを優先したことになります。原発の縮減・廃止を支持する世論は6割を超えています。“安全神話”への反省もない首相による“原発の安全”宣伝は、世論の厳しい目にさらされることになります。・・・・・・・・




「『最高度の原子力安全』を実現」ということは、その内容としてはこれまでも掲げられ、実行されようとしてたのではないか。それが転じて「安全神話」となり、日本列島が地震や津波の災害列島であることを軽んじ、そのような「災害を原発技術は征服できる」と思い込んだ。その結果が、今回の福島原発事故ではないのか。

あらたな「安全神話」づくりは許されません。


「もう原発はいりません」・・・福島県の漁港で聞いた漁業者の言葉に耳を傾ける政治こそ求められています。
 

福井県議会の議会改革を前へ。関西電力が歴史的津波についても調査の方向。

2011年05月27日 | Weblog
     昨日は、県議会の会派代表者会議がひらかれました。
議会改革の検討組織の設置などが議題となりました。議論ではこの4年間、議会改革があまりすすまなかった要因として「政権交代による会派対立」という問題が指摘されました。中央段階での与党野党の対立ということは、これまでもあったし、これからもつづくでしょう。その対立の構図が県議会にそのまま持ち込まれ、県民のための議会改革が停滞するようではだめです。
この間の経過の詳しいことはわかりませんが、新聞報道などでは政権についた民主党サイドの政府への要請システムなどが大きな影響を及ぼしたと考えられます。

      午後は、共産党の議員会議で報告する予定だったのですが、近所で親戚づきあいしているお宅のおばあちゃんが亡くなられ、お通夜準備の手伝いに。96歳。1世紀ちかく、激動の時代を生きてこられました。きれいなお顔でした。夜はお通夜。



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      NHK・・・・文献に津波の記述 関電調査へ   05月26日 


      福井県の若狭湾は、関西電力や日本原子力発電などが運転する全国でも最も多い14基の原発が集まる場所です。原発は、建設時に過去の地震や津波について調査を行うことが義務づけられていて、関西電力は、調査の結果、若狭湾で、津波による大きな被害の記録はないと、これまで地元の住民や自治体に説明してきました。

東日本大震災のあと日本の中世の歴史を研究している敦賀短期大学の外岡慎一郎教授が調べたところ、京都の神社に伝わる「兼見卿記」という文書に、天正13年、西暦1586年に起きた「天正大地震」で、若狭湾を含む沿岸で波が起こり、家が流され多くの人が死亡したという記録があることがわかりました。
当時、日本に来ていたポルトガルの宣教師、ルイス・フロイスが書いた「日本史」の中でも、同じ天正大地震の記述として、若狭湾と見られる場所で、「山と思われるほど大きな波に覆われ、引き際に、家屋も男女もさらっていってしまった」と記されていることがわかりました。

これらの資料は、国史の編纂にも使われる歴史資料としては一級のもので、NHKの取材に対して、関西電力は、昭和56年には、2つの文献の内容を把握していたが、信憑性がないと社内で判断し、住民や自治体には、津波による大きな被害の記録はないと説明してきたことを明らかにしました。
そのうえでこれまでの説明が誤解を招くものだったとして、文献の記述のような被害が大きな津波で起きたのか調べるため、ボーリング調査など科学的な調査を行うことを検討すると明らかにしました。

関西電力はNHKの取材に対して「どのくらいの大きさの津波に備えるのかは、文献の調査だけでなく、活断層の動きから計算する科学的なシミュレーションも行っているので、これまで行ってきた、津波の高さの想定に問題はなかったと考えている。ただ今回の東京電力・福島第一原発の事故を踏まえて見直してくべきところは見直していく」と話しています。・・・・・・



       わたしも代表委員をつとめる原発問題住民運動福井県連絡会は先日、関西電力に申し入れをおこない、その際に歴史的地震・津波についても検証をおこなうべきだ、とつよく求めていました。

   
       その日の私のブログでもつぎのように指摘しました・・・・

若狭にも巨大な地震・津波の「記録」「伝承」があります。
福島原発での耐震性再評価の検討会で研究者の岡村行信・活断層地震研究センター長が「貞観の地震で巨大津波がきている。どうしてまったく触れていないのか」との指摘に、東電の担当者は「歴史地震ということもある。研究的には課題だ」などと取り合わなかった経過もあります。
国会での吉井英勝衆議院議員の指摘も無視してきたこととともに、専門家からの指摘も国や東電は無視してきたのが事実です。そのことも、対策がとられずに今回の大惨事をまねく要因となったことは間違いないでしょう。
    福井県の原発でこのような「過ち」を繰り返さないために、歴史地震・津波についてもきちんと科学的評価の対象とすべきです。・・・・・


関西電力による今後の「科学的調査」に注目していきたいと思います。

新幹線・在来線問題の討論集会を7月15日に開催。被災地への救援物資・ボランティアを募集します。

2011年05月26日 | Weblog
昨日は、原発関連での雑誌社の取材、新幹線・在来線問題での会議、福井県医療生協専務理事をつとめられた佐藤與作さんのお通夜などでした。
雑誌社の取材の方は7月には出版したい、ということで県内各地を回られているとのこと。この間、いろんな取材をうけますが、感じとしては、ていねいに取材されている印象でした。


北陸新幹線福井延伸と並行在来線を考える会の世話人会に参加。提言「新幹線延伸より、北陸本線の存続と充実を」の仕上げについて討論しました。
また、この「提言」についての討論集会の開催を決めました。
7月15日(金)午後6時半~、福井県教育センターで開催予定です。みなさん、手帳に日程を入れておいてください。


夜は、福井県医療生協の専務理事を草創期から勤められていた佐藤與作さんが亡くなられ、通夜にお参りしました。82歳。日本共産党員でした。足が不自由な身体をおして、晩年も党費を払いに党事務所の階段をゆっくりのぼられていたお姿が目に焼きついています。私たちが宣伝カーでご近所をまわると、窓から激励をしていただきました。最後まで、しんぶん赤旗を所望されたとか。合掌


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高橋ちづ子衆議院議員・・・・女川原発に入る!

吉井英勝衆議院議員と一緒に、宮城県女川原発に入りました。横田有史、遠藤いく子両県議、高野博女川町議も現地で合流しました。福島第1原発の事故をうけ、全国54基ある原発の緊急安全点検が行われましたが、津波、地震被害が大きかったと思われる女川原発を直接見ることが目的でした。党としても原発からの撤退を明確に打ち出し、老朽炉の停止や新増設をやめること、原発に頼らない再生可能エネルギーの開発などが急がれています。

女川原発に行くには、水没した役場庁舎などが集まっている中心市街地から山側に入らなければなりません。女川は3度目ですが、瓦礫が累々と続く光景はあまり変わりがなく、一方で、未だ捜索隊が隊列をつくって瓦礫の中を見ており、その傍らで疲れたように座っている人、立ちつくしている人の姿があちこちで見られ、家族を捜しているのだろう、と思いました。

原発も被災している

牡鹿半島コバルトライン、被災していなければすばらしい景色が見渡せますが、海の中には、流されてきたのであろう傾いた家や、屋根だけが浮かんでいたり、ボートの底も見えていました。道は予想以上に痛んでおり、地割れ、陥没がひどく、何度も対向車線にはみ出さないと通ることができません。これほど町も道路もひどいのに、原発が無傷のはずがない、と思いました。

女川原発は1~3号機まであります。原子炉建屋は14.8メートル高台につくられていますが、なんと津波は13メートル、しかも地盤沈下で1メートル沈んでいるので、その差0.8センチまで迫ったことに!防波堤となる壁面の緑が塩をかぶったところが茶色くなっていたのですぐにわかりました。
手前には作業小屋と重油タンクなどがありますが、小屋も全壊、タンクは直径10メートルの底を丸々見せて横転し、ざっくりと小屋に斬りつけていました。

いよいよ中に! ここまで水が!

プロジェクターによる被災状況の説明が最初にありました。3月11日の14時56分、地震が起きた瞬間、1号機と2号機はフルパワーで運転中であり、自動停止になりました。「止める、冷やす、閉じこめる」の3段階でいえば、「冷温停止」までに10時間かかっています。ところが2号機は、第11回定期点検中で、何と14時に原子炉起動をはじめたところだったのです!つまり、制御棒を順次抜いているところだった・・46分に自動停止で3分後に冷温停止になりますが、あまりに劇的で息が止まりそうになりました。

いよいよ施設内を歩きますが、エレベータが使えないため、1階から地下3階まで階段を上り下り。かなりきつかったです。まず、焼けてしまった1号機の高圧電源盤をみました。真っ黒焦げで中の配線もぼろぼろになった無惨な電源盤が6基も。ショートが原因といいますが、地震の揺れの影響なのか・・消火するにも、市街地も津波被害にあっていたため、消防隊はこれず、消防経験のある職員による自衛消防隊が防護服を着て、必死の消火活動にあたり、7時間25分後に消火しました!これもす、すごいですね。福島原発は4つある外部電源がすべてダウンして冷却機能がだめになったのですが、女川でも5つある電源のうち、4つがだめになったと。4月7日の余震でも、4つのうち3つまでだめになりました。本当にあわや!という事故だったのです。


津波は来た

 福島原発は、津波の想定が甘かったということや、女川は津波対策がやられていた、というように言われていますが、意外な落とし穴がありました。それは、吉井議員が国会で指摘したように、引き潮になったとき、冷却水がとれなくなる、という福島原発にたいして、女川は、取水路をさらに深めにとっていました。ところが、防波堤の内側にある潮位計のふたが地震の圧力で開いてしまい、そこから海抜マイナス6.5メートルにある地下3階にまで浸水し、冷却水ポンプ用の熱交換機が潮水につかってしまったのです。2.5メートルまで浸水、その量は1900リットルにもなります。水にひたった、熱交換器も、ふさいだシールも見てきました。所長も、「引き潮も想定して設計したつもりだったが・・」と悔しがっていました。

モニタリング計が!!

中央制御室の中も見せてもらい、モニタリング数値も見ました。福島原発の事故当時、5箇所の敷地内ポストの数値がいずれも上昇し、最大21マイクロシーベルトに達しました。(1000マイクロシーベルト=1ミリシーベルト)これは、女川原発の敷地境界に約20日間滞在し続けた場合、屋内退避の目安である10ミリシーベルトに達するという値です。そのため、原子力災害対策特別措置法第10条にもとづき、通報しました。もっとも、原因は福島原発であることがはっきりしており、10分後には数値は下がったといいますが、それでも法律の決まりです。後でホームページを見ると、福島第2原発も同様に基準値を超えた、と通報をしており、「原因は福島第1原発だと思われる」としています。しかし、あらためて思うのは、冷静にモニタリングデータが示されていれば、瞬間的に値が高くても、その後問題ない程度に下がっている地域、原発より距離はあるが、数値が高い地域などをきちんと示して、避難を指示するなど、その後の大変な混乱も避けられたのではないか、と考えさせられました。第2原発の冷静な(?)通報をみても、もっとやり方があったのではないかと・・

 最後に~あらためて、女川原発も大きく被災し、危なかったということを認識できました。政府は、緊急安全対策を全国の原発に指示しましたが、3年以内に防潮堤を建設したり、水密扉をつくる、という津波の応急対策のみであり、地震そのものの対策は考慮されていません。災害対策特別委員会の理事懇談会(12日)の席上、原子力安全保安院にそのことを指摘しましたが、「福島の事故は津波だったので」という答弁で、あきれてしまいました。また、その3年間はどうするのか、というと、敷地内に津波の水が入り込んでも原子炉建屋に入り込まなければ大丈夫、健全性は維持できる、という説明でした。どこまで「安全神話」にしがみつくのか・・と思います。・・・・・・・・



   高橋議員は福井豪雨の際にもいち早く福井入りしていただき、被災地各地を調査。越美北線復旧について鉄道局長から「JRに復旧を指示する」との答弁を引き出していただきました。
この活動レポートを読んでも、女川原発もあわや、ということだった緊迫感が伝わります。
地震列島・日本に、原発はふさわしくないエネルギー開発だ、ということがよくわかります。
何千年もかかってつくりあげてきた「土地」や人間のつながり・生活を、原発事故は奪います。このようなことが起こり得る原発からの脱却のプログラムづくりが必要でしょう。



東北3県の被災地の状況は、まだまだ多くの支援を必要としています。
日本共産党福井県委員会はひきつづき、救援物資の輸送、津波被害の後片付けなどのボランティア派遣に取り組みます。
当面の予定は、岩手県へ6月5日出発、6月10日出発の2陣です。

お米や野菜、洗剤などの救援物資へのご協力、ボランティア活動への参加をよろしくお願いします。
お問い合わせ、参加申し込みは 0776-27-3800 へ。

安保の密約、福井・福島の原発を推進した安保条約に改めて驚きと怒り。すうぷ屋さんでのロシア料理に舌鼓。

2011年05月25日 | Weblog
      昨日は、あいさつ回り、事務作業、志位委員長の講義受講などでした。お昼は、お誘いをいただき福井市加茂河原にある「すうぷ屋」さんで食事。女性のグループやアベックなどでいっぱいです。久しぶりにおいしいロシア料理にみなさんで舌鼓をうちました。ごちそうさまでした。

     
     志位委員長の日本共産党綱領講義は、「日米安全保障条約体制ーー半世紀前に形づくられた対米従属の基本構造」「この異常な従属体制は、今日どこまできているか」というお話でした。

米国から見た「基地権」のすばらしさがとくとくと語られている米国大使館から国務省あての報告書など、あらためて驚きました。そして、1960年の藤山外相とマッカーサー駐日大使との間の「米軍基地権に関する密約」では、「合衆国の権利は・・・・変わることなくつづく」とあり、民主党政権の今でも日本国民にとって屈辱的な「密約」が続いているのです。
まさに、表の条約・裏の密約のセットでアメリカいいなり政治です。

     原発エネルギー問題でもアメリカいいなり、であることが語られました。日米の協定で、濃縮ウランと研究炉が輸入されたことにはじまり、敦賀、美浜、福島での原発建設も日米文書に明記されて推進されてきたのです。

     まさに、沖縄をはじめとする基地問題での国民の被害、今回の福島原発事故での国民の被害の根底には、アメリカいいなり政治があるということが、改めてよくわかりました。

日本社会を歪めている、世界の流れに反するアメリカへの政治、軍事、経済、エネルギーでの従属のくびきを解き放つことが求められていますね。


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      朝日・・・・東日本大震災で被災した東京電力福島第一原子力発電所3号機で、炉心を冷やす緊急システムの配管が破損した疑いがあることが、24日に公表された東電の解析結果からわかった。東電は「想定を大幅に超える大きさの津波」が事故原因だとしてきたが、解析が正しければ、津波の到着前に重要機器が地震の揺れで壊れていた可能性がある。

 解析によると損傷の可能性があるのは、過熱した核燃料が空だき状態になるのを防ぐため、原子炉の水位を保つ緊急炉心冷却システム(ECCS)の一つ。「高圧注水系」と呼ばれる冷却システムだ。核燃料の余熱による水蒸気が主な動力源なので、電源がなくても動く。

 東電によると、3号機では3月11日の津波で外部からの電源がなくなった後、別の装置で原子炉を冷やしていたが、翌12日昼ごろに止まった。水位低下を感知して冷却方法が高圧注水系に切りかわると、水位はいったん回復。その後、電池が尽きて動作に必要な弁の開閉ができなくなった。水位はふたたび下がっていき、大規模な炉心溶融(メルトダウン)につながった。・・・・・・


     
      やはり、こういう問題が明らかになってくる。
私も福井県議会全員協議会での原子力安全保安院の説明に対し、「事故の原因が津波なのか、地震なのか、まだ明らかになっていない」ことを指摘しました。「津波対策をすすめればいいんだ」というような国と電力事業者の対策では不十分であるということです。
全面的な事故解明がなされないのに、「浜岡以外の原発は安全」などとした政府のいいかげんな態度は許せませんね。




