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解っているようで、知らないことも多い隣国の韓国。50代から始めたハングルは著者にとっては、超魅力ある言葉。
ただ、この本が発刊されたのは、今から35年前。それからは韓流ブームとかで政治的にはべつに文化的には随分近くなったようです。妻も娘も私を置いてなんども韓国へ旅行してますし、仕事では何度も行ってますが文化的には一番遅れているのは私かも。
例えば、大陸から伝わってきた陶器の文化ですが、肝心の韓国はふだん使いはステンレスの食器ばかり、なぜかと思えば戦乱で逃げまどうことが多く、運びやすく割れにくいと。陶器の食器を使えるというのは平和の証拠だと。
北朝鮮を疎ましく感じていますが、韓国にとっては同胞といえども背中合わせで暮らしているし、軍隊、徴兵制があるんですよね。
知っているようで、知らないことが多すぎる隣国。一度、韓国の田舎へゆっくり旅行でもしたくなりましたな・・・。