ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

信州おらが蕎麦・天満店~2022.09.11

2022-09-11 16:16:16 | うどん・蕎麦・そうめん

信州おらが蕎麦・天満店~2022.09.11

“おろしそば”

落語会をはしごして終わったのが、三時半。うどんと蕎麦を求めて、天神橋筋を1丁目から北へ北へ、しかしめぼしいお店はすべてお昼の休憩中。天満駅から関空快速に乗りたいので、あきらめて天満駅近くの“信州おらが蕎麦”さんへ、肉そばは甘辛とあるので遠慮して、無難に“おろしそば”を。正直言って、うどんはなんとかごまかしが効きますが、蕎麦はそうはいかず、蕎麦自体が美味しくなかったら、特に冷やの蕎麦はてきめん。
と言いながら、うどん喰いの私には、この蕎麦が美味しいのか不味いのか、はっきりわからんのでおます。

蕎麦を食べる時はそれなりのお店を選ばないとあきませんな。
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ぶんろこう・Vol.2~桂文鹿・笑福亭呂好二人会

2022-09-11 15:15:15 | 笑福亭呂好

ぶんろこう・Vol.2~桂文鹿・笑福亭呂好二人会

今日は、ダブルヘッダーで第二試合は、文鹿さんと呂好さんの二人会。
ちょっと芸風の違うお二人が、古典と新作を一席ずつ、でも一番の楽しみはお二人のトークでおますな
一、笑福亭呂好・・・「おかん」
オレオレ詐欺でかかってきた電話に出るお年寄り、人生のベテランはすべてお見通し。でも、詐欺師の言葉って巧みですよね、少し視点を変えて頑張ればまともな商売でも成功するのに・・・まあ、世の中には真っ黒ではなくてもグレーっぽい職業沢山ありますな

二、桂文鹿・・・・・「さわやかデッドボール」
野球ネタ、引退試合でのマウンド。最後にひと花咲かせようと、そして投げた球は・・。人生の引き際って、難しいですよね。「立つ鳥、跡を汚さず」とは、そういう人間の心理を踏まえての教訓ですな。

三、笑福亭呂好・・・「盆唄」
呂好さんの「盆唄」も、聞く度ごとにどんどんしっとりしてきて良い噺ですな。
最近の「もう半分」「箒屋娘」「だんじり狸」などの笑い控えめの噺、よろしおますな、でも一番心に残っているのは「まめだ」なんでおます、いつか、演ってみたいもんです。

中入り
四、桂文鹿・・・・・「後家馬子」
初めて聴く噺「後家馬子」。年寄りの恋心、解かっているようで年寄りの頑固さと相まって、一度燃え上がると、枯れ木は燃えやすいのたとえで困ったもんですな。まあ、人生百年時代、年寄りの冷や水にならぬよう気を付けて暮らさんとあきまへんな・・・。

五、文鹿&呂好・・・「対談」
最後は、お二人の対談。秀逸。と言っても、呂好さんのお父さんの奇天烈ぶりにビックリ。人生山あり、谷あり。人生の振幅の大きい人ほど、エピソードも失礼ながらやはり面白いですな。今後「おーい坂下」「おーい坂上」のお二人での新シリーズ始まるのか、こうご期待でおますな。

ぶんろこう・Vol.2~桂文鹿・笑福亭呂好二人会
2022年9月11日(日)午後1:00開演
ツギハギ荘

一、笑福亭呂好・・・「おかん」
二、桂文鹿・・・・・「さわやかデッドボール」
三、笑福亭呂好・・・「盆唄」
中入り
四、桂文鹿・・・・・「後家馬子」
五、文鹿&呂好・・・「対談」

②、ツギハギ荘
③、文鹿さんと呂好さんのコアなお客様
この限定30名の中で約6割の方が繁昌亭の特濃6と掛け持ち。
④、文鹿さんと呂好さんの対談
これも、特濃でしたな。すごいぞオカン、いやオトン。
⑤、ええ、演目でおます。
コメント (2)
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朝から特濃6・落語会~2022.09.11

2022-09-11 09:09:09 | 天満天神繁昌亭
朝から特濃6・落語会~2022.09.11

今朝は、朝から濃い落語会。ハルカス寄席で活躍の今上方で最高に油が乗り切った六人が集結、それも朝の早よかでおます。眠気まなこがぶっ飛ぶのか、朝からさらにエヅクのかそれはわかりませんが・・・、朝からの刺激は、楽しみでおます。