突然の滞納整理機構おくりでの相談。公務員の給与カット、「もんじゅ」工事について考える

2011年05月24日 | Weblog
    昨日は、かねもと書記長との街頭宣伝、訪問挨拶活動、生活相談、会議、お通夜などでした。
生活相談は、滞納税金の分割納付をつづけてきたのに突然、滞納整理機構おくりになった自営業者の方からの相談で、西村きみ子市議とともに、福井市の納税課に要請をおこないました。滞納整理機構の納税者の人権をふみにじる活動は全国でも大問題になっています。本人の営業や生活を最優先に考えるのではなく、「滞納取立て最優先」というところから問題がおこってきます。いまの不況のもとで、営業や生活困難者も増え続けることが予想されます。県民市民の生活に寄り添った行政の充実こそ求められます。
そのためには、行政改革と称して職員削減をつづけたり、公務員給与削減では、長い目でみれば県民市民本位の行政から離れていくことも考えなくてはなりません。

      国家公務員の給与の10パーセントカットがおこなわれようとしていますが、県庁、市役所職員にも波及する懸念があります。震災復興をかかげて、公務員給与削減や消費税増税など国民に大幅な負担を増やすことは、国民の生活破壊を加速し、経済活性化に逆行します。
まず、年間320億、10年で3200億もの政党助成金の廃止や、不要不急の大型公共事業・軍備拡充見直しこそすすめるべきです。50兆円を超え増えつづけている大企業の手元資金の活用こそ大震災復興財源として活用すべきです。


               ★


      NHK・・・もんじゅ 県「安全最優先で」05月23日 

      高速増殖炉「もんじゅ」で24日にも始まる見通しとなった原子炉内に落下した装置の回収工事について、県は23日開いた対策会議で、安全を最優先として作業を進めることや、原子炉内部に損傷がないか検証することを求めました。

県の対策会議には、満田副知事をはじめ幹部など16人が出席し、日本原子力研究開発機構の担当者が「もんじゅ」の原子炉に落下した装置の回収に向けた工事を24日にも始めたいと伝えました。
満田副知事は「過去に例のない工事で、ミスがあってはならない。安全を最優先として着実に作業を進めてもらいたい」と述べ「もんじゅ」での研究開発を担当する文部科学省にも監督の徹底を求めました。県は、装置を回収したあとに原子炉の内部に損傷がないかを検証し情報を積極的に公開するよう求めました。

原子力機構は全ての電源が失われた場合の復旧策を検討する専門家による委員会を今月30日に開くことを明らかにしました。原子力機構敦賀本部の辻倉米藏本部長は「装置の回収工事も事故対策も、確実に実施していきたい」と話していました。・・・・・・



    「もんじゅ」の直近200メートルには活断層があり、世界でも稀な震源につくられている原発です。しかも、その構造から大地震にはとりわけ弱い原発、と指摘されてきました。福島原発震災を教訓に、ただちに運転再開めざす作業をやめるべきです。
また、今回のような工事自体が「想定外」の工事なのです。水分をふくんだ空気と冷却材のナトリウムが激しく反応して爆発的に炎上した事故をおこしていますが、今回の工事もその恐れがつきまといます。
1兆円もの税金をつかい、さらに毎年数百億円もつかいつづける「もんじゅ」。このような危険な、老朽化した原発再開めざし巨額の税金をつかいつづけるのではなく、大震災復興にこそ税金はまわすべきでしょう。

福島県の地震・津波と原発被災の調査、ボランティア活動について報告しました

2011年05月23日 | Weblog

昨日は、会議で福島県相馬市、南相馬市、新地町、飯館村などへのボランティア、視察調査の報告をおこないました。津波被害の大きさ、原発災害の悲惨さなどの実態を写真とともにお話ししました。そして日本共産党として取り組んでいる救援ボランティア活動を紹介し、協力もお願いいたしました。参加者のなかには福島原発で仕事をされていた方もおられ、原発災害の深刻さに驚いておられました。

今後、日本共産党福井県委員会では岩手県釜石市などを中心に支援活動をおこなう予定です。
ボランティア登録、救援物資・募金へのご協力をよろしくお願いいたします。
詳しくは、共産党福井県委員会 0776-27-3800 へ。


夜は、近所でお世話になったMさんの「前夜式」に参列しました。はじめてキリスト教会の式に参列。昭和30年代、福井で自由キリスト教会の礎をきずかれた方だったとはじめて知りました。おだやかななかにも、確固とした信念を感じる方でした。お世話になりました。ご冥福をお祈りいたします。


       ★


佐々木衆議院議員・・・・私は、18日(水)に衆議院予算委員会の「東日本大震災による被害状況及び復興支援等調査」に参加しました。調査は、宮城県、福島県、岩手県の3班に分かれて行われました。私が参加したのは、岩手県の調査です。
  最初に岩手県庁を訪ね、知事をはじめ県の幹部から説明を受け、要望を聞きました。印象的だったのは、がれき処理の困難さです。県の説明では、がれきの仮置き場として300ha必要なのに、これまでに確保されたのは130haにすぎず、県内だけで処理することはとうてい困難で、国による災害廃棄物の受け入れ先の広域調整が求められました。
  また、県内の仮設住宅については、必要数14,000戸にたいして、191団地10,463戸で建設に着工しており、5月16日現在の申し込み戸数は12,781戸となっているということでした。

  その後、借り上げバスで盛岡市から宮古市田老町に移動し、そこから釜石市まで海岸線を走りましたが、被災から2ヶ月経っても津波の破壊力を示す爪痕が生々しく延々と残っており、たいへん大きな衝撃を受けました。海岸線の町が壊滅的に破壊されており、がれき処理もほとんど進んでいません。
  宮古市田老町では、「万里の長城」と言われた10mの高さの防潮堤をいとも簡単に大津波が乗り越え、防潮堤がほとんど無力だったと市長みずから説明しました。――その防潮堤の上に立ってみると、その内側の地面が大きくえぐられており、乗り越えた津波がどっと崩れ落ちるようにして地面を削ったことがわかります。そのエネルギーの大きさに驚きました。
  
防潮堤のうえで、田老漁協の幹部の皆さんから、国の責任でがれき処理、漁船・漁港の再建を求まられました。「最初は、国が負担するという話だったが、結局、国・自治体・漁協がそれぞれ3分の1という話が来た。騙されたようなものだ」と怒りを込めた抗議がありました。漁協幹部のひとりは、私に、漁港の拠点化・集約化について「絶対反対だ。この港でなく別の港に行くことなど考えられない」と明確に言いました。

  いま大事なことは、生活基盤の回復を国の責任で行うこと、復興のプラン策定にあたって「上からの押し付け」でなく、住民の声・住民合意を尊重し、国が財政のうえで責任を負う――この原則を明確にすることです。・・・・・・・・・


    ちょうど、わたしたちと同じ日に国会の調査団がはいっていたわけです。
「被災から2ヶ月経っても津波の破壊力を示す爪痕が生々しく延々と残っており、たいへん大きな衝撃を受けました」、まったく同感です。テレビなどでも凄い災害だと実感できますが、あの破壊された広大な「空白」とがれきのなかにポツンと立つ感覚は初めて感じるものでした。
      そういうなかでこつこつと後片付けをすすめる漁協の女性たち。漁港の集約化などとんでもありません。

迷った末に共産党に相談の電話が。お困りごとはお気軽に相談を。不破さんの原発講義が大評判!

2011年05月22日 | Weblog
    昨日は、私のブログを見た、という自営業者の方からの生活相談や地域訪問などでした。
相談内容は、税金の滞納で滞納整理機構おくり、になったことです。「これまで毎月分割納付してきた。いきなり滞納整理機構おくりとなって今後どうなるのか心配です」と。さっそく、西村きみ子市議と連絡をとり、市役所で話を聞くことにしました。
   その方は、共産党に電話をかけることを随分ためらったそうです。共産党との初めてのコンタクトということもあるでしょうし、本当に相談にのってくれるだろうか、という不安な気持ちもあったでしょう。

私や西村きみ子、鈴木しょうじゅ福井市議をはじめ、県内各地の共産党議員は「無料生活相談」を日常的におこなっています。ケースによっては弁護士など専門家を紹介しています。
自分で抱え込まずに、まずお気軽にご相談ください。

    日本共産党  0776-27-3800 です。



              ★
   


     毎日新聞・・・・近聞遠見:トイレなきマンション=岩見隆夫

 
    1号機がどう、2号機がどう、と連日伝えられるが、さっぱり要領をえない。危険は減っているのか、増えているのか。

 「原子炉の火は神様の火で手がつけられない」と馬淵澄夫首相補佐官(原子力発電所問題担当)が述べた、と一部で報じられ、馬淵は否定したが、そう言いたくなる気持ちは分かる。

 政府による情報処理の混乱が批判されている。菅直人首相以下が情報を隠しているのか、核心に触れた情報を持ち合わせていないのか、それさえはっきりしない。

 原発情報は各メディアにもあふれている。しかし、どれも隔靴掻痒(そうよう)の感があって、この国難の乗り切りに不安が増すばかりだ。

 そんななか、14日付の共産党機関紙「しんぶん赤旗」に3ページにわたって掲載された不破哲三社会科学研究所長(81)の<原発災害講義>は出色だった。日本の原発について歴史的、体系的に振り返り、なにしろわかりやすい。

 不破が同党の書記局長、委員長時代、三木、大平、鈴木、小渕の四つの自民党政権下で追及してきた実績が講義の裏付けになっている。二十数年間、原発災害という同じテーマで質問し続けた唯一の政治家だ。長年の論戦の実感として、不破は、

 「質問に答える政府側が、原子力の問題をほとんど知らないで済ませていることにあきれ続けた」
と述懐している。

 最初の質問は1976年の三木政権下。当時、原発は6カ所に9基、さらに増設計画が進んでいた。不破は、

 「原発の一つ一つが安全かどうかの審査をきちんとやっていると責任をもって言えるか」

 とただし、佐々木義武科技庁長官が、

 「十分やっている」

 と答えた。ところが、審査体制を調べると、アメリカは1900人の技術スタッフがいるのに、日本は全員非常勤のアルバイト仕事。審査といっても設計図をみるだけだった。

 さらに、福島原発でも大問題の使用済み核燃料についても質問したが、まともな答弁がない。いま、不破は、

 「政府側がほとんど何も知らないことに驚いた。それから35年たっても、原発の後始末の面では何の手も打たれていない。だから、原発は<トイレなきマンション>と言われてきたのだ」と語る。

 80年(大平)にはスリーマイル島事故の教訓、81年(鈴木)は東海地震と浜岡原発、99年(小渕)は国際条約違反問題を取り上げた。だが、政府側の反応はすべて<安全神話>に浸りきったものだった。不破が言う。

 「菅内閣の対応は本当にだらしなく、政権党として考えられない。しかし、こういう事態をつくり出したのは、2年前まで政権を担ってきた自民党だ。国民的大災害の根源である自民党の歴史的責任に口をぬぐい、今の対応だけを追及して済まそうというのは、あまりにも無責任な態度だと私は思う」

 講義の最後で不破は次の二つの問題を訴えている。(1)原発からの撤退を戦略的に決断する(2)安全最優先の権限と責任をもった原子力の審査・規制体制を緊急につくりあげる(撤退しても後始末に少なくとも20年ぐらいかかるから)。(2)は当然、(1)は国民的な討論が必要になる。

 原子力への理解を深めるためにも、不破講義の一読をおすすめしたい。分量は400字原稿用紙50枚ほど。

 なお、不破は軍国少年のころ、作家志望から理系に転換する。軍艦に熱中し、造艦技師になりたかったからだ。東大理学部卒。(敬称略)・・・・・・・・・・・



       いま、この不破さんの講義がネット上でも大評判です。
日本共産党中央委員会のHPに全文が掲載されていますので、ぜひご一読をおすすめします。

http://www.jcp.or.jp/seisaku/2011/20110510_fuwa_genpatsu.html


「菅内閣の対応は本当にだらしなく、政権党として考えられない。しかし、こういう事態をつくり出したのは、2年前まで政権を担ってきた自民党だ。国民的大災害の根源である自民党の歴史的責任に口をぬぐい、今の対応だけを追及して済まそうというのは、あまりにも無責任な態度だと私は思う」

民主党を口汚くののしるだけの自民党をみていると、「日本にこんな危ない原発をつくりつづけたのはあんたたちだろう」と言いたくなります。


     また、福井県政をみれば、日本共産党以外の自民党、民主党、公明党などが、歴代の原発推進政治を担ってきたことが事実です。あらためて、福井県の歴史のなかでの原発問題、各党の責任も考えることが必要でしょう。
国会同様、福井県の政治でも各党、政治家のこれまでの「原発との付き合い、立場」が問われているのではないでしょうか。



     ところで、福井県は一般家庭の1人あたりの電力使用量が全国トップとのこと。ちょっと驚きました。
東京など都会の家庭の方が使用量が多いだろうなー、と漠然と思っていたからです。
また、自分の家だけみると、そんなに使っていない感じだからです・・・・たとえば、クーラーは各部屋にはつけず1ヶ所だけ。電子レンジは使わない。オール電化はしない。・・・など、省電力生活?に心がけてきたからです。
なぜ、福井の電力使用量が全国トップなのか?
わりと大きな家が多くて、家全体を冷暖房する家庭が増えているからでしょうか?

女性後援会員宅をあいさつまわり。みなさんに喜んでいただけました。政治の責任で肝炎患者救済を。

2011年05月21日 | Weblog
      昨日は、福島県往復の強行軍の疲れがとれず少し疲れ気味でした。
朝、議会控室に行くと、新しい部長さんや、議会事務局の職員の方々がごあいさつにみえられました。わたしも「これからお世話になります」とごあいさつ。

      その後、会議、打ち合わせ、生活相談、地域訪問活動などでした。
地域訪問では女性後援会の多田さんとともにあいさつ回り。
「まあ、わざわざきていただいて。がんばってください」と各所で歓迎され、疲れも吹き飛びます。冷たい缶コーヒーの差し入れまでいただき、ありがとうございます。「原発問題をいっかんしてきちんと報道している赤旗をぜひお読みください」とお願いし、2人の方が読んでいただけることになりました。
  
      行動していたら、「お世話になったご近所のMさんが亡くなった」・・・と連れ合いから連絡が。ご自宅に弔問。安らかなお顔でした。長い闘病生活おつかれさまでした、お世話になりました、と声をかけました。



            ★


      県民福井・・・・・全肝炎患者救済へ福井の会 26日に結成、相談会   2011年5月20日

      集団予防接種や輸血などで感染した県内のB型、C型肝炎患者全員の救済を目指し、「すべての肝炎患者の救済を求める福井の会」が二十六日に結成される。同様の組織は全国各地で設立が進められており、連携して国に対して治療費や補償を求める方針だ。

 「すべての肝炎患者の救済を求める全国センター」が、八月までに四十七都道府県全てでこうした会の結成を推進しており、福井県の会もそれを受けて設けられる。同センターによると、県内のB型、C型の肝炎患者は患者は二万七千人おり、会員は患者やその家族、遺族が対象。

 県内のB型、C型肝炎患者ですでに国に対する訴訟を起こしている人もいるが、そうした人たち以外にも救済の手が差し伸べられるようにと、会ではさまざまな取り組みを進めていく方針だ。

 当日は午後零時半から同三時半まで、福井市手寄一丁目のAOSSA(アオッサ)内の同市地域交流プラザで、センターの関係者が県内のB型とC型肝炎の患者相談会を開催。引き続いて結成の会を開く予定。参加費は資料代として五百円。問い合わせは全国センターの児玉義明事務局長=090(2450)7153=へ。・・・・・・・