一、桂かい枝・・・「丑三つタクシー」
開演になると、館内の電気が薄暗くなって幕が上がると、座布団の上にだけのスポットに照らされたかい枝さんが無表情まま登場。
マクラもなしに、怪談ばなし得意の「丑三つタクシー」へ。いろんな演出されて、なにが始まるのかワクワクしますな。
英語落語を含めて、チャレンジ精神旺盛な、かい枝さんでおますな。

二、露の紫・・・・「あいかぎの変」(くまざわあかね作)
次は女ばかりの露の一門の紹介から、お母さんに渡した合鍵で揉める「あいかぎの変」。二年前に聞いたことがあるが、嫁さんの勢いパワーアップ、噺はこなれてどんどんバージョンアップされていくんですな。
こんな他流試合のような落語会、演目に何を持ってくるというだけで興味深々ですな。

三、笑福亭喬介・・「皿屋敷」
わたしも新作と思いながらも、ようしませんので、普通の落語を。幽霊つながりで、噺がついているような気もするんですが「皿屋敷」を。
人気者になってからのお菊さんは、喬介さんの独断場。明るい、明るい、喬介さんの落語、やっぱり楽しおますな。

四、ナオユキ・・・「スタンダップ・コメディ」
今日は、いつものショートバージョンの連発ではなく、少し長めのの話をゆったりとつないでの20分の高座。でもお客の反応を見ながら試しながら、話を組み立てていかれるのは凄い。一度BARでお酒を飲みながらの40分の長講を聴いたことがありますが、どんなに伸びても自由自在、そして笑いの質が薄まらないのは、さすがナオユキさんでおます。
でも、何度も聞いていますが、まず同じネタに合うことが無いのはすごおますな。

五、桂雀太・・・・「商売根問い」
コロナ禍で一か月、家で療養された雀太さん、その時の様子をマクラに。病気になっての教訓は、何事も健康が一番、元気がないと笑いも湧いてきませんと。落語は雀の取り方、鶯の取り方、そして鷺かとおもいきや、がたろで、「商売根問い」へ。でも、病み上がりなのかいつもの雀太さんの狂気の部分は少し控えめでしたな。健康が一番、完全回復、楽しみにお待ちしております。

六、桂文鹿・・・・「こぶ弁慶」
さて、最後は文鹿さん。何をされるのか思っていると「こぶ弁慶」。調べると10年前にも文鹿さんの「こぶ弁慶」、聴いてるんですな。「鍬潟」とか「淀川」とか「お文さん」など、文鹿さんのちょいとひねった噺、好きでおます。
文鹿さんの創作も良いのですが、文鹿さん、古典では癖のある噺どんどんお聞かせください、楽しみにしておりまっせ。


この特濃6、是非第二弾、第三弾とつなげてほしいですな。
こぶ弁慶」。調べると


朝から特濃6・落語会
2022年9月11日(日)午前10:00開演
天満天神繁昌亭

一、桂かい枝・・・「丑三つタクシー」
二、露の紫・・・・「あいかぎの変」(くまざわあかね作)
三、笑福亭喬介・・「皿屋敷」
中入り
四、ナオユキ・・・「スタンダップ・コメディ」
五、桂雀太・・・・「商売根問い」
六、桂文鹿・・・・「こぶ弁慶」
     三味線・佐々木千華 お茶子・笑福亭喬明

①、朝から満席の、繁昌亭。

②、繁昌亭、もう今年で16年でっせ。

③、新しい提灯にはお名前はなし。

④、ほんま、特濃の6名さんです。

⑤、特濃6・・今乗ってる6名さんでおます。


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決定版 上方芸能列伝~澤田隆治

2022-09-11 06:06:06 | 本の少し
☆☆☆☆ 

上方の芸能史を名プロデューサーの澤田隆治さんが愛情に満ちた視点で綴る。
芸人さんって辛いですよね、どなたも壮烈な生きざま、公私の区別もなく常に世間の目にさらされている。人気商売と言いながら、そこには一歩間違うと錯覚する落とし穴が常に横にある。

エンタツ・アチャコ、ダイマル・ラケット、ミヤコ蝶々・南都雄二、都家文雄、高田浩吉、暁伸・ミスハワイ、ルーキー新一、林正之助、正司敏江・玲児、曾我廼家五郎八、やすし・きよし、が登場しますが、いまご存命なのは西川きよしさんだけ、なんともさみしい限りですが、この昭和の大阪の芸人さんの生の舞台を見れたのは幸せでしたな。

日本中を笑いでつつんだ“笑売人”を通してみる上方芸能の真髄、70歳以上の方が読めば懐かしさが沸いてきますで。


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