      わたしも、肝臓病患者と家族の会である福井県肝友会の役員さんと懇談したことがあります。
肝炎対策基本法の全面的実行や、肝炎訴訟での抜本救済めざす取り組みはこれからです。
政治の責任での解決が求められますね。

津波被害の視察、新地町では津波被害をうけたお宅でボランティアに取り組みました

2011年05月20日 | Weblog
昨日は、ひきつづき福島県での調査とボランティア活動をおこないました。南相馬市の津波被害では、見渡す限り家屋などすべてが失われた光景に絶句。防潮堤も無残に壊れています。集められたがれきや、破壊された車には、白い旗があげられていたり、○印がつけられています。

新地町でのボランティア活動では、地元の井上町会議員の案内で集まってきた福島県や鹿児島県、香川県などのみなさんとともに、津波被害をうけたお宅での清掃活動にとりくみました。

3月11日当日、地震でみなが家をとびだし、しばらくしたら津波がはいってきたといいます。奥さんはあわてて、家の二階に避難して無事、身体の不自由なご主人は当日はデイサービスの施設利用に出かけていて無事、だったそうです。飼い猫は庭の木の上の逃げて無事だったとか。
津波で流された人に、奥さんが「そこの木蓮の木につかまれ!」と叫んで、その方が助かった、という生々しいお話もお聞きしました。

その地区では8集落あるそうですが、4集落が壊滅。1階が津波につかったものの、亡くなられた方もなく、工務店が復旧作業をはじめているこのお宅は、まだ「幸せな」方なのかもしれません。

作業のなかでは流されてきた建物破片や、CDや写真、魚屋さんや工務店のものとみられる注文台帳など津波でぼろぼろになった仕事の生々しい資料なども散乱しています。
わたしは、運搬機械を運転して集積場にはこぶ作業などをおこないました。

みなさん、お疲れ様でした。



広大な地域での、巨大な被害。さらなる大きな全国的な支援が求められていることを痛感した、また危険な原発政策の転換を実現しなくてはならないことを痛感した活動でした。

福井からの救援物資を福島県に届けました。原発事故で苦しむ南相馬市や飯舘村も視察しました。

2011年05月19日 | Weblog
    昨日は朝、福島県相馬市にはいりました。
津波被害の視察を宇野南越地区委員長らとおこないましたが・・・本当に津波の威力の凄まじさに息をのみます。

地元の漁協の女性のみなさんが「後片付け」をおこなっています。声をかけると、「遠くからありがとうございます。原発はもう要りません」と強く話されました。

洋服店のおばあちゃんは、仮店舗をたてて営業を開始。「となりは3人、そのむこうは1人が死んだ。津波に油断があった」と話されました。

被災地では、相双民主商工会会長の紺野重秋さんともお会いしました。自動車関係だそうですが、ご自分も原発から20キロ圏内で営業できなくなった、と。本当に胸がいたみます。

地元の元議員の方も、「この辺では津波てんでんこ、という言葉はなかった。チリ地震の時もこの辺はなんともなかった」と。あらためて、防災対策の難しさも痛感させられました。



     受け入れしていただいた、地元でスーパーを営む中島孝さんや、地元の女性のみなさんと福井から届けた支援物資を仕分け場所となっているお宅に搬入。女性の皆さんがつぎつぎ集まってきててきぱきと作業をされます。


  南相馬市や飯舘村も視察。飯舘村は風光明媚なすばらしいところです。しかし、放射線が高い、ということで計画的避難が指示され、その準備で大変な状況です。村から離れなくてはならない・・・・。田んぼも放置されたまま。農作業をする人も、外で遊ぶ子どももみかけません。かつて写真で見たチェルノブイリちかくの村のことを思い出しました。村役場の方に状況をお聞きし、村内をみてまわります。「言葉もありません。仕事も減り大変です」「戻ってこれるのでしょうか」「もう家族で移るしかないだろう」・・・村のみなさんの置かれた苦境に、こちらもお見舞いの言葉を言うのがやっとでした。


   夜は、原発から22キロの南相馬市の共産党の支援センターで宿泊。こくた衆議院議員秘書の木戸さんが出迎えてくれました。原発増設反対に取り組む鹿児島県の井上勝博・薩摩川内市議らといっしょです。この周辺も住民の半分以上がまちをでていかれた、とお聞きしました。 

  広大な被災地。地震、津波、原発災害に苦しむ方々。さらなる国や、国民の支援が本当に必要だと実感しました。

  

小浜水産高校の雲龍丸を視察。救援物資とともに福島県へ。

2011年05月18日 | Weblog
       昨日は、小浜水産高校の雲龍丸を越前港に視察しました。
山森校長や船長、乗員のみなさんからマグロの冷凍室、操舵室、機関室、生徒の状況などいろいろ説明をうけました。
当初、議員になった時、なぜ何千万円も収入があるのか質問したことを思い出します。実際に乗船するのははじめてです。
嶺北地域での乗船体験は初めての企画とのことです。

「県民のみなさんの船ですから、おおいに乗っていただき、船のことを知っていただきたい」と職員の方が話されていましたが、その通りだと思いますね。
校長先生の話では、最近では福井県立大学とも連携しているとのことで、小浜市にある同大学との連携もさらにすすめていったらいいでしょう。

     高校再編問題では、「小浜水産を残してほしい!」との強烈な、たくさんの声が寄せられた、とお聞きしています。
日本と福井の水産の未来のためにもがんばっていただきたいと思います。

乗船体験では、自民党の島田県議や県民の方々約60名のみなさんとともに越前海岸沖のクルーズも。なかなかの船ですねー。
船の機関室というところにも初めて入りました。発電機は2機あって通常は1機で対応しているそうです。
「ブラックアウトすれば船のすべての電源がなくなります」と説明。責任と誇りを感じとれました。

説明いただいた校長先生、船長はじめみなさん、ありがとうございました。


    
     夕方は、事務所にもどり選挙戦の総括打ち合わせと食事会。

     
     その後、慌しく準備し、福島県へ救援物資とともに、調査、ボランティアに向かいました。南越地区の宇野地区委員長らといっしょです。

いま、相馬に到着したところです。では。

原水爆禁止国民平和大行進・世界大会福井県実行委員会の要請行動、小沢昭一のこころ。

2011年05月17日 | Weblog
       昨日は、原水爆禁止国民平和大行進・世界大会福井県実行委員会の斉藤事務局長、新日本婦人の会のみなさんが県庁と県議会に協力要請に訪れ、同行しました。

斉藤事務局長らは、
・広報などで平和大行進や世界大会をPRしてください
・成功を支える募金にご協力ください
・「核兵器全面禁止のアピール」署名に賛同署名を
・「原爆と人間展」開催のための会場提供を、などを要請しました。


      国際マーケット戦略課の岡村課長、県議会事務局の日野岡次長に応対していただきました。
ちょうど、県庁・県議会では知事選後の異動が発表され慌ただしい時と重なりましたが、ていねいに応対していただきました。
ありがとうございました。


      いま、福島原発事故であらためて核エネルギーの使い方を誤ると大変な被害を及ぼすことがまざまざとしめされています。誤った使い方の最たるものが核兵器です。
核兵器使用は人類の幸福と繁栄の対極にあります。

すべての国の政府が、すみやかに核兵器禁止条約の交渉を開始するよう、大きな世論と運動を盛り上げていきましょう。



                ★



       読売新聞・・・・・TBSラジオ「小沢昭一的こころ」1万回  庶民の視点で軽妙な語り


        82歳となっても、張りのある口調で軽妙に語る小沢昭一 俳優の小沢昭一が世の中の様々な事柄を庶民の視点で軽妙に語るTBSラジオの帯番組「小沢昭一の小沢昭一的こころ」が13日、放送1万回を迎える。

 今週のテーマは「ひとり万葉集 一万回について…考える」だが、過去の番組を振り返る内容ではなく、様々な「万」に関して、いつもと変わらない“小沢節”を披露している。

 月~金曜の週5回放送で1回が約9分間の録音番組。「○○について…考える」と題する週替わりテーマに沿って、小沢が架空の中年男性「宮坂さん」を演じながら、現代社会を風刺したり、人情話や昭和の思い出などを披露したりする。基本的な構成や山本直純作曲のおはやしは、1973年1月8日の番組開始から変わらず、現在もTBSラジオをはじめ全国28局で放送されている。

 人気長寿番組について小沢は「何か能書きを言おうというものではなく、一口で言えばお笑い番組。人様に笑われないような人間になりなさいというのが普通だけど、その逆をいっています」と笑う。

 放送1万回の“偉業”にも、「長く続けようなんて思ったことは一度もないですからね」とひょうひょうとした様子だが、「20年を過ぎた頃から、俺に合っている番組なのかなと考えるようになった」とも話す。


1983年には、幼少期を過ごした東京・蒲田について語った「元祖蒲田行進曲」を口演。日本民間放送連盟賞を受賞したあ 週替わりのテーマはニュースにちなんだものが多い。開始当初から番組に携わる同局の坂本正勝プロデューサーは「テーマは『今が聞こえる』ものを意識して選んでいる」と説明する。幅広い分野に対応するため、7人の放送作家が時事、演芸などそれぞれの得意分野ごとに台本を担当する。綿密な構成が求められる録音番組ならではだ。

 主に文学関係の台本を担当する作家の三田完は「台本の通りに読んでも、小沢さんの口調で全然違ったものになる。崩して面白くするところがすごい」と話す。

 自身の語りについては「出たとこ勝負」と言う小沢だが、収録日の1週間前に渡される台本はいつも書き込みで埋め尽くされる。「すし屋さんと同じで、ネタを仕込んで店で並べるまでは本当に力を込める。お客さんが入ってからは、バカ話をしながら握っていく」と語る。場面によってはスタジオを舞台のように動き回り、老若男女を演じ分ける小沢の話芸は、周到な準備によるところが大きい。

 独特の張りのある語り口は、82歳となっても健在。「年のわりにはちょっと元気過ぎる。理想は噺(はなし)家の林家彦六さんみたいに、伸び伸びと、ゆっくりと話したい。けど、何となく続いちゃっているから。同じようにやらないといけないかなと思っているんですよ」と胸の内を明かす。

 絶えず聴取者を楽しませようという「こころ」が1万回達成につながったのだろう。・・・・・・・




  
        運転中にラジオから流れてくるとおもわず聞き入ってしまいますなあ。
まいど、運転中に聞けるわけでもないのでCDまで買ってしまいました。
小沢さんは、歌のCDや民俗芸能のCDなどもだされています。
一度だけ、生の小沢さんを「やなぎ句会」で拝見したことがあります。

「同じ顔ぶれ 同じ場所」。
いつまでもお元気で、至高の話芸で国民を楽しませていただきたいもんですねえ